「今日は休みだから朝ゆっくり寝ていよう」
「昨日は夜遅くまで起きていたから朝も遅くまで寝ていたい」
こんなことを考えながら起床時間を変えていませんか?
こういった行動は睡眠の質が悪くなってしまうんですよ。
たとえば、今週は仕事で疲れたから土日は寝溜めをしたいと昼近くまで寝ていたりする人って多いですよね。
こんな時って夜になってもなかなか寝付けず睡眠の質が悪くなるのでかえって翌朝目覚めが悪くなることが多いんですよ。
なので、起床時間は出勤日でも休日でも同じ時間に起きることが質の良い睡眠をとるための重要なポイントになるのです。
朝光を浴びて1日をスタートさせることこそ体のだるさが改善
人は起きた時に体内時計がリセットされてセロトニンが分泌され1日がスタートします。
リセットさせるには朝日を浴びることが重要で、何かしらの方法で朝日を浴びることです。
たとえば朝日のあたる場所で朝食を摂ったり、それば無理なら10分程度でも散歩したり、あるいは朝日を浴びながら歯磨きしたりなど、何でもいいのでとにかく朝日だけは浴びるようにしましょう。
光目覚ましinti(インティ)という光で起こしてくれる目覚ましがあって朝起きるのが気持ちよくなると人気ですよ。
朝日を浴びて体内時計がリセットされると、14~16時間後にはメラトニンが分泌されて眠気が現れるようになります。
起床時間が6時なら、20時~22時に眠くなり、起床時間が7時なら、21時~23時に眠くなります
朝遅いと夜遅くまで起きていられるのは、メラトニンとセロトニンの分泌が大きく関わっているのです。
なので土日に寝溜めをしても体のだるさや疲れが取れないのはこのためです。
せっかく休日で英気を養って月曜日からバリバリと働こうとしてもこれでは難しいですよね。
したがって、平日でも休日でも起床時間は同じにした方が返って体のだるさや疲れは解消できるようになるのです。
平日仕事で身体や頭を使う分休日はゆっくりと読書をするなりテレビを見るなりして休ませてあげた方が良いのです。
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早めに寝て、不足分を昼寝でもOK
それでもやっぱり休日は多めに睡眠時間を摂りたいと言う方は、早めに寝るとか、それが無理なら昼寝で不足分を補うことでもOKです。
あるいは、翌朝に自分へのご褒美を用意すると良いです。
たとえば「俺ってよくやっているよなあ」と自分を褒めて大好きな食べ物を用意したり、ネクタイを新しいものにつるとか、とにかく何でもいいのです。
とにかく起床時間は同じにすることが生活のリズムを整えて、質の良い睡眠にすることができるるようになるのです。
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起きた後にも生活リズムを付ける
起床時間を統一させたら、今度は起きた後のリズムも重要なポイントです。
それは一定のリズムを付けることです。
リズムと言っても音楽に合わせて踊るんではないですよ(*^_^*)
生活のリズムを付けるのです。
たとえば、
〇起きたらすぐに着替えてカーテンを開ける
〇布団を畳んで押し入れにしまう
〇ベッドや掛け布団のシーツを整える
こういった作業を日課にすれば立派な生活のリズムになり、見た目も気持ちが良くなると言うのものです。
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朝食後は体調をチェック
一通り作業が済んだら、先にも書きましたが理想的なのは朝日を浴びて朝食を食べることです。
このとき急いで食べてはいけませんよ。
時間が無いからと言って無理やり詰め込んでしまうのは消化にも悪いので、かえって体調不良の原因にもなったりします。
そして30分後に歯磨きをするのが理想です。
食べた直後に歯を磨くことは虫歯予防の観点からあまりお勧めできません。
なぜなら食後は虫歯菌を退治してくれる「唾液」が大量に分泌されているからです。
次に歯磨きをしながら鏡で自分の顔や舌を見て異常が無いかチェックします。
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自宅を出てもリズムよく
自宅で一通り終えた後は出勤や家事ですね。
出勤や家事はリズミカルに大きめの歩幅で歩くと効果的です。
こうすることでいつもとは違う筋肉を使うことになり基礎代謝もアップします。
あとは仕事や家事をリズムよくテキパキとこなすことで脳内にセロトニンが大量に分泌されて、より一層集中力も高まり、これがほど良い疲れとなるので睡眠の質が良くなるのです。
睡眠の質が良くなれば自然と体のだるさも解消され日中も活動的になれます。
すると、ほど良い疲れが質の良い睡眠を促し、まさに“だるさ・疲れの解消スパイラル”になれますよ。
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