急性胃腸炎

下痢って辛いですよね。

寒い時期やお腹が冷えた時など誰でも経験あるのではないでしょうか。

ただ中には慢性的な下痢に悩まされている人もいます。

その場合に原因としてあげられるのがストレス。

というのも胃腸とストレスってかなり密接なつながりがあるんです。

そこで今回はストレス性の下痢に薬が効果的かどうか見ていきます。

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ストレスが原因の下痢とは?どんな薬がある?

まずストレスで下痢が続いてしまう病気は何なのかというと過敏性腸症候群である可能性が高いです。

この病気は下痢型と便秘型があり、下痢型の場合に排便回数が著しく増えます。

そして便通があると腹痛も治るというのが特徴です。

他にも寝ている時などはなんともなく、またストレスを感じることでより症状が悪化してしまう傾向があります。

ちなみに混合型も存在します。

メカニズムとしてはストレスで乱れた自律神経や、分泌されるノルアドレナリンなんかが結果的に排便障害の原因になるようです。

解決策としていろんな方法がありますが、気になるのが薬の服用についてですね。

たしかに下痢は長引くと辛いですから、今すぐにでも止めたいもの。

薬に頼りたくなってしまいますよね。

まず市販薬でお勧めがビオフェルミン。

効果がすぐに感じられるものではありませんが、お腹にも体にも優しい薬です。

整腸効果があります。

下痢止めの決定版!正露丸

次に正露丸。

下痢を止める効果は高く人気ですがにおいが独特ですから、お子さんの中には苦手に感じる人もいるでしょう。

そして最後に下痢止め薬で有名なストッパ下痢止め。

水なしで飲めるのがポイントです。

1つ持っておけば急な腹痛にも安心ですよね。

次に処方薬ですが、処方薬はとにかく種類が多いです。

ですからそれぞれの患者さんの症状などに応じて処方されます。

例えば市販と同様、ビオフェルミンだったり、ビオスリーなどの腸内細菌を整える薬もよく処方されます。

また下痢がひどいとトロンコロンやイリボー、水分量を調節するコロネルなんかも服用することがあります。

またストレスの影響が大きく、自宅などでは平気でも人が集まる場所などで症状が悪化する人の場合に、抗不安剤というのも出されます。

デパスやリーゼ、ソラナックス、パキシルなどこちらもまた種類が多く、向き不向きがあるようですね。

抗不安剤の場合はさらに脱力感などの副作用も覚えておかなければなりません。

そして最後が漢方薬。

漢方薬といえば体質改善が目的の薬です。

長期期間の服用が欠かせない薬ですね。

 

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薬だけではダメ!根本的解決にはならない

ストレスが下痢の大きな原因である場合に薬だけで根本的な解決にはなりません。

やはり大元の原因であるストレス対策がなによりも大切です。

そのためにはまずストレスを発散する方法を見つける必要があるでしょう。

テレビを見たり、読書をしたり、あるいは何かに没頭しても良いでしょう。

もしくは疲れや睡眠不足などが結果的にストレスに結びついているのであればゆっくりと寝たり、あるいは風呂に浸かるなどして肉体的疲労を取り除くようにします。

他には生活のリズムを整えたり、適度な運動も良いでしょう。

さらには下痢の症状を少しでも和らげるために食べ物などには注意が必要です。

例えば冷たいものは控えるだったり、お腹に優しいメニューを心がけたいものです。

まとめ

下痢がなかなか治らず、悩んでいても体質のせいだろうと諦めている人もいるかもしれませんね。

ただ下痢が続けば肉体的にも精神的にもかなり辛いもの。

放置せずに専門医に相談して解決できる方法を探していきましょう。

ストレスは他にもいろんな体のトラブルの原因になります。

溜め込みすぎないよう普段から心がけていきたいですね。