下痢

下痢って何とも不快な気分になり、せつない気持ちになりますよね~

そんなときに限ってトイレが見つからないこともしばしば・・・

下痢を繰り返していくうちにしだいに体力を消耗していき、だるさを覚えることも少なくないと思います。

多くの人はこんな時「下痢止め」を飲んで凌いでいると思いますが、医学での考え方ではあまり感心することではないといいます。

というのは下痢は腸の具合を正常に戻そうとする生理現象だからです。

それでは下痢の時の正しい対応というのはどうすればいいのでしょうか。

ここでは下痢の時の正しい対処法をご紹介します。

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下痢で辛い時には熱めのお風呂に入る

熱めのお湯の風呂下痢の時って肛門がヒリヒリしてお風呂に入ってマッサージしてやりたくなりますよね。

その時ってだいたいがぬるめのお湯に浸かりませんか?

実は下痢のときにぬるめのお湯につかることは良くないんだそうです。

湯の温度は熱めの方が下痢の症状が治まって楽になるんですよ。

そもそも腸は自律神経に支配されていますから、人の感情次第で下痢にもなったり便秘にもなったりします。

その中で下痢という症状は腸が活発になり過ぎて起きるといいます。

そこに自律神経の中でも心身を興奮させる交感神経を優位にすることで腸の動きが鈍くなるという性質を利用するわけです。

つまり交感神経を優位にすることで活発になり過ぎた腸の働きを抑えるという考え方です。

熱いお湯に浸かることで交感神経が優位になり、下痢の症状が楽になるというわけです。

ちなみに湯の温度は42~43℃7~8分程度半身浴することが望ましいようです。

下痢になりやすい人はスパイスが効果的

スパイスちょっと食べ過ぎたり飲み過ぎたりするだけで下痢を起こしてしまう人は、日頃からスパイスを使った料理を食べると良いそうです。

クローブ、キャラウェイ、クミン、ナツメグなど、肉料理によく使われるスパイスには抗菌作用や整腸作用があり腸を正常な状態にしてくれるからです。

こうしたスパイスを食べ続けることで自然と腸が丈夫になって下痢をし難くなるといいます。

中でもクローブ、ナツメグは腹痛を伴う下痢に効果的で、日頃から持ち歩くと急な下痢にも対応できて良いそうです。

また、スパイスは料理だけでなく紅茶などの飲み物でも美味しく飲めるみたいですよ♪

 

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梅は下痢の特効薬

梅ジュース下痢止めとして意外と知られていないのが梅の作用です。

梅の殺菌作用と梅に含まれるカテキン酸による整腸作用が下痢止めに効果的なんだそうです。

梅干しや梅肉エキスをお湯で溶いて飲んでも効果的ですが、下痢をし易い体質を改善するには「梅ジュース」が効果的だとか。

スーパーで購入できますが、自分で作ることも可能です。

青梅と氷砂糖と容器を購入してきて簡単に出来るそうですよ。

私が子供のころ「焼酎梅」と呼ばれる飲み物を母がよく作ってくれましたが、これもその類でしょうね。

そういえば毎日飲んでいた子供のころは下痢をしていなかったような・・・

冷えによる下痢は足の指をマッサージ

よく「冷え腹」といって冷たいものを食べたり飲んだりして胃腸が冷えてしまい下痢を起こすことがありますよね。

こんな時には足の指をマッサージすると効果的だとか。

やり方は簡単で足の指一本一本をそれぞれ左右にグルグル指で回してあげるだけです。

これで胃腸の血行が良くなるといいます。

足は心臓から最も離れている場所なのでどうしても血流が滞りがちになります。

この部分の血流が良くなれば全身の血流も改善するというもの。

これで胃腸の働きが良くなり下痢も改善するというわけです。

おろしリンゴを事前に食べておく

下痢って突然襲われることがありますよね。

自宅にいるのなら良いのですが、デートや会議など大切な時に襲われる下痢には何とかしてもらいたいもの。

そんなときに前もって予防しておく効果のあるのが、皮ごとすりおろした「おろしリンゴ」です。

今日は何となく下痢になりそうだなと感じたら迷わずおろしリンゴを食べておきましょう。

おろしリンゴなら短時間で腸に到達して腸の働きを整えて下痢の症状を抑えてくれます。

リンゴには「ペクチン」と呼ばれる成分が多く含まれていますが、水溶性の食物繊維で、何と下痢と便秘の解消に効果があるとか。

昔からリンゴを食べていれば医者いらずと言われているくらいヘルシーな食べ物なんですよ。

以上下痢の時の対処法をまとめてみましたが、
自然食だけで症状を抑える方法がこんなにたくさんあるんですね。

下痢止め薬を飲む前に一度試してみる価値はありぞうです。