冷たいもの

冷たいもの体のだるさを誘発しているって知っていますか?

実は私も最近になって初めて知ったんです(^^ゞ

夏の暑い日に冷たいものを飲むとシャキッとしますが、頻繁に冷たいものを摂り続けると、腸の粘膜が傷つき体に悪い影響があるというのです。

よく「冷え腹」という言葉を聞くと思いますが、これは冷たいものやエアコンなどでお腹が冷えて腹痛や下痢を起こしてしまう現象のことを言います。

なので、暑いからと言ってアイスクリームやかき氷などの冷たいものは最低限の量にとどめておいたほうが良いそうです。

また現代の家電においては冷房や除湿器など、人間が快適に過ごせるようにと様々な機械が知らず知らずのうちに体を冷やしてしまうのです。

また冷蔵庫があることで生モノを長期保存できる便利な機能がある代わりに飲みものを冷たいまま体に入れることが多くなっています。

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高温多湿の日本の夏は冷たいものがよりおいしい

人が食べ物を選ぶとき、気温と湿度で決まると言われています。

飲料水やアイスクリームメーカーなどでは、先の気象条件を予想して製造個数を調整していると言われています。

それくらい人の体は気温や湿度で口にしたいものが変わってくるんだそうです。

なので当然夏になると冷たいものが欲しくなってしまうんですよね。

特に日本の気候は高温多湿ですから暑くてジメっとしているのでついつい冷たいものばかり口にしてしまいがちです。

これがまた美味しいんですよね。

それに胃腸の弱い人に限ってエアコンが苦手なんですよね。

私も苦手です。

理由は分かりませんが何となく気持ちよくないんですよ~

なのでエアコンを使えない代わりに冷たいものが食べたくなるんですよね~

これがまた胃腸を悪くしてだるくなってしまうんですよ~

冷たいものは自律神経を乱す

自律神経とは、体のあらゆる働きを司る神経のことで、胃腸のぜんどう運動も自律神経により動いています。

これは自分の意思で動かすことはできません。

しかし冷たいものを食べると自律神経が乱されてぜんどう運動が正常に行われなくなります。

いわゆる消化不良ってやつです。

ストレス解消に良い食べ物で書いていますが、自律神経には交感神経と副交感神経があってストレスが多いと交感神経が緊張してしまうことが多いと言われています。

特に現代社会ではストレスが多くなる傾向にあることから多くの人が交感神経が優位になって自律神経のバランスが崩れやすいとか。

そこへ持ってきて冷たいものばかり飲み食いしていれば自律神経が乱されて体調を崩す人が多くなるのは当然のこととか。

 

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冷たいものでだるくなった体験談

このようなことは私自身が最近まで“実践”していたのでここでご紹介します。

もともと私は子供のころから胃腸が弱く、頻繁に下痢をしていたんです。

それで痩せていて二十歳のころには身長が170cmあって体重が47Kgしかなかったんです。

夏になると半袖になるので、か細い腕が露わになり地下鉄の吊り環さえ掴まるのを躊躇ったほどです。

若い女性にしたらうらやましいと思うかもしれませんが、私にとってはコンプレックスになっていて、何とか太りたいとご飯を無理やり食べていましたが、2kg太ると下痢をして元の木阿弥に・・・

結局若いうちは太ることはできずにそのままになってしまいましたが、それから35年以上たった今では体重が63kgと標準まで太りました。

いわゆる中年太りです(^^ゞ

しかしそれでも胃腸の弱さは今も同じでちょっと前までは頻繁に下痢をしていました。

以前、よく体がだるくなったのはこれが原因ではと思っています。

なるべく冷たいものを口にしなくなった今では下痢の回数も減ったし体がだるくなるのもかなり減りました。

冷たいものは口で温めてから飲み込む

胃腸の弱い人は冷たいものを食べたり飲んだりするだけでお腹がゴロゴロしたり、張ってきたりするんですよね。

しかし夏になると付き合いなどで冷たいビールやアイスを口にすることがあると思います。

そんな方にお勧めなのが口に含んで温めてから飲み込むことです。

正直ビールやアイスの美味しさが半減してしまいますが、健康のためなら我慢できます((+_+))

これならお腹が冷えることが無くなりますし、体のだるさも感じなくなりますよ。

私もこれを実践するようになってから下痢をすることが無くなり、だるさもあまり感じなくなりました。

漢方医学では夏こそ温かいものを

昔から高齢になるほど冷たいものより温かいものを食べることが推奨されています。

これは高齢になるほど体温が下がるからで、少しでも体温を上げるために冷たいものより温かいものを食べるほうが健康に良いのです。

昨今日本のガン患者が増えて2人に一人がガンにかかると言われていますが、これは日本人の寿命が伸びて体温が低い人が増えたためにガン患者が増えているように見えるからです。

ガンは低体温の人がかかりやすい病と言われています。

体のだるさもガンの前触れかもしれません。

なので、日ごろから冷たいものは極力避けて温かいものを食べるように心がけましょう。