仕事や家事に精を出したりした後に、えてして「疲れた」と口に出してしまいがちですよね。
確かに仕事や家事が大変だったりすれば疲労を感じるのは無理のないことです。
しかし、実はこの「疲れた」という言葉を口に出すだけでよけいに疲れてしまうってご存知ですか。
日頃十分な休息と栄養を摂っているのに慢性的な疲労感がある人は、もしかしたら仕事や家事の合間に「疲れた」という言葉を無意識に口に出しているかもしれません。
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「疲れた」が限界を脳が判断してしまう
私たちが口に出す言葉の力は予想以上に強力なもので、脳に強い影響を与えているといいます。
なので「疲れた」と口にするだけで脳は「自分は疲れているんだ」と思い込んでそれに縛られてしまうのです。
脳はとても思い込みに左右されやすい器官で、本人が口にする言葉で勝手に体全体に指令を出してしまうのです。
「疲れた」という言葉を口に出すと「疲れたと言っているんだから、自分はもう限界なんだ」と判断して、体を疲れさせてしまうのです。
疲れた時に「疲れた」と口にするだけでよけいに疲れてしまうのですから、まさに負のスパイラルですよね。
また口に出すだけでなく頭の中で思うだけでもよけいに疲れてしまうそうです。
「疲れた」と言わないほうが周りの印象も良い
あなたの周りを見渡してみてください。
人と上手くコミュニケーションをとっている人はたいていが「疲れた」という言葉を口に出すことはありませんよね。
誰かが「疲れた」と一言口に出すだけでその場の空気はどんよりとなってしまいます。
また注目されたいとばかりに「疲れた」と口にすることも同様です。
今の日本社会では内向きな発言はするべきではないですよね。
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疲れた時は「頑張ったね」と自分を褒める
それでは仕事や家事の休憩中にどう考えれば良いのでしょうか。
それは「疲れた」というマイナスなイメージではなく、「よく頑張ったね」と自分を褒めてあげることです。
そうすることで疲れを感じるよりも満足感の方が上回って感じることになるのです。
つまり満足感が疲れをうち消してくれるのです。
いつも仕事をしているとすぐに疲れてしまうと感じる人は、休憩中に意識して「よく頑張ったね」と自分を褒めて上げると、その後の仕事も疲れを感じることなくはかどるかもしれませんよ。
前向きな考え方が幸福感を感じるホルモンを分泌
脳は前向きな考え方を持つことで様々なホルモンを分泌すると言われています。
それがドーパミンやチロトロピンと呼ばれるホルモンです。
これらのホルモンが分泌されると神経細胞が活性化され疲れを感じることが無くなるといいます。
たとえば
朝目覚めたときには
「ああよく寝た!今日は絶対良いことがあるぞ!」
と、鏡を見ながら笑顔で、大きな声で発してみましょう。
そして夜寝るときには「今日も1日よく頑張ったね」と自分を褒めてあげることです。
これだけで睡眠の質が格段に良くなります。
こうしたことを毎日の日課にすることで幸福感を感じるホルモンがたくさん分泌されて疲れが溜まり難くなります。
疲れが溜まり難くなるというよりも疲れを忘れてしまうのかもしれませんね。
人って恋愛中にどんなことをしても疲れを感じることって少ないですよね。
それと同じでどんな難題でも気持ちを前向きにすることで疲れを感じることなくこなすことができるんですよ。
意外と脳って暗示にかかりやすいんですね。
あなたも考え方を前向きにしていれば疲れを感じることなく過ごすことが出来るかもしれませんよ。
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