癌と聞くと今の医学では早期発見できれば治る病気と言われていますが、それでも告知されると死を覚悟する人も多いといいます。
それだけにできれば自分は癌に罹りたくないとばかりに、食べ物や生活習慣を見直す人も多いのではないでしょうか。
そんな中、健康に関する本を読んでいたのですが、癌は笑顔で治せるとの記事を読んで感銘を受けたのでここに書いてみようと思います。
あわせて読みたい:笑いが健康をもたらすメカニズム
大笑いではなく笑顔でも効果がある
私が過去に聞いた話ですが、末期のある癌患者を見舞いに来た友人が、暇つぶしにと漫画の本を大量に持ってきたとかで、その本は殆どが笑える内容のものばかりだったとか。
それを毎日読んで病室で大笑いをしていた癌患者はいつの間にか癌が治ってしまったというのです。
なので笑うことで癌は治るんだと思っていたのです。
それがテレビでも専門医がやはり同じことを言っていたので、笑うことで癌細胞が死滅するのは事実だっったんだと知ったのです。
それが最近読んだ本によると、大笑いでなくても微笑むだけで効果があるというのです。
しかも作り笑いでもOKだそうですよ。
微笑むと副交感神経が上がる
ある実験によると、微笑むことで自律神経の状態がどのように変化するのか調べたところ、大笑いはもちろん作り笑顔でも口角を上げるだけで副交感神経が上がったというのです。
この実験から言えることは笑う気持ちがどうのとというのではなく、笑うときに使う顔の筋肉がほぐれて心身ともにリラックスさせるのではないかと言われているのです。
微笑むことで副交感神経が上がるとリンパ球が活性化して免疫力が高まり癌細胞が死滅するというメカニズムだそうです。
笑いがNK細胞を活性化させる
ここのところテレビなどで癌細胞を攻撃する「NK細胞」という言葉を良く聞くと思いますが、NK細胞の役割というのが体内をパトロールして癌化した細胞を見つけ出して攻撃し、癌細胞の増殖を防いでくれています。
このNK細胞が笑うことで活性化されることが実験で証明されているんだそうです。
これとは逆に「しかめっ面」は緊張を高めて副交感神経を低下させてしまうとといいます。
「しかめっ面」というのは口角が下がり眉間にシワを寄せているような顔です。
顔の筋肉が常に緊張して副交感神経が下がってしまうといいます。
周りを見ると一人や二人はいますよね。
思い当たりませんか?
そのような人は健康面で物凄く損をしているのかもしれませんね。
スポンサーリンク
医療現場にも笑いを積極的に取り入れている
日本には昔から「笑う門には福来る」という諺があるように、これが如何に健康面で重要な要素なのか様々な実験から判ってきているようです。
これとは逆に悪いことは重なるといいますが、一つの災難があると連鎖して災難が重なるってこと多いような気がしますよね。
これって人の気持ちの持ち方が不幸を呼ぶこともあるような気がするんです。
物事って前向きに捉えることが重要って言いますよね。
仕事でも自分が嫌いな仕事をさせられているときに、考え方を変えるだけで疲労度が全然違います。
私の場合ですが、たとえば庭の草むしりを命じられても「日光を浴びながらの仕事は健康に良い」とか「自然と触れ合うのもたまには良いかな」等、考え方を切り替えるだけでどんな仕事も楽しくなります。
仕事が終わっても本当に清々しい気持ちになりますよ。
なのでどんな嫌な仕事を与えられてもしっかりとこなせるので何にも不安はありません。
不安が無ければストレスも溜まりませんし、健康面でも不安は無くなります。
笑いもそうですが、こういう気持ちが癌を寄せ付けないと思っているんです。
医師も笑顔が大切
ある医師は患者と接するときには「笑顔」の力に痛感させられるといいます。
なぜなら患者に笑顔で接するだけで治りが早くなることが多いからだそうです。
これは医師の表情で患者の自律神経のバランスが変わり、血行や免疫力が変化するので治るスピードも変わってくるといいます。
つまり医師の笑顔も治療薬の一つってわけですね。
私も身近に良い例があります。
私の母が喘息持ちで20年以上も病院に通っていますが、母はその主治医を最も信頼しています。
呼吸器科の医師ですが、その医師はいつも朗らかに接してくれます。
喘息って精神的なものが大きく影響するみたいでその医師は患者に接するときの笑顔も大切ということを知っているんでしょうね。
私も何度か話をしたことがありますが、実に誠実な先生で自分が間違っていると思えば素直に謝るような人柄が素晴らしいと感じています。
聞くところによると誰からも信頼されているそうで、今では病院のナンバー2になっているとか。
「病は気から」といいますが、日ごろから笑顔になれるように考え方も改めたほうが良さそうですね(*^_^*)