いぼ痔は痔の中でも多いタイプで、肛門部分にいぼ状の腫れができることを言います。
細かくいうと歯状線より上にできる内痔核、下に出来る外痔核に分けることができます。
原因として便秘、下痢、また同じ体勢でいる時間が長いこと、また意外なものでは香辛料の取りすぎなどもあります。
他には冷え性や食事、そしてストレスというのがあるのも忘れてはなりません。
そこで今回はストレスがどうして痔につながるのか見ていきます。
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ストレスにより免疫機能が低下
ストレスは私たちの健康に色々な影響を与えることはよく知られていることですよね。
ただ痔に原因になるということは知らない人も多いかもしれません。
どのように関係があるのか、まずストレスがたまると自律神経が乱れてしまいます。
それによって免疫機能は低下します。
体のどの部分にも影響が出る可能性はあるのですが、中でも肛門は菌の多い場所。
ですから免疫力の低下で感染や炎症を起こす可能性は低くないのです。
胃腸はストレスの影響を受けやすい
また緊張したりした時にお腹が痛くなることってよくありますが、胃腸はストレスの影響を受けやすいもの。
そのため便秘や下痢になり結果的にいぼ痔になることも考えられるのです。
ですから、いぼ痔の原因を考える時にストレスが関わっていないかというのはとても大切。
例え、薬などで治療をしても根本のストレスが解決されなければ何度も再発する可能性が高いのです。
今の時代、ストレス社会と呼ばれ誰にでも少なからずストレスはあるもの。
ですから上手に発散することが大きな鍵となるのです。
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ストレスからいぼ痔にならないために
ストレスを完全に取り除くのは難しくても、解消する方法はあります。
例えば肉体的疲労を抱えているとストレスが溜まりやすいので、体を休めることも大切です。
睡眠不足なんかには気をつけたいですね。
ひたすら寝る。
シンプルですがそれでストレスが解消される人もいます。
またこれは意外と多いのですが、仕事上、座りっぱなしだったり立ちっぱなしの時間が長い場合にストレスも大きいですから、気分転換に散歩をするのもオススメです。
同じ体勢というのは痔になる大きな要因でもあります。
円座クッションなどを利用するのも痔の予防になりますね。
他にはお風呂にゆっくり浸かることでストレスが解消される人もいます。
お尻を温めれば痛みも改善されることがありますよ。
また痔の原因が冷えである可能性もありますから一石二鳥です。
運動不足の解消
大人になると忙しさの中で運動らしい運動をしなくなる場合も多いですよね。
ただ運動不足は健康にいろんな影響を与えるもの。。
ですから適度に体を動かすことは大切です。
いぼ痔に関していうと運動する事で血流が促されますから、改善につながる場合があります。
ウォーキングやジョギングなどを取り入れて見てください。
ただもともと運動が嫌いな人が無理に激しい運動を始めるとそれはそれでストレスですよね。
ですから家にいながら、そしてテレビをみる間などに出来る簡単なものを紹介します。
それはお尻の体操。
座ったままでできる簡単なものなのですが、やり方としては肛門をすぼめたり、緩めたりを繰り返します。
トイレに入っている時などぜひ試して見てください。
人によってストレス発散方法は様々です。
自分に合った方法を探して、上手にストレスと付き合っていきたいですね。
まとめ
ストレスの原因がはっきりしている場合もあればはっきりしていない場合もあり、どう改善すれば良いか分からない人もいるかもしれません。
そんな時はまずは食事と運動と睡眠。
この三つを見直して見てください。
そうすることでストレスに負けない強い体が作れるはずですよ。
ここまでの対処は体のだるさ解消と考え方は同じ。
健康の基本と考えて実践してみてくださいね。