ストレスは私たちの体にいろんなトラブルを引き起こす原因になるもの。
そのため体の健康も大切ですが、同じくらい心の健康にも気を使わなければいけません。
例えば腹痛や頭痛などよく知られる症状から、冷え、生理不順など、あげるときりがないくらい、ストレスは私たちが感じる不調につながっています。
そして覚えておいて欲しいのが癌。
癌といえば、時に私たちを死に至らしめる怖いもの。
その癌さえもストレスから引き起こされるばあいがあるってしっていましたか?
そこで今回は癌とストレスの因果関係について見ていきます。
癌の原因で最も多いのはストレス?
癌というと何が原因で起きるイメージがありますか?
例えば遺伝って大きいと聞きますよね。
癌家系だと癌で死ぬなんてよく言われています。
また喫煙すれば肺癌になりやすいだとか、紫外線を浴びすぎると皮膚癌になるなどといった話もよく聞くものです。
またストレスが一番の要因ではないかという説もあります。
というのもあるストレスはいろんな不調を引き起こしますから、間接的な要因になっていることが多いんです。
結論から言うと1番癌の原因で多いのは細胞の突然変異だそうです。
つまり、特別な理由がないにもかかわらず不運にも癌になってしまったと言うケースが実は1番多いんです。
ただストレスやタバコ、紫外線などなど他にも癌にかかりやすいと言われるものが無縁であると言うことではありません。
発生の確率はたしかに上がると言われています。
では次にストレスと癌がどう関係があるのか見ていきましょう。
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ストレスで癌にかかりやすくなる?深刻化する原因にも
まずストレスを抱えると人は免疫力が低下すると言われています。
そうなるとどうでしょう。
癌細胞を破壊する力は弱まり、進行も止められず深刻化してしまう原因にもなるわけです。
また癌にかかる人は真面目で頑張り屋の人が多いとも言われています。
頑張り屋の人はなんでも我慢をしストレスを溜めやすい傾向があります。
つまりストレスを抱えやすい人ほど癌になりやすいという見方ですね。
ただあくまでこれは単なる一説にすぎません。
というのも前項で述べたように癌の原因の第1位は細胞の突然変異。
その人がどんな人であるかなんて関係がないという研究結果もあるわけです。
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癌の原因はストレスだけでは無い
癌に関しては本当に分からないこともまだまだ沢山あるのが現状。
原因だって1つではなくいろんな要因が重なっている可能性が高いです。
では癌の進行に関してはどうでしょう。
癌を知った後は「自分が癌である」ということ自体がストレスになります。
そうなるとストレスで体も心も不調になります。
そして今の状態からさらに癌が進行してしまい、悪循環になってしまいます。
たしかに癌にならないためにストレスを溜めないことも大切です。
しかしもしも癌になったとしても治療をして行く中でストレスとの向き合い方がかなり影響してくるといいます。
発散方法としては健康な人であれば、お酒を飲んだり美味しいものを食べるなども良いかもしれません。
ただ癌患者にとって、そういった方法は不向きです。
何かをして忘れる!という方法よりはむしろ、相談相手を見つけ、情報を得るなどすることで、癌と改めて向き合い、悩みを減らす方が先決。
患者会などでは同じ境遇の人がたくさんいますから前向きな気持ちになるいいきっかけになりますよ。
まとめ
癌はこれをすれば大丈夫!といったものではありません。
同じように生活をしていても同じようにかかるわけではないですし、同じ治療で治るものでもありません。
ですから、ストレスを溜めないようにし、癌予防を心がけることも良いですが、もしもそうかなと少しでも思ったら早期発見が何より大切なのです。