糖尿病

多くの日本人が糖尿病で悩みを抱えていますね。

糖尿病は一度かかったら治らないというのが定説でしたが、最近の研究によると正しい知識を持つことで1カ月で治ることもあるんだそうです

まずは糖尿病の知識ですが、血糖値が上昇するのは食べることが原因とされています。

そして糖尿病食と称して糖を減らすために食事の量自体を減らしたりしますよね。

実はこれがそもそも間違っているんだそうです。

血糖値が上昇するのは、アドレナリンというのです。

アドレナリンとは腎臓の上に位置する副腎髄質と呼ばれる臓器から分泌されるホルモンです。

アドレナリンといえば感動したり興奮したりすると分泌されるホルモンとして知られていますが、実はストレスがかかった時にも分泌されるんです。

つまりストレスにより分泌されるアドレナリンが、血糖値を上昇させるのです。

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私たちの体はストレスが加わると血管が収縮して低体温になり、その結果体温が低下して低酸素になることで高血糖になるんです。

実はこの低体温、低酸素、高血糖の状態はスポーツにおける瞬発力に最高の条件とのこと。

つまり瞬発力を必要とする競技でいい成績を上げたいときに、あまり呼吸せずにアドレナリンを分泌させて、わざと低酸素状態にさせるメカニズムなんだそうです。

また、恐怖で青ざめるといったことを耳にしますが、これも強いストレスがかかり興奮してアドレナリンが分泌されることで血管が収縮し低体温、低酸素になるからです。

つまり血糖値が上がるということは、ストレスによる体への危機を乗り越えるための防御策なんです。

なので糖尿病はよく食べる人よりも仕事の忙しさなどでストレスが継続されている人のほうが多いんだそうです。

空腹を我慢することが糖尿病を悪化させる

何を隠そう私の母も15年前から糖尿病の治療を続けています。

母の糖尿病が発覚したのは散歩をしているときに転倒して肩を骨折したときです。

母はもともと喘息の持病を持っていて近くにかかりつけの病院がありました。

骨折したその時も同じ病院で骨折の手術をした時に血液検査をしたら糖尿病が発覚したのです。

そして毎日朝食前と夕食前にインスリンをお腹に注射しています。

私は糖尿病といえば健康診断で初めて発覚するものだと思っていましたが、まさか骨折がきっかけで糖尿病が発覚するとは思っていませんでした。

母はもともと太ってはいましたが、喘息以外はこれといって悪いところはなく、食欲旺盛で何でも食べていたんです。

それが糖尿病が発覚してからというもの、食べるものは制限されお菓子もほとんど食べることは無くなりました。

そして一時的には痩せましたが、昔からの食べ癖みたいなものは治っていなかったみたいで、結局リバウンドして元の体重に戻ってしまいました。

そんな母を見ていると食べることへの執着はものすごいものがあり、一時的でも空腹を我慢することはストレスになっていたようです。

こうしたことからも糖尿病とストレスの関わりが何となくわかるような気がします。

 

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糖尿病の治療には、まずストレスを減らすことから

先にも書いたとおりストレスは血糖値を上げる作用があることから、どうしたらストレスを減らせるかを考えましょう。

しかし仕事や人間関係におけるストレスはそう簡単に減らせるものではないですよね。

そこでお勧めなのが考え方を前向きに変えてしまうことです。

これは私が個人的に実践していることですが、何が起きても
「これで自分は一回り大きくなるんだ。だから今起きていることは自分にとってすべてプラスになる」
と前向きに考えることです。

あの発明家のエジソンも
「私は失敗したことが無い、ただ、1万通りの上手くいかない方法を見つけただけだ」
という名言を残しています。

仕事で上手くいかなかったときでもエジソンの名言を思い出し、上司に怒られてもこれで人間が一回り大きくなったと考え、夫婦関係がギクシャクしても長い結婚生活にこれくらいのことは一度や2度誰でもあることなど、とにかく自分の為に起きているのだと考えることです。

しかもこれでストレスが減って糖尿病も改善すれば、今度はすべてが良いほうに回転し始めます。

人生山あり谷ありってよく言ったものですね。

低体温を改善して体を動かして日光を浴びる

ストレスは低体温をもたらしますが、運動不足や日光不足でも低体温になると言われています。

ただ無理やり運動をするのもかえってストレスになるので、無理のないラジオ体操から初めて慣れてきたらウォーキングでもOKです。

日光に当たらないとカルシウム不足になって骨がもろくなるので、ストレス解消を考えれば、天気のいい日にはウォーキングで日光にあたりながら景色を楽しむことがリラックスに繋がるはずです。

また毎日の入浴で体の中を温めることでも低体温の改善に繋がります。

特に夏の暑い日にシャワーだけで済ませることは低体温の人にとっては良いことではないので必ず湯船に浸かって体を温めましょう。

以上簡単にまとめましたが、基本は低体温の改善です。

それにはストレスを減らすことも重要ですが、運動不足はもちろん暴飲暴食は糖尿病にとって良くないのでできれば避けたいところです。