昔から「朝のフルーツは金、昼のフルーツは銀、夜のフルーツは鉛」と言われているように、朝にフルーツを食べることが健康に良いと言われていますよね。
これって科学的にもフルーツが体の様々な不調を解消する効果のあることが証明されているんですよ。
ただ、
何故、朝のフルーツは体に良いのか?
何故、夜のフルーツは体に良くないのか?
って疑問に思いませんか?
ということで調べてみました。
疲れてくると乳酸が増えてくる
まず何故フルーツが疲労回復に効果的なのかを考えてみましょう。
人は疲れてくると疲労物質の「乳酸」が増えてきます。
なので乳酸分解できれば疲れを解消することになります。
そこで有効なのがフルーツというわけです。
フルーツには疲労回復に効果的な物質が多く含まれている
フルーツには乳酸を分解する働きのある「クエン酸」が多く含まれています。
またフルーツにはカリウムも多く含まれています。
カリウムは筋肉の動きをスムーズにする働きがあるので、不足すると筋肉の動きが悪くなり力が出なくなってしまうのです。
よく疲れが溜まってバテてしまうことがありますが、これはカリウムが不足しているとされているのです。
そのカリウム不足をフルーツが補ってくれるのです。
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夜のフルーツは脂肪細胞が太りやすい
フルーツが疲労回復に効果的なのは分かりましたが、だったら寝る前にフルーツを食べれば寝ている間に疲れが取れると考えがちゃいますよね。
しかしフルーツは水分も豊富なので睡眠中にトイレに行きたくなり睡眠の質が低下してしまいます。
またフルーツにも糖質が含まれているため、ただでさえ太りやすい夜にフルーツを食べるとなおさら太りやすくなるというものです。
あとは消化不良や成長ホルモンの分泌を阻害するのでこれが太りやすくなる要因となってしまいます。
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フルーツには酵素がたっぷり
人が生きていくうえで必ず必要になってくる物質の一つに酵素がありますが、酵素は外から補給する必要があります。
それに最も有効なのがフルーツなのです。
よく酵素を摂るためにサプリメントを飲んでいる人がいますが、フルーツを毎朝食べるだけで酵素は補給できるんです。
また酵素は熱に弱いため生で食べられるフルーツは酵素補給にもってこいの食べ物なんです。
フルーツは意外と高カロリー
疲労回復に効果的なフルーツですが、これがは意外と高カロリーなんです。
なので食べ過ぎるとカロリーオーバーになりやすいので注意が必要です。
1日のフルーツ摂取量は150gを上限にすると良いでしょう。
目安は、みかんなら2個、リンゴなら1個くらいがちょうど良いとされています。
フルーツは朝食前に食べるのが理想的
朝食後にフルーツを食べることが習慣になっている家庭が多いようですが、実はフルーツは本来、空腹時に食べるのが正しい食べ方とされているんです。
というのは消化されやすいために排泄まで腸のお掃除をしてくれるからです。
なので食後にフルーツを食べるとお掃除前に朝食が腸にやってくるので消化がスムーズにいかなくなってしまいます。
どうしても食前に食べられないというのであれば食事と一緒に食べるようにしましょう。
旬のフルーツをジュースにして飲むのも効果的
食べ物は旬の物が体に良いとされていますが、季節ごとに出来る果物は時期的に体に良いようにDNAに刻まれているからです。
夏であればスイカ、冬であればリンゴなど、夏の暑さや冬の寒さを乗り切ることが重要です。
それを最も手軽に摂ることが出来るのがジュースにして飲むことです。
旬のフルーツを数種類ミキサーにかければ時間の無い朝にはありがたい飲み物ですよね。
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