昔から「笑う門には福来る」と言われているように、笑いが多いところには幸せを感じますよね。
それくらい笑うことって重要なアイテムなんですよ。
それに笑うことは実際に健康にいいことが科学的に分かっていて、免疫力がアップして病気にもなり難いことが証明されています。
笑うことで健康になり健康になることで心にも余裕が生まれます。
心に余裕が生まれればちょっとしたトラブルも大きな問題に発展することも無くなります。
トラブルが減ればストレスも減り、これが血流を良くするので脳や内臓の働きも良くなりより健康になります。
まさに健康になれるスパイラルですよね。
また昔から笑いは医者泣かせと言われています。
ちなみに笑うことができるのは人間だけで、犬や猫などの動物も笑うことができないといわれています。
猿は笑うことができるといわれていますが、相手の話を理解して笑うことはできません。
これは人の大脳皮質が発達しているからなんだそうです。
有名な政治家や芸能人なんかの話を聞いているとユーモアに交えながら相手とコミュニケーションを採っています。
こうしたユーモアを理解して笑うことは人間だけに与えられた特権といいます。
ユーモアを理解して笑っているとき、人の脳内では「若返りホルモン」や「快楽ホルモン」であるベーターエンドルフィンやセロトニンが大量に分泌されているといいます。
また笑いは免疫力がアップする「NK細胞の活性」を促します。
NK細胞といえばガン細胞を撃退してくれる細胞として知られていますよね。
つまり笑うことがガンの予防や撃退までもしてくれるんだそうです。
余命宣告されたガン患者が笑って治した
以前聞いた話ですが、医者から余命宣告されたがん患者が笑える漫画ばかりを買い込んできてもらって、毎日大きな声で笑って過ごしていたらガンが消えてしまったという話がありました。
この話は今から50年以上前の話で、当時はNK細胞のことなど知られていなかったはずです。
昔の人は笑いが病を治す効果があることを知っていたのでしょうね。
近年それを実証したような実験があります。
ある研究機関の実験ですが、大阪の「なんばグランド花月」で20~60歳の男女19人に漫才や落語を見せて思いっきり笑ってもらい、血液を採取して免疫力がどのように変化したかを調べたものです。
その結果免疫力が低かった人は正常値まで上昇し、逆に免疫力が高過ぎた人は正常値まで下がっていたといいます。
これで笑うことが免疫力を強化することが証明されたんだそうです。
最近の研究によれば、どんな健康な人でも体内には数千個のがん細胞があるといいます。
これが何らかの要因で免疫力が落ちることでがん細胞が突然増殖し、癌になってしまうと言われています。
こうした事実から近年、笑うことでガンを治したり予防したりする取り組みが活発化しているといわれています。
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ストレスが脈拍を速くする
私の体験談ですが、私は週に2回スポーツジムに通っていて、毎回必ず有酸素運動(階段を上るようなマシーン)で体力テストを行います。
最初のころは体力が無かったので脈拍が早くなってしまい、体力レベルも「悪い」だったのですが、トレーニングを重ねていくうちに徐々に体力が付いてきて2年後にやっと「普通」レベルまで上げてきたのです。
ところがその体力レベルが急落してしまったのです。
そのきっかけとなったのが家庭内トラブルです。
トラブルが発覚した時にはものすごいショックと将来への不安から夜も十分に眠れなくなり、心療内科にも通うことになってしまったのです。
もちろん家庭内では笑いも消え、食事をしていてもピーンと張りつめた空気が漂い、家族全員で腹の探り合いです。
そのストレスは相当なもので本当に地獄の日々でした。
その間でも一応トレーニングを続けてはいましたが、体力レベルは「悪い」ままです。
そのマシンは脈拍で体力を判断するので結局ストレスで脈拍が早くなってしまうのです。
ちなみに5分間運動して脈拍が100くらいであれば普通なのが、ストレスが溜まったときの脈拍は運動を始める前から100を超え、最終的には120以上になってしまいました。
運動をしていなくても脈拍が早いままで、体重もどんどん落ちてきます。
私は体重も平均で以前は中年太りの懸念があったので気をつけていましたが、トラブルが発生してからというもの何もしなくても痩せて行きました。
その後はトラブルに慣れてきたことと解決への道筋が見えてきたことで体重も少しずつですが元に戻りつつあります。
ダイエットで運動して痩せていけば健康にも良さそうですが、ストレスで痩せることは気持ちのいいものではありません。
それくらいストレスは体に悪いということですね。
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免疫力は20歳をピークに下降する
人間は免疫力がもっとも強いとされているのが20歳のころで、年齢を重ねるごとに徐々に下降していくといわれています。
特に40代後半から50歳位を境に急激に下降するようです。
50歳くらいからガンに気をつけるようにと言われるのは免疫力が落ちるからです。
がんだけではなく風邪を惹いたり下痢を起こしやすくなるのは免疫力が下がっているからと言われているのです。
よくテレビで腸内環境を整えると免疫力がアップして抵抗力が付くと紹介していますが、これは腸が人間の体でもっとも多く細菌に接することができるからです。
腸には細かなヒダがあってすべて広げるとその面積はテニスコート一面分あるといいます。
これだけ広いスペースだからこそ免疫力が発揮できるのです。
どういうことかというと、人の体には細菌やウィルスだけでなく様々な異物が侵入してきます。
飲み物も食べものでも体にとってすべて異物に相当するのです。
腸内ではその一つ一つの異物と戦わなければならないのです。
これが腸に免疫機能が備わっている理由です。
病気は自然治癒力で治すのが基本
人間の体はもともと免疫力で病気を治す力があります。
免疫は体外から侵入してくる細菌やウィルスを撃退する能力で、すまり自分以外の者の侵入は許さない体制を採っています。
ところが今では風を惹いて咳が出れば咳止めを飲み、発熱すれば解熱剤を飲み、下痢をすれば下痢止めを飲むなど、間違った対応をしています。
今では誰もがしている当たり前の対処法です
せっかく体が風邪を治そうとして免疫が作業しているのに、それを無視して薬で邪魔しようとしているのです。
これは一時的には快方に向かいますが、その分あとでもっと重症化することも少なくないのです。
風邪を治す薬は存在しないといわれています。
つまり風邪を治すのは自分自身の免疫力に任せて、自分自身は安静にして十分な栄養と睡眠を摂っておけば治すことがもっとも安全な方法なのです。
日ごろから免疫力を強化することをしておけば、いざ病気になっても早く改善するというものです。
それには笑いが最も効果的であると言われています。
ひょっとしてあなたの体も初期のがんが発生しては消えてを繰り返しているかもしれませんよ。
そう考えるとがん検診を受けるよりも日ごろ笑っていたほうが良いかもしれませんね。