秋から冬にかけて流行する風邪やインフルエンザは毎年猛威をふるっていますよね。
多くの人はインフルエンザの予防接種やマスクなどで感染を防ぎたいと必死になっているようですが、インフルエンザの予防接種も最近では効果が疑問視され始めてきたりマスクも感染を防ぐには完全ではありません。
また、インフルエンザに罹ると高熱に襲われ仕事も休まなければならないし風邪に至っては治す薬は無いと言われています。
それならいっそのこと感染しても発病しない方法を考えてみてはいかがでしょうか。
そうです!ウィルスや細菌に負けない抵抗力を身につければいいのです。
つまり抵抗力を付けるために必要な栄養素を補給して免疫力をアップすればいいのです。
最もよく知られているのがニンニクや長ネギに多く含まれる「アリシン」です。
私も昔はよくニンニクを食べていました。
しかし毎日ニンニクを食べるのも口臭や体臭が気になるし、食べ過ぎるとお腹が緩くなることもあるんですよね。
そこで口臭やお腹が気にならずに免疫力がアップする食べ物を調べてみました。
当ブログでは免疫力を高めるミックスジュースで果物や野菜をジューサーでミックスジュースにする方法を書きましたが、調べてみたら他にもいっぱいありました。
その中でも特に食べやすいものを挙げてみました。
柿のカロテノイドが免疫力をアップ
柿には「β―クリプトサンチン」と呼ばれるカロテノイドが含まれていて、これが免疫力をアップさせる働きがあるそうで、その効果は抗酸化作用が強いと言われている「β―カロテン」の約5倍とも言われているそうです。
また、柿には「タンニン」と呼ばれる渋み成分が多く含まれていて、インフルエンザをはじめとする複数のウィルスの活動を弱める働きがあることも分かっています。
ただしカロテノイドやタンニンは、柿の皮に多く含まれているので、できれば皮ごと食べたほうが免疫力のアップに繋がります。
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山芋のねばねば成分が免疫力をアップ
山芋は昔から精力の付く食材として知られていますが、免疫力をアップしてくれる食材としても注目されているのです。
もっとも、免疫力がアップするというよりもウィルスの侵入を防ぐといったほうが良いかもしれません。
それは山芋のねばねば成分である「ムチン」が喉や鼻の粘膜を保護する働きがあり、これが細菌やウィルスから守ってくれているからです。
ただし山芋は加熱するとムチンが流れ出してしまうので生のまま食べることがベストです。
短冊状に刻んで醤油とかつお節をかけて食べるとけっこう美味しいですよ。
生が苦手な方は、煮汁を捨てないなど調理方法を工夫すればムチンも摂取できると思います。
我が家では味噌汁の具にすることも多いですが、これなら加熱しても汁ごと飲んでしまえばムチンを摂取できますよね。
また「とろろ」もムチンを摂取できる食べ方です。
ちょっと手間がかかりますが冬に食べると体が温まって美味しいですよね。
バナナを食べると白血球が増えて免疫力がアップ
バナナにはビタミンB1、B2などが豊富に含まれていて、これが血液中の白血球を増やし免疫力がアップすると言われています。
またバナナに含まれるカリウムの量はフルーツの中でも群を抜いて多く、血中の塩分を排泄してくれる働きがあり高血圧の予防にも繋がります。
ちなみにバナナは熟成したほうが免疫力のアップに効果を発揮するそうです。
傷みかける寸前のものが良いみたいですよ。
以上食べやすいものを挙げてみましたが、これに加えて体を冷やさないような生活習慣が重要です。
免疫力をアップするには体温が高いほうが有効だからです。
つまり、風邪を惹いたときに熱が高くなるのはそれだけ免疫力がアップしているということです。
むやみに熱を下げようと解熱剤を飲んでしまうと、せっかく免疫が細菌やウィルスと戦っているのに免疫力を弱めてしまう結果になるので注意しましょう。
高熱が出たら温かくして安静にしているのが一番です。
それと水分をマメに摂って脱水症状にならないように気を付けてくださいね。
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