いぼ痔になると、座っている時や排便の際には痛みが辛いもの。
経験のない人には理解できないかもしれませんが、それこそ空気に触れるだけでも痛い場合もあります。
ただ痔ってデリケートな問題ですからすぐに受診は気がひける…
けれどどうにか痛みから解放されたい!そう思ったとき、いろんな痛みの緩和方法があります。
今回は中でも今すぐにでも試せる方法をまとめていきます。
いぼ痔の痛みを薬で緩和させる方法
まずやはり痛みをすぐに取り除くには薬に頼るのがいちばんの近道です。
中でも市販薬は受診をせずに手に入るので便利です。
どのようなものが良いかというと、最初に思い浮かぶのが鎮痛剤ですよね。
例えばイブ、ロキソニンなんかはやはり人気です。
というのも、どこでも比較的広く置かれており簡単に手に入りますし、効き目も高いです。
ロキソニンの場合には鎮痛効果に加え、マグネシウム配合で便を柔らかくすることができます。
そのためいぼ痔の原因である便秘などを防ぎ、便が柔らかくなるよう働きかけ、痛みを軽減します。
他にはカロナール、バファリンなんかも、ありとあらゆる痛みに効果があるので痔にも効果が高いようです。
ちなみに服用のタイミングは排便より少し前。
だいたい30分から1時間くらいでしょう。
ちなみに術後の痛みにも効果的です。
ただし痛み止めは、いぼ痔の痛みを一時的に解決するだけで根本的な解決にはならないということは覚えておきましょう。
必ず用法用量を守ってくださいね。
また漢方薬という選択肢もあります。
漢方薬であれば体質改善も可能です。。
さらに身体に負担が少ないというのもメリットでしょう。
ただその反面効き目は弱くしかもゆっくりです。
ですから物足りなさを感じるかもしれません。
ちなみにですが、市販薬で効果が全く感じられない場合、必ず受診が必要となります。
受診先は肛門科。
少し恥ずかしい気持ちもあるかもしれませんが、痔が進行してしまうよりはマシなのでは?
手術しかない!ということにならないよう早めの対策が必要です。。
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薬以外で痛みを軽減するには
では痛み止めなど使わずに、出来るだけ症状を和らげたい場合にどうすれば良いのでしょうか。
まずドーナッツ型のクッションでお尻の負担を減らしましょう。
特にデスクワークで座りっぱなしになりやすい人にはオススメです。
トイレも長時間座りっぱなしにならないようにしましょう。
また肛門への刺激を考えて香辛料も控えたいところです。
例えば唐辛子なんかは要注意です。
次にお尻を温め血行を良くしましょう。
痛みがマシになります。
例えばお風呂にゆっくり浸かるのは効果的です。
マッサージも行えばより良いでしょう。
他には痔になる原因でもある便秘を解消することも大切です。
例えば食物繊維やビフィズス菌などといったお腹に良いイメージのあるものはどんどん取っていきましょう。
また運動も便秘の改善には欠かせません。
ウォーキングなどはオススメです。
適度な運動は胃腸の働きを活発にし結果的に便秘解消になる他、ストレス発散にもなります。
もしも運動!と気構えるとどうしても気が進まない人は、通勤時に一駅分歩く、また階段を出来るだけ利用するなどの心がけからでも良いでしょう。
痔の他にもいろんな病気の予防に繋がるはずです。
是非取り入れてみてください。
まとめ
痔の痛みって経験がない人からしたらなんていうことのないもののように思えますが、かなり厄介なものです。
なかなか人に相談できないものだからこそ、早めの対策で深刻化しないようにしたいですね。
ストレスも痔の原因になるようですから、普段からストレスを溜めないようにも心がけましょう。