ここのところ寝不足ぎみだったり、寝過ぎたりして何となく眠いことってありますよね。

そんな時って体がだるかったりして物事に集中できないこともあるのではないでしょうか。

睡眠時間は人それぞれでかなりの幅がありますが8時間寝ないと体がだるくなる人もいれば、仕事が忙しくて気が付いたら3時間しか睡眠時間が取れなくても平気な人もいますよね。

仕事や家事、勉強などでコンディションのことを考えれば適した睡眠時間があるはずなんですが、一般的に言われているのが7時間ですよね。

睡眠時間

それは、人が生活していくうえでもっとも適した睡眠時間というのが7時間と言われているのです。

また、理想的なのは午後10時~午前2時までの時間帯に熟睡していることです。

というのは、午後10時~午前2時までの4時間に成長ホルモンが多く分泌されるからです。

 

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成長ホルモンが不足するとだるくなる?

シンデレラタイム人間が成長していくうえで重要な物質、それが成長ホルモンです。

どこの家庭でも子供に早く寝るようにしつけをしますが、育ち盛りの子供たちがどれだけ成長ホルモンを分泌できるかにかかっているからです。

また夜中の24時から02時までの2時間は“シンデレラタイム”と言われ美容に良いとされるホルモンが分泌されることでも知られています。

なので美容と健康の両方を求めるのなら22時~02時までに床についていることが重要な習慣といえます。

睡眠時間が短過ぎると日中眠くなるばかりか、集中力も低下して家事や仕事に何らかの悪影響も与え、生活習慣病やうつ病などの精神疾患にかかってしまう可能性が高くなるそうです。

日頃の生活習慣において最も悪い習慣というのが遅寝・遅起きです。

遅寝・遅起きが習慣になってしまうと就寝時間も理想的な時間帯にすることが出来なくなるばかりか食習慣にも悪影響を与え、総合的に見ても健康に良くありません。

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就寝前のスマホやパソコンは睡眠の質を下げる

寝る前のスマホやパソコン
現代は昔と違って情報収集も多様になりテレビやラジオよりもスマホやパソコンなどのネットが中心になりつつあります。

特に友人との連絡でもスマホやパソコンが中心になってきたこともあり夜遅くまでスマホやパソコンが手放せません。

こうなると就寝直前までスマホやパソコンを眺めていることが多くなり、これが睡眠の質を下げてしまうといいます。

というのは、寝る前にパソコンやスマホの画面を眺めることは、交感神経を活性化させて、服毛感神経が活性化出来ません。

これは睡眠導入には非常に良くないことで、寝る前の1~2時間は読書などをして睡眠の準備をすることが必要です。

このような習慣は学生に多く、長年染み付いた習慣はそう簡単には修正することが出来ないために社会人になって苦労する人も多いんだとか。

若気の至りでちょっとの失敗で終わればいいですが、あまり睡眠を甘く見ると年齢を重ねるごとに少しずつ支障をきたすことが出てくるので注意が必要です。

私の知り合いで仕事が忙しいために、この20年間は毎日3時間ほどしか寝ていないそうですが、風邪を惹き易かったり、メタボな体型になったりとどう見ても健康的には見えません。

ただ、移動時間に仮眠をとったり自分なりにコントロール出来ているのかもしれませんが、いずれにしても普通の人が出来ることでは無いような気がします。

私にはとても無理ですね(*^。^*)

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長すぎる睡眠時間も逆効果

十分な睡眠時間をとっているのに体がだるかったり疲れが取れないという人は睡眠の質に問題がある場合が多いです。

その最も多い事例というのが睡眠時無呼吸症候群で、寝ている間に呼吸が止まってしまい眠りが浅くなってしまうことです。

また、運動不足で体が疲れていなかったりすると眠りが浅くなることで長い睡眠時間を必要と感じてしまうことがあります。

性格が神経質で仕事や家事でストレスが溜まり眠りが浅くなることでどうしても睡眠時間が長くなってしまうこともあります。

こうなると夜中に目が覚めることも多くなり、二度寝ということをしてしまい結果として睡眠時間が長くなることがあります。

つまり体がだるい原因で考えられるものでも書いてあるとおり、まずは睡眠の質が悪くなる原因を突き止めることが最優先です。

人間の睡眠には一定のリズムがあり、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を90分の間隔で繰り返しています。

このリズムが一定の回数が過ぎるとしだいに眠りが浅くなってきて、朝目覚めるといった習慣がついています。

ちなみにレム睡眠は脳が働いている時間、ノンレム睡眠は脳が休んでいる時間とされています。

質の良い睡眠とは、レム睡眠で肉体の疲労が取れ、ノンレム睡眠で脳が休むことができるようになることです。

日中にもっとも快適に過ごせた日の睡眠が最適

快適な寝起き

7時間の睡眠が最適とはいえ、これは研究機関が算出した数字で、あくまで統計によるものです。

なので、最適なのはそれぞれ自分に適した睡眠時間ということになるはずです。

日頃から就寝時間や起床時間を意識しておき、その日どのように過ごせたのかを記録しておくと自分にどのくらいの睡眠時間が適しているのか判るかもしれません。

つまり、その日の疲れ具合で睡眠時間を無理に調節しようとせず、ある意味目覚めた時点で睡眠時間が決まるなど、自分の体に任せてしまうことです。

睡眠時間が短いと感じた時点で何となく気持ちが沈んでしまわないように前向きにとらえたほうが良いということです。

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