夏になると多くの人が夏バテを起こしてダウンしてしまうことがありますが、その原因として「体の冷え」というのがあります。
夏は外の気温とクーラーの効いた部屋との温度差で自律神経のバランスが崩れて代謝が落ちてしまうといいます。
こういったことを一般的には「体の冷え」と呼ばれていますが、これが夏バテの大きな原因となります。
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体が冷えることで血のめぐりが悪くなり臓器の働きが低下することで夏風邪などをひいてしまうわけですが、厳しい暑さに耐えて冷たいものを我慢するというのもストレスが溜まりますよね。
私の基本冷え症なので出来るだけ冷たいものは避けるようにしています。
それでも風邪ばかり惹いていたので、酵素などのサプリメントで何とか惹かずに済んでいたくらいです。
しかしそんな風邪をひき易い私でも汗をかいた後のビールやアイスなどはたまには食べてしまうんです(^^ゞ
そんな中ネットで拾った情報ですが、冷え症だけど冷たい物好きという方がいかにも注目してしまう内容になっていたのでここでご紹介しますね。
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冷たいものでも出来るだけ体に良いものを選ぶ
夏に食べたくなるもので定番といえばやはり「かき氷」ですよね。
かき氷のひんやりとして喉越しやお腹にしみわたる冷たさは、猛暑の中生きているなあと実感してしまいますよね。
しかし氷ですから体が冷えることは避けられません。
そこでかき氷にかけるシロップに夏バテを予防できるものを選ぶのです。
それは宇治金時 です。
濃い抹茶に練乳をかけて食べるかき氷はまた違った味が格別ですよね。
この宇治金時に含まれる「抹茶」がポイントなんですが、その製法から抹茶にはビタミン類やβカロテン、葉酸、カリウムが豊富で、美肌効果やデトックス効果、アンチエイジングに便秘解消効果、口臭予防など数え上げたらキリがないくらい効果の高いお茶といわれています。
中でもビタミンCはみかんの4~7倍も多く含まれていてストレスに対する抵抗力を作る働きがあると言われています。
これが夏バテ予防に効果的な要因の一つですね。
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抹茶のうまみ成分が睡眠の質を上げる
夏バテ予防に欠かせないのが十分な睡眠です。
熱帯夜ともなると寝苦しくなり眠りが浅くなりがちです。
エアコンを付けても冷え過ぎたり冷えが悪かったりと、これまた眠りを浅くしてしまう要因の一つになってしましますよね。
そこで活躍するのが抹茶に含まれるうまみ成分のテアニンです。
テアニンには脳のアルファ波を増やす作用があることが判っています。
アルファ波睡眠は疲れが消え去るでも書いていますが、レム睡眠の時にアルファ波がどれだけ多くの回数と時間出ているかで睡眠の質が違ってくるのです。
なのでテアニンを多く含む抹茶が効果的というわけです。
またアルファ波は集中力も高めてくれる働きがあるので暑さでだらけやすい夏にはもってこいですよね。
抹茶はカフェインが多いので目が冴えて眠れなくなると言われていますが、睡眠の質が上がるなんて意外ですよね。
なので宇治金時のかき氷は夜に食べると目が冴えて眠れなくなるので出来るだけ昼に食べるようにしましょう。
余談ですが、定番のイチゴやメロン、レモンのかき氷シロップは色が違うだけで味は全部同じものなんですよ。
人の脳が色だけで勝手にイメージしてしまいイチゴ、メロン、レモンの味と思い込まされていたんです。
驚きですね。
抹茶に含まれるカテキンも抗菌作用がある
一般的に日本茶には殆どの銘柄でカテキンが多く含まれていますが、抹茶にも含まれています。
カテキンは渋みや苦みの成分として知られていますが、強い抗菌作用があり、風邪予防にも効果的です。
良く保育園や小学校ではインフルエンザのシーズンになるとお茶でうがいすることを習慣にしている所がありますが、これはカテキンの風邪予防効果が高いからです。
抹茶は夏も冬も年中通して飲めるように習慣付けたいものですね。