軽い運動をしているのに眠りが浅い。
睡眠不足でもないのに日中眠い。
睡眠はしっかりとれているのに疲れが残る
満足な睡眠がとれない人は、睡眠の環境に問題があるかもしれません。
ちょっとした問題のある環境で眠れないことって多いんだそうです。
しかしこれも工夫次第で質の良い睡眠がとれるようになるんだそうです。
その方法をまとめてみました。
寝具の色で赤はNG
寝室の壁やベッド、パジャマやカーテンなど、赤いものはNGです。
なぜなら赤は興奮させる作用があるので寝つきが悪くなります。
最も良い色はブルーで、精神状態を安定させて血圧や心拍数を整えてくれ、気持ちが鎮まるとされています。
最近夜に街明かりをブルーにしたら犯罪が激減したとの報告があります。
これは犯罪者の精神状態を少しでも沈ませるために全てブルーライトにしたところ効果があったんだそうです。
部屋の明るさは10ルクス前後
寝室が明るいと目を閉じていても刺激を受けてしまい、脳から「メラトニン」が分泌され難くなってしまいます。
メラトニンは分泌されて眠くなる作用があるので、メラトニンが分泌され難くなるというのはそれだけ寝つきが悪くなってしまうということです。
なので、寝る時には部屋の明るさは基本的には真っ暗にします。
しかし、中には真っ暗にするとかえって寝れなくなる人もいるといいます。
そんな人は暗闇にでも歩ける程度の明りで寝ると良いでしょう。
10ルクス前後の明るさが良いそうです。
オススメは「間接照明」
間接照明とは直接光を当てるのではなく、目線より低い位置に設置した光源が壁や和紙などを通した光で、柔らかく照らしてくれるので癒し効果が期待できます。
敷布団は適度な硬さがベスト
敷布団は硬過ぎても柔らかすぎても睡眠の質を落とします。
それだけでなく腰を痛めたり肩コリの原因にもなったりします。
長年使用してきて自分に合った硬さがベストですが、もし寝つきが悪かったり身体のどこかに歪が出てくるようなら敷布団の硬さを疑ってみてください。
基本的に敷布団の理想的な硬さは背中の上部あたりが柔らかめで、腰のあたりが硬めのものが良いようです。
これもその人の体型や体質にもよります。
通販で様々な素材でできたシートが売られているので、いろいろと試してみた方が良いでしょう。
忘れてはいけないのが日頃のメンテナンスです。
特に夏はダニが湧きやすいので天日干しはマメに行いましょう。
恥ずかしい話ですが、私は3年ほど前に3か月敷布団のメンテナンスをサボったら体中をダニに食われて痒くなり、所々赤くなってしまったことがあります。
そういったことが無いように1週間に一度くらいは天気のいい日に天日干しをすることをお勧めします。
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枕の高さ
枕の高さは朝すっきり目覚める方法でも書いていますが、基本的には、枕に頭を載せた時に立っている状態の背骨のカーブになっていることが良いようです。
付け加えるなら、仰向けになった状態で両手を胸の前で交差させ、膝を90度に立てた状態でどこかに力を入れなくても簡単に左右に転がることができる状態が理想とされています。
また枕の感触も大きく影響するようです。
枕もネット通販でいろんな材質の枕が売られていすので自分に合った枕を相談の上に購入すると良いでしょう。
枕元に物を置かない
睡眠は寝つく前の精神状態に大きく左右されます。
寝ている時に頭に倒れてくるかもしれないと無意識に警戒することもあるそうです。
これではリラックスできませんから質の良い睡眠は出来ませんよね。
また電磁波も睡眠の妨げになりますから電磁波を出す家電製品(蛍光灯照明、パソコンなど)は枕元に置くのはやめましょう。
シーツや毛布などは天然素材がベスト
人は寝ている時に一晩でコップ一杯の水分を汗として排出すると言われています。
なので汗の吸収率が良い天然素材100%のものが良いでしょう。
化学繊維は吸収力に劣るので夏場には背中が気持ち悪くなって寝苦しくなります。
もちろん大量の汗をかいたらこまめに選択して気持ちのいい状態にしておくことが重要です。
着心地の良いパジャマ
寝巻は、綿でも麻でも好みでかまいません。
これもシーツと同様天然素材100パーセントのものがおすすめです。
パジャマに着替えるということで寝るより「これから寝るぞ」というスイッチ効果もあるそうです。
麻は洗濯を重ねるたびにどんどん肌に馴染んでくる素材なので、“布を育てる”という楽しさもあります。
高価ですが、着心地を一番重視するなら断然、絹100%がおすすめです。
汗を吸ったら蒸発させる働きもあるので、冬もあたたかく夏は快適に過ごせます。