ストレスを抱えるといろんなトラブルが発生します。
その1つが頭痛。
たしかに何か悩みがある場合に頭が痛くなることって多いですよね。
そんな時今すぐにでもこの痛みから解放されたい!と思うもの。
そこで今回はストレス性の頭痛に効く対策と、また薬の有効性などを見ていきます。
ストレス性の頭痛はなぜ起こる?薬は効くの?
まずストレスで頭痛が起きるメカニズムを簡単に説明すると、私たちの体はストレスを察知するとそれと戦う戦闘態勢に入ります。
するとどうでしょう。
血圧が上がります。
血圧が上がれば必然的に脳の血液量が増え、また血管の収縮や拡張が起きます。
結果的にそれが頭痛の原因になるというのです。
次に自律神経の乱れ。
普通リラックス状態では副交感神経が活発化しているものの、ストレスがかかることで交感神経が活発になってしまいます。
そうなると筋肉は収縮、頭部の筋肉にも影響がおよび結果的に頭痛を引き起こすわけです。
ちなみにですが、ストレスが原因の頭痛では偏頭痛や筋緊張性頭痛などが挙げられます。
頭痛って案外辛いものですよね。
どうしてもの時は薬を頼るのも1つ手ではあります。
そんな時によく用いられる薬がまずカロナール。
副作用が少なく妊婦さんにも使用される処方薬ですね。
またロキソニンやイブなんかは市販薬として売られています。
市販のものでも処方薬でも基本的に鎮痛剤は効果が高いので頭痛が改善される可能性が高いです。
ただいくら一時的に頭痛が治まっても、根本的解決にはなっていないことを覚えて起きましょうね。
ちなみに頭痛がひどく薬が効かない場合に勝手に服用量を増やすのは危険。
必ずその場合には受診をしましょう。
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ストレスによる頭痛、薬以外で試して欲しい対策は?
まずストレスを解消するというのは根本的解決には欠かせませんが、人によってストレスの原因って異なりますよね。
解決できる問題もあればすぐには難しいものもあります。
そこでとりあえず頭痛をどうにかしたいという場合にできる方法としてまず、生活習慣の見直しから始めてはどうでしょう。
中でも睡眠は大切。
睡眠不足になれば人はちょっとしたことでも大きなストレスにつながってしまうもの。
まずは肉体的疲労を取り除くことから始めてみてください。
次に食事。
カルシウムやビタミンは特に積極的に取り入れたいものです。
というのもイライラが解消されるといいます。
他にはアロマを炊いて見たり、ストレッチをしてみる、悩みを人に話す、読書に没頭するなど人によって方法は全く異なるでしょう。
ストレスは誰でも多少なりとも抱えているものです。
ですからゼロにするのは難しいでしょう。
ただうまく発散できるかどうかというのが大きな鍵になるのです。
ちなみにこれは余談ですが、もしも頭痛がひどい場合は単なるストレスだけが原因でない場合もあります。
脳に何かトラブルが起きていればそれこそ命に関わる問題かもしれません。
今回はあくまでストレスが原因とわかっている場合の対処法を紹介していきましたが、おかしいと感じる頭痛の場合は必ずすぐにでも専門医に見れもらいましょうね。
まとめ
ストレスは私たちが社会で生きていく中で切っても切り離せないもの。
ただ目には見えない分、自覚なくどんどん体にいろんな影響を与えていく厄介なものでもあります。
例えば肩こりや腹痛、不眠に食欲不振などは多いものです。
普段から自分の体のSOSを見逃さず、ストレスに気付けるようにしていきたいですね。
ストレスは自分一人でどうにもならない場合も多いもの。
一人で思い悩まず家族や友人など頼れる人に頼って話を聞いてもらうことも大切ですよ。