バセドウ病の症状の一つにだるさや疲れといったことがあります。
実際に私の知人の女性(50代)にバセドウ病で治療している人がいますが、やはり疲れやすくて1日中体がだるいと言っていました。
その女性の場合は交通事故がきっかけで発病したらしいのですが、様々な病院で治療をしてもらうも改善することは無く、鍼灸院で針治療を行っていました。
そこで多少は改善したようですが3年たった今でも通い続けています。
見るからに不安定で、いつもヨロヨロして歩いていましたが、その姿は気の毒でしたね。
ただ、バセドウ病の症状として喉にある甲状腺が腫れて首が太くなるようですが、その女性は見た目には腫れているようには見えなかったためまだ軽い方かもしれません。
ただし、甲状腺の腫れは高齢になると腫れにくくなるようで、特に60歳以上になるとバセドウ病を見逃してしまうことがあるようなので注意が必要とのこと。
いずれにしても疲れやだるさが長期にわたって解消できないという人はバセドウ病を疑ってみたほうが良いかもしれません。
バセドウ病は女性が多い
バセドウ病は統計によると1000人に1~2人いるといわれており、女性患者が男性の5倍多いのが特徴です。
また比較的若い女性に多いのも特徴です。
症状が重くなると椅子から立ち上がることもできなくなるくらい弱ってしまうそうで、早期発見が重要です。
バセドウ病患者を年齢と性別で比較してみましょう。
出典:伊藤病院
統計を見ると30代の女性が最も多いことが判りますが、19歳以下でも罹ることがあるので決して安心できませんね。
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バセドウ病は甲状腺ホルモンの異常分泌が原因
バセドウ病は甲状腺ホルモンの異常分泌が原因であることくらいしか判っていないようで、何かをきっかけに発病すると言われていて、それがハッキリとしていないといわれています。
統計的には出産をきっかけに発病することが多いようです。
これもバセドウ病がホルモンの分泌に大きく関わっている証拠かもしれませんね。
また遺伝し易い病とも言われているので、家族や親せきにバセドウ病患者がいる場合は日ごろから注意しておく必要があります。
バセドウ病の特徴的な症状
どんな病気でもそうですが早期発見がその後の治療に大きく関わってきます。
バセドウ病も例外では無く出来るだけ早期に発見して素早い対応が治療のカギとなるようです。
そこでバセドウ病の特徴的な症状を書いておきますので参考にしてください。
○心拍数が速くなる。
○疲れやすくてだるい。
○異常に汗をかく。
○生理が無くなる。
○手足が震える。
○血圧が異常に上る。
○体重が異常に減ったり増えたりする。
まずは専門医の診断
バセドウ病は正しい治療法を行えば普通に生活を送れるまでに回復するそうなので、まずは専門医で診断を受けたほうが良いでしょう。
そのうえで食事制限の指導を受けたり薬の投与を行えば完治はしないまでも良くなるそうですよ。
いずれにしてもバセドウ病は短期で治る病ではないようで、長く付き合っていくことになるようです。
ただ、個人的にはお疲れBody体質改善プログラムである程度は改善するような気がするのですが・・・
いずれにしてもストレスのない規則正しい生活習慣が基本ということですね。