冬は元気だけど夏になると体がだるくなる人が多いです。
理屈から考えれば夏になれば気温が高くなるので活動的になるような気がしますが、現実ではそうもいかないようで・・・
定期健診でもこれといって悪いところもないし、だるさ以外は悪いところは無いのにです。
実は私が夏になると体がだるくなっていたんです~
それもビールを飲んだ直後に・・・
せっかく夏の暑い日に美味しいビールが飲めるのに、これではビールは我慢せざるを得ないです((+_+))
これは何とかしないとと思い調べてみました。
すると、してはいけない行動が自分にぴったり当てはまっていたのです(^^ゞ
夏に体がだるくなる原因には大きく分けて3つあります。
それが塩分不足、肝機能の低下、冷えです。
発汗による塩分不足
夏になると健康な人なら汗をかきますが、汗をかいたら補給しなければならないものがあるんです。
それが塩分です。
塩分は塩化ナトリウムが主成分ですが、ナトリウムは代表的なミネラルなんです。
ナトリウムが不足すると血液が不足するので酸素が不足します。
これは体内のナトリウムの量で水分量が調節されるようになっているためで、ナトリウムが不足すれば水分も不足してしまうというわけです。
その結果血液の量も減ってしまうので、酸素を送る役目の血液が減ってしまうわけですから体が酸素不足になってしまうのです。
酸素が不足すれば脳も酸素不足になりボーとしますし、内臓の機能も低下してしまいます。
テレビやラジオで気象庁から熱中症の予防にこまめな水分補給と塩分を摂るように勧めているのはそのためです。
合わせて読みたい:熱中症を予防する果物
睡眠不足による肝機能の低下
熱帯夜のなかで眠ることってなかなか熟睡できないものですよね。
こんな時って睡眠不足になりがちです。
この睡眠不足が肝臓にとって厄介なのです。
というのは人の体は睡眠中に成長ホルモンが分泌され、これが日中使って傷ついた細胞を修復してくれる作用があるのです。
なので、寝苦しい夜に睡眠の質が低下してしまうと成長ホルモンが分泌され難くなるため傷ついた細胞の修復に支障をきたしてしまうのです。
肝臓は人が活動できるために常にエネルギーを蓄えています。
そのために日中解毒や老廃物の排出といった作業が行われているのです。
肝臓ってけっこう忙しいのです。
睡眠は日中働いて傷付いた肝臓を休めさせてあげる大切な時間なんです。
したがって寝苦しい夜には扇風機やエアコンを体が冷えない程度に利用して質のいい睡眠をとることが重要ということです。
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冷たいものを飲み食いしたりエアコンなどでの冷やし過ぎ
暑い日には体の中から冷やしたいとばかりに冷麦やそうめん、アイスクリームや冷えたビールなど、何かと冷たいものばかり口にしますよね。
しかしこれは体を冷やしてしまい、だるさの原因になってしまいます。
実際に私が経験してきたことなんですが、夏になるとビールをよく飲んでいたんですが、きまって下痢を起こしていたんです。
もともと牛乳を飲んで下痢をするなどしていたので「体質だから仕方がない」とそのまま放置していたんですが、ある日体がだるくなり始めたのです。
それもビールを飲んだ直後です。
私はてっきりアルコールのせいだと思っていたんですが、不思議と冬にビールを飲んでもだるくならなかったのです。
しばらくそんな状態を不思議に思いつつも過ごしてきましたが、数年前の夏に鍋物を食べてビールを飲んでみたのです。
するとそれまでお決まりのだるさが全く無いのです。
これがきっかけでだるさの原因は「冷え腹」と分かったのです。
それからは夏にビールを飲まなくなりましたが、どうしても飲みたいときは暖かいものを食べながら飲むようにしています。
夏の暑い日に暖かいものを食べるのは辛いかもしれませんが、これがけっこう体には良いんですよ!特に低体温に悩んでいる人にとっては・・・
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