疲れを感じたり、なんとなく体調が優れない時ってありますよね。
そんな時にみられる身体の症状・・・
中でも多いのが身体のだるさではないでしょうか?
原因はいろいろとありますが、注意したいのが一緒にみられる吐き気。
そこで今回は、身体がだるく、吐き気を伴う場合に考えられる原因などをみていきます。
考えられる病気とは
身体のだるさと吐き気がセットで症状として現れることは珍しくありません。
原因は軽いものから重度のものまで様々です。
軽いもので行くとまず風邪が考えられますね。
例えば発熱や頭痛があれば大抵風邪と考えられるでしょう。
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この場合はゆっくり休息をとることが1番大切です。
もしくは単なる寝不足から来ている場合もあります。
最近睡眠時間が足りていないなという人は、短い時間でも質の良い睡眠がとれるよう工夫をしたいですね。
例えば寝る前にはテレビやスマホは控えるだけでも寝つきが良くなるのでお勧めです。
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精神的な病やストレスも
また他には自律神経失調症という病気も考えられます。
症状としては他に下痢や便秘、生理不順、関節のだるさやめまいなども見られることがあり、原因としてはストレスが大きく関わっています。
例えば受験勉強のストレスだったり、出産への不安からくるストレス、身近な人の死からくるストレスなど原因は人それぞれで、改善にはまずはストレスの発散が大切です。
肉体的に疲れている場合はしっかり休むことが基本ですが、精神的なものから来ている場合は人に悩みを聞いてもらったり、また自分の趣味を見つけ没頭して見たり…
自分にあった方法でストレスを溜め込まないようにしたいですね。
他にもカウンセリング、アロマテラピー、薬物療法などがあります。
まただるさと吐き気が特に午前中に強く見られる場合、低血圧が原因である可能性も高いです。
例えば朝が苦手という人の多くは低血圧の傾向があるとされています。
また比較的女性に多く見られるというのも特徴の一つでしょう。
薬で改善を目指すか、あるいは低血圧の人は運動不足である場合が多いのでウォーキングなどで血流を良くして筋肉を増やし代謝をあげるよう心がけてみるのも効果的です。
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女性の場合は要注意!つわりやPMS(月経前症候群)の症状かも!?
女性の方で身体のだるさと吐き気が長期間続いている場合、つわりの症状である可能性もあります。
つわりとは妊娠初期に見られる身体の不調のことで、つわりで妊娠に初めて気付く人は多いです。
ですから生理が遅れている人なんかは特に要注意です。
またつわりの症状による吐き気では、特定の食べ物を食べたり、特定の匂いを嗅いだ場合にひどくなる傾向があります。
さらには食べづわりといって、何かしら口の中に入れておかないと吐き気がするといったケースもあります。
いつもの風邪の時に見られる吐き気とは違うと思ったら、妊娠検査薬で一度検査をしてみることをお勧めします。
ちなみに妊娠していなくても生理前にひどい吐き気や、身体のだるさを感じる女性は多いです。
これはPMS(月経前症候群)という一種の病気です。
他には激しい腹痛や肌荒れなども見られることがあります。
毎月生活に支障が出るほど症状に悩まされる人もいるのでその場合は一度産婦人科を受診しましょう。
まとめ
大人になると、忙しい日々の中でゆっくりと休む間も無いもの。
身体のだるさや吐き気を感じても、そのまま放置してしまっている場合も多いですが、長引くと他にも深刻な症状が見られることがあるので注意が必要です。
またただの疲れからきている不調だろうと思っていても、重大な病気が隠されていることがあるということだけはしっかり覚えておきたいですね。
原因が何にせよ、日頃から自分の体調には注意して、少しの不調にも気付けるようにすることがまずは大切でしょう。