睡眠には食品が影響していることが多いと言います。
他に思い当るところが無いのに眠りが浅かったり、
昼間眠くてしょうがないと言う方は、
一度食品について確認してみてください。
質の良い睡眠がとれる食事は、
糖質、タンパク質、脂質、ミネラル、ビタミンの
「五大栄養素」と「食物繊維」が有効と言われています。
もっとも、
睡眠だけでなく健康面でも同じなんですが・・・
それだけ人間にとって睡眠が
如何に重要であるのかが判りますね。
ここでは質の良い睡眠を得るための
食品についてまとめてみました。
嗜好品はほどほどに
嗜好品とは心身の高揚感などの
味覚や臭覚を楽しむために口にするもので、
食べ物や飲み物では、
お菓子、コーヒー、お茶、お酒など
があります。
寝る前にアルコールを飲んだり、
逆に眠たい時にコーヒーを飲んで目を覚まさせたりと、
嗜好品は睡眠関連に広く利用されていますね。
しかし、
中には睡眠に良くないものがあるのです。
それが甘いお菓子です。
甘いお菓子を寝る前に食べると、
脳が刺激を受けて質の良い睡眠がとれなくなるばかりか、
脳の神経細胞を刺激することで悪夢を見やすくなると言われています。
チョコレートなんかは
砂糖も含まれている上に
カフェインも含まれているので
避けた方が良いでしょう。
また、
よくダイエットでカロリーゼロを謳っているコーラや
人工甘味料などを利用している人も多いと聞きますが、
ある研究によると人の脳はカロリーゼロの甘いもの
を食べているとそれに慣れてしまい、
「甘いものは安全な食べ物」
と無意識に認識してしまうようになってしまうそうです。
つまり
「甘いものを食べても太らない」
と脳が認識すれば、知らないうちに
歯止めが利かなくなるといった危険性
のことを言っているんだそうです。
なので、
「カロリーゼロ商品」に頼るのではなく、
自分の心にブレーキをかけて
甘いものを控えたほうが体に良いということですね。
旬のものを味わう
家族や中に良い友人などで
楽しく食事をするのも良いですが、
季節に応じた旬の食べ物を
積極的に食べる事が大切です。
というのは、
日頃様々な人工的なものに囲まれて暮らしていると、
嗅覚、味覚、視覚が衰えがちになるので、
食事で自然に触れる事で
それらが発達させることが期待できるからです。
また、「最近○○食べてないなあ」と
感じた時は素直に従ってみるのも良いですよ。
そいういう時ってけっこう身体が
欲しがっている食べ物なので、
これがバランスをとる結果になることが多いんだそうです。
なのでその季節で味わえる食べ物を
日頃から意識して生活するように
心がけるのも良いかもしれません。
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よく噛んで食べる
食事は最低三〇回噛むように
食べることが推奨されています。
ダイエットをしている人は特に重要です。
これは脳の満腹中枢が
胃袋が満腹を感じるよりも遅れるので
負担をかけない為に昔から言われていることです。
腹八分目が健康に良いのは、
食べた物を良く噛んで
満腹にさせない為の言い伝えなのです。
糖質は炭水化物で
糖質とビタミンBは
疲労回復に大きな役割を果たし、
人が活動するエネルギー源の
八割を占める大切な栄養素です。
だからと言って
砂糖がたっぷり含まれるお菓子ばかり食べていると、
返って太ってしまったり高脂血症になるなど
副作用の方が怖いですよね。
糖質は何も砂糖だけからしか
摂れないわけではありません。
お米やパンなどの炭水化物が
体内で糖に変化するので
お菓子でとる必要は無いのです。
ダイエットで炭水化物を抜く人がいますが、
体内に必要な糖分が減って疲労の原因になったりします。
なので一日の始まりである朝食には、
お米やパンでしっかりと炭水化物を摂取するようにしましょう。
家庭菜園も有効
自然に触れることはストレスの解消には重要な要素です。
良く森林浴に癒し効果があると言うのはこうした理由があるからです。
森林浴が無理なら家庭菜園でも
ちょっとした自然に触れることが出来るので
ストレスの解消になります。
土の匂いを嗅ぎながら農作物を育てたり、
収穫した農作物を調理することは
簡単に良質な自然に触れることが出来るので心身ともに癒されます。
無農薬でお金もかからないので、
無理のない範囲で楽しんで行うと
精神面だけでなく健康面でも非常に良いことです。
質の良い睡眠をとるために
栄養バランスを考えた農作物を
無農薬で育てることが出来たら一石二鳥ですね。
もちろん、
動物性たんぱく質もお忘れなく。