座ってても目眩

座ってても目眩がするのはどこかに病が隠れているの?

とある人から相談を受けました。

通常目眩といえば、立っている時や座っていて立ちあがった時など、座っている時には無いイメージですよね。ところが目眩は座っている時や寝ている時、さらには睡眠中でも起こるのです。

しかもそちらの方が気持ち悪いというか、自分はどうなってしまったのか?など極度の不安に苛まれます。

目眩がする原因が気になり耳鼻科に行ってきましたにも書いてある通り、実は私も目眩に悩まされて耳鼻咽喉科の診断を受けたばかりです。

しかし幸いにも異常無しとの診断を受けましたが、どういうわけか今でも時々目眩がするんですよね。でも不思議なことに異状なしの診断を受けてからは気にならなくなりました。

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目眩の多くは放置してもOK

目眩耳鼻科の先生に言わせると、ほとんどの目眩は放置しておけば自然と治るというものだそうです。

ただ、中には病が隠れている場合があるので、気になるなら精密検査を受けることを勧められました。

医者嫌いな私は精密検査は受けていませんが、目眩が酷くなるようなら考えてみようかと思っています。

 

なので、今のところは目眩の症状も軽くなってきているし、たとえ目眩が起きてもこれも歳かなって思うようにしています。

私の場合は気にしないようにしていますが中には心配な方もいるでしょう。耳鳴り・めまいに効く静命漢方堂の漢方薬を試す手もあるのですが、出来れば原因を知りたいもの。

 

そこで目眩について調べてみました。

目眩には4種類ある

目眩

目眩には大きく分けて、回転性、動揺性、浮動性、たちくらみ、の4種類がありそれぞれ症状が違います。それぞれの症状は次の通り。

回転性の目眩

自分自身や周囲が突然ぐるぐると回転したり、上下左右に流れるように感じる目眩で、10~20秒で治まることが多いです。

こうした症状は目眩を訴える人の中では最も多い症状で、耳の奥にある平衡器官が血流障害や炎症、内耳のむくみなどで急激な変化が起こった時に見られます。

ほとんどが放置しておくば治る目眩ですが、まれに耳や脳の病で起こることもあるので注意が必要です。

動揺性の目眩

頭や体が揺れているような感じがして、歩いていても意に反して右や左に向かっていったりしてふらつくことがあります。

回転性の目眩でもおこることがあり、平衡器官が侵されていたり、小脳に何らかの障害が考えられます。

浮動性の目眩

体が宙に浮いているかのようにフワフワした感じや宙に浮いた感じがします。

また、一瞬だけフワーとくる場合もあります。

これらの症状は何らかの病の初期症状として現れることがあります。

たちくらみ

立ちあがった瞬間に目の前が真っ白になり座り込んだり、長く立っていて突然フワーときて倒れたりすることがあります。

ほとんどが子供から思春期にかけて多くみられます。また低血圧の人も似たような症状が現れることがあります。

 

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座ってても目眩がするのは起立性調節障害を疑う

起立性調節障害

ほとんどの目眩は放置しておけば治りますが、座っていて目眩がするのはそんなに多くないことから何らかの障害が起きている可能性があります。

それが起立性調節障害です。

起立性調節障害とは自律神経失調症の一つで、血液の流れが滞り脳が酸素不足になることで引き起こされます。

起立性調節障害の主な症状は

朝に起きられない
立ちくらみがする
全身がだるい
食欲不振
動悸
頭痛
寝付きが悪い
イライラする
集中力が無い
時々気を失う
立っていると気分が悪くなる

など

こういった症状が多く当てはまれば起立性調節障害を疑ってみるといいでしょう。

耳鼻科で診断を受けたほうが無難

耳鼻科

目眩のほとんどが気にする必要が無いものばかりですが、気持ちの問題を考えれば一度耳鼻科の診断を受けたほうが良いでしょう。

私も診断を受けてレントゲンまで撮ってもらい、念の為耳鳴りの検査までしてもらいましたが異常が無かったことで安心して生活できています。

その後の予防や対策を考えればなおさらです。

もっとも、座っていても目眩がする症状は先にも書いたとおり、

ストレスによる自律神経の緊張からくるものが殆どだそうで、まずはストレスを解消することからはじめてみる

のも良いとのこと。

まずはストレスを解消してしっかりと睡眠をとることが大切ですね。