体がだるい時は目覚めで判断
朝すっきり目覚める方法
で目覚めをすっきりさせる方法をいろいろと書きましたが、ここではストレッチやツボの刺激をご紹介します。
ストレッチやツボの刺激は何も筋肉を労わるだけではありませんよ。
ストレッチやツボの刺激で自律神経を整えて、交感神経から副交感神経との切り替えがスムーズに行われるようになるんです♪
寝る前に行うストレッチ
寝る前には激しい動きは禁物です。ましてや筋トレなんかはもってのほか。
静かにゆっくりと無理のないストレッチでなければ効果はありません。
だからやることは簡単で、ただ肩や腕、手首、足首をぐるぐると回したり、筋を伸ばすだけというのが基本です。
まずは天井に向かってカラダをグーっと伸ばすストレッチをします。
ベッドに入ったら長座体前屈をしたり、あぐらをかいて股関節をのばしたりします。
あくまでぐっすり眠るためのストレッチですので、気持ちが良いなあと感じるまで伸ばし、そこで数秒間キープします。
くどいようですが、無理なくゆっくりと静かに行うことです。
注意することは、呼吸をしながら行うことです。
特に筋を伸ばしている時は息を吐きながら行います。
呼吸を止めると腰を痛める可能性があるからです。
また呼吸は深く行ってください。
よりリラックス効果が得られます。
一通り終わったらそのまま寝てもOKです。
風邪を惹かないようにきちんと布団をかけて寝てくださいね。
また部屋の明かりはストレッチをするときと寝るときと同じにすると効果的です。
起きたときのストレッチ
朝パッと起きて素早く動ける人は問題ありませんが、それが無理ならまずは目が覚めたら、足の指を動かしてみましょう。
手の指でも良いので、とにかくどこかを動かしてみましょう。
また「今から起きるよ~」とか「お腹すいた~」など、何でもいいので声を出して見ることです。
このように、体を動かしたり声を出すことで血流が促されて目が覚めてきます。
気合いを入れて一気に起きてみましょう。
起きてから着替えたり顔を洗ったり、何でも良いので習慣付けておけば割と行動に移すことができます。
冬の寒い朝に起きづらい時があると思いますが、そんな時は布団の中でしばらく体を動かすと目が覚めて起きやすくなります。
まずは、仰向けになり両手を広げて両足を曲げる、“体育座り”の足の状態にして、片方の足を内側に倒しましょう。
このとき上半身は足を倒した方の逆側にひねります。
そうすると横腹が伸びていることを感じるはずです。
反対側も行います。
これを交互に10回ほど行います。終わったら必ず起きてくださいね。2度寝は厳禁ですよ。
スポンサーリンク
目が覚めるツボを押して刺激を与える
ストレッチを覚えたら次は目を覚ますツボの刺激です。
ツボと言えば内臓を活発にしたり、血流を良くしたりする作用が良く知られていますが、その中で目が覚めるツボがあるのをご存知ですか?
実際にツボを針で刺激してもらうと本当にだるさが解消されたんです。
これは東洋医学的な考えだそうですが、人が本来持ち合わせている「気」を上手く利用することにより、自ら様々な臓器を活性化させることができるんだそうです。
ここでは針ではないですがツボを押さえるだけで効果があると言われる場所をご紹介します。
百会(ひゃくえ)
頭のてっぺんにあるツボで、ここを刺激すると血流が良くなることで知られています。血流が良くなるので育毛効果もあると言われている非常に重要な場所でもあるそうです。
押し方は、両耳の穴を結んだラインと眉間の中心から後頭部に向けたラインが交わる点を1日に数回指の腹で軽く押さえる程度にして、そのまま押さえたままにしてゆっくりと離します。
これを15~20回程度繰り返します。
中衝(ちゅうしょう)
中指の爪の生え際で人差し指側の角付近にあります。
押し方は、反対側の親指と人差し指で包み込むように押します。ポイントは押す時に大きく深呼吸をすることです。
反対側のツボでも効果があるので、交互に行うことで即効性があり、イライラを改善させる効果もあるそうです。
労宮(ろうきゅう)
手のひらの中央あたりにあるツボで、上半身の血行が良くなり、眠気覚ましだけでなく肩こり解消にもなるそうです。
押し方は、こぶしを握った時の中指と薬指の中央あたりを先の細いもの(ボールペンのキャップみたいなもの)で強めに押すと効果的だそうです。
合谷(ごうこく)
人差し指と親指の骨が交わる位置から人差し指寄りにあります。
押し方は、触っているとくぼんだ部分があるのが判りますが、そこを親指で押しているとジーンとしてくるのが判ります。
これで血行が良くなり眠気を抑えると言われています。
足臨泣(あしりんきゅう)
足の親指と小指のの間から足首側に向けて指2本分の凹んだ所にあるツボです。
押し方は、労宮と同じく先の細いもので強めに押すと効果的だそうです。
他にも目が覚めるツボはたくさんありますが、人によって合う合わないがあるので、いくつか試してみて自分に合ったツボを見つけることが最も効果的だそうです。