ストレスはいろんな不調の原因になりますよね。
例えば頭痛や腹痛なんかはよくみられるもの。
そしてストレスも酷いと今度は吐き気や下痢を引き起こすキッカケになります。
そこで今回はストレス性の吐き気、下痢への対策を見ていきましょう。
ストレスで吐き気が起きる、対策は?
吐き気がする時ってどんな時でしょう。
食べ過ぎた時、飲み過ぎた時、あるいは病気の場合など様々ですよね。
ただ特に身に覚えもなく、しかも吐き気はあるのに吐けないなんていう時には、ストレスが原因で起こっている可能性が高いです。
これを心因性嘔吐と呼びます。
吐き気の他には不眠なども一緒に起きることがあります。
ただこのタイプの吐き気はストレスが原因だという自覚がない場合も多く、なぜ吐き気がするのかわからずに、それがストレスになるという悪循環に陥る場合もあります。
ただストレスで吐き気がするというのはかなり精神的負担を抱えているという証拠。
中には逆流性食道炎や胃炎なども併発する場合もあります。
ですから必ず対策が必要です。
まずはなんといってもストレス発散。
これにつきます。
アロマでストレス解消
ただなかなかそうは言ってもストレスを解消するのって難しいですよね。
そんな時に試して欲しいのがアロマ。
心を落ち着ける効果があります。
中でもミント系はオススメ。
簡単に取り入れられるのでやってみてください。
ただそれでも全く効果もないという時には専門医に相談を。
心の病は素人でどうにかするよりプロに解決してもらうのが一番手っ取り早いです。
1人で悩まないようにしましょうね。
スポンサーリンク
ストレスで起きる下痢、対策は?
ではストレス性の下痢の場合はどうでしょう。
この場合、過敏性腸症候群という病気である可能性が高いです。
検査をしてもどこも悪くなく、理由が特定できない場合はほとんどがこれにあたるといいます。
ストレス社会で生きるビジネスマンなんかに多く、中でも真面目な人ほどかかりやすいとされています。
しかも症状も下痢だけとは限りません。
便秘の症状が見られる場合もあるようですね。
対策としてはこれもやはりストレスを解消することが一番大切です。
しかしすぐには解決できない時には適度な運動をするなり、趣味を見つけるなどして、何かに没頭するというのがまず1つの手でしょう。
集中している時には一時的にストレスから解放され、下痢の症状も消えることが多いです。
また過敏性腸症候群の特徴として共通して挙げられているものがあります。
それは脂肪分の多い食事を好んでとっている、カフェインの摂取量が多い、アルコールをよく飲むなどといったものです。
つまり食べるものや飲むものでも改善はできるということですね。
何から食べたら良いのか、飲んだら良いのかわからないという人はまずバランスの良い食事を目指して見てください。
同じものばかり取らないというのがポイントです。
ではついつい下痢が辛いと頼りたくなるのが薬はどうでしょう。
下痢止めは1つの対症療法ではあるものの、ストレス性の場合に得策とは言い難いです。
というのもこの下痢止めの特性として、長期間使用は耐性ができ効き目がなくなる可能性が高いのです。
どうしてもというときだけにして、極力使わないようにしましょう。
まとめ
ストレスで吐き気や下痢が起きているということは、気づかないうちにかなりのストレスがかかっていることが考えられます。
ただストレスはこれ!といった1つの決定的な理由がある場合とそうでない場合があります。
いくつもの要因が積み重なって大きくなっていることの方が多いです。
もしもストレスに身に覚えがないのであれば肉体的疲労なども関わっているのかもしれませんからまずは体を休めて見てください。
症状も少し楽になるかもしれませんよ。