ガンは今でこそ初期であれば治せる病気になってきましたが、一昔前なら不治の病と恐れられてきました。
ただ、現在では2人に1人がガンで死亡するといった統計があるようにガンは確実に増えつつある病です。
出来ることであればガンにかかりたくないというのは誰でも想いでは同じではないでしょうか。
そのガンですが、体のだるさと原因が同じという考え方があるのをご存知ですか?
今でこそ遺伝子検査で癌にかかるリスクが判るそうで早期発見できる可能性も高くなりつつありますが、それでもやはり罹りたくないのが癌ですよね。
遺伝子検査と平行して体のだるさをはじめとした様々な自覚症状を知っておく必要があります。
体のだるさとガンは無理がたたって起こる
これは免疫学からくるもので、ガンや体のだるさは双方とも体に無理がかかって起こる病というのです。
そもそも無理には肉体的な無理と精神的な無理があるといいます。
肉体的な無理というのは、
働き過ぎや乱れた生活習慣などの生活。
精神的な無理とは、
深い悲しみや苦しみ、悩みやストレスなど、心に負担を負わせる
こと。
これらの2つの無理がたたってガンになったり体がだるくなるというのです。
そもそも多くの人はガンは不治の病といったイメージがあるといいます。
なので医者にガンの宣告を受けると一度は死を覚悟するといいます。
ところがガンは免疫学から考えれば基本的には治る病なんだそうです。
ガンは免疫が押さえつけられてガン細胞に対して十分な攻撃ができなくなることで起こる病といいます。
なのでガン細胞に対する免疫がしっかりと働いてもらうために、邪魔するものを取り払えばガンは治る可能性が高いそうです。
それが
交感神経の緊張をもたらすストレスを取り除くこと
と、
副交感神経を活性化すること
です。
ガンの要因を避けることがストレスに
昔からガンは外からの来る発がん物質が原因と考えられていましたね。
紫外線や肉や魚の焦げなど、ガンの原因になるらしいと話題になると、それらを排除する生活が始まります。
ガンになりたくないが為に、食べるものが無くなるくらいありとあらゆる食べ物を排除して、なかには“癌ノイローゼ”になってしまう人もいるそうです。
確かに要因の一つになってはいます。
しかし、免疫学からみると健康な人は発がん物質を口にしてもガンになることは無いといいます。
ある報告では、ガン患者のほとんどがリンパ球が減り免疫力不足の状態になっているといいます。
リンパ球が減るということは交感神経が緊張している状態にあるといいます。
つまり強いストレスが働いているということです。
体のだるさと免疫力の低下でも書いてある通り、体のだるさも免疫力が低下することで起こります。
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交感神経緊張型の人がガンになり易い理由
交感神経は刺激を受けると脈拍が早くなったり血流がよくなったりしますが、その度合いが程よいものであれば良いのですが、その状態が必要以上に続くと逆に血管を収縮させて血流が悪くなるといいます。
血流が悪くなれば体温が低下しますからリンパ球が減ってしまい免疫力が低下して、ガンが発症しやすくなります。
なので、ガンを患っている人は顔色が悪くなりやつれて見える人が多いといいます。
ガン細胞は生命力が弱い
ある実験でマウスにガン細胞を注射してガンを発症させようとする場合に、そのガン細胞の数が少ないとガン細胞はリンパ球によって簡単に殺されてしまうといいます。
ところが放射線を照射してリンパ球を減らしておくと、少ないガン細胞でもガンが発症したといいます。
なので、リンパ球が増えるような生活をしていればガンにかかるようなことは無いそうです。
人間の体内では毎日1万個ものガン細胞が発生しているといわれています。
それでもガンが発症しないのはリンパ球が働いてくれているからです。
こう考えると今の抗がん剤を中心とした治療法ってガン細胞を殺すことばかりに目が行ってしまい、自らの免疫力でガン細胞を攻撃できる体制にしようという考え方が乏しいような気がします。
これではたとえガンが完治したとしても、その後の再発が心配になって、それがストレスとなって再発することも考えられます。
なのでリンパ球を増やして免疫力を高める治療法も平行して行うことのほうが患者のストレスも緩和され、再発率もグンと低下するような気がします。
同時に免疫力をアップすれば体のだるさも解消されるといいますから一石二鳥ですよね。
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