質の良い睡眠がとれる方法は、朝すっきり目覚める方法体のだるさを解消する目覚めがすっきりするストレッチでちょっとだけ触れていますが、他の要素もあるのでご紹介します。

恒常性の維持

私たちの身体は「恒常性」と呼ばれる身体のバランスをとる機能が備わっています。

恒常性とは別名「ホメオタシス」とも呼ばれ、生物体が外部環境の変化から、体温、血糖値などの生理的状態を一定に保つことを言います。

私たちの身体は様々なウィルスや細菌、有害物質、人間関係などのストレスなどに常にさらされています。

ここで過度のストレスや過労、栄養バランスの偏りなどで恒常性が維持できなくなり、ウィルスや細菌などから身を守ることが出来なくなり質の良い睡眠が出来なくなることがあります。

なので、日頃のストレスや過労、栄養バランスに注意することで恒常性の維持に心がけることが重要です。

それではどのような方法があるのでしょうか。

半身浴でリラックス

一番手軽に出来るのが「半身浴」です。

温度設定はぬるめで37~38度にして、お湯の量はみぞおちまでとします。

20分ほど浸かるのが良いそうです。

ここでお湯の中にリラックス効果のある入浴剤を混ぜたり、好みの精油を1~3滴ほど落とすとさらにリラックス効果が深まります。

ただし精油はツンとした刺激の強いものは避けましょう。

またあまり香りが強いと逆効果になるのでほんのりと香りが漂う感じくらいがちょうど良いと思います。

20分は長いと感じるかもしれませんが、目を瞑って癒されそうなことを妄想しながら浸かっていると20分なんて意外と短い時間に感じますよ。

また、出来るのであれば防水の音楽プレイヤーがあれば好きな音楽(穏やかな曲か川のせせらぎなどの自然の音)を聴きながら浸かっているのも良いでしょう。

もし半身浴をする余裕がなかったり病気や怪我などで入浴が出来ない場合は、アロマテラピーの手浴法または吸入法という手もあります。

ぬるめのお湯を洗面器に入れて好みの精油を1~3滴を混ぜてそこに手を入れるだけです。

これでけっこう気分転換が出来ますよ。

ただしお湯が熱いとかえって覚醒してしまうので注意が必要です。

吸入法は丸めたティシュや布に精油を1~3滴たらして吸引するか、熱めのお湯を入れた洗面器に同量の精油を垂らして蒸気を吸引する方法です。

ただし長時間吸引していると粘膜を傷めるので短時間で終わらせる必要があります。

このとき気を付けるのは目を閉じて行うことと、喘息持ちの方や咳が出る時は避けた方が良いです。

これなら簡単ですから毎日できるリラクゼーションですよね。

※精油は植物由来とはいえ、高濃度のため直接肌につけることができないものが多く、取り扱いには十分注意が必要です。

 

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ストレスを上手に処理する

体がだるい時は目覚めで判断で私の体験談を書いていますが、寝る前に心が荒れていると質の良い睡眠は得られません。

時間が経過してもずっと気になっていることや人間関係などの怒りが残っている時には寝る前に処理することが必要です。

とはいえそう簡単に整理出来るものではないですよね。

そんなときにオススメなのが紙に書き出してみることです。

人間関係で重ねた恨みつらみ、不安な出来ごとの解決方法が判らないこと、将来への不安など、何でもいいので一気に書いてみるのです。

こうした心の中のストレスを書きだすことで、物事を客観的に見ることが出来て心の整理がつくようになります。

とにかく放置しておかずに物事に向き合う時間を設けることが重要です。

SNSに書いている人も多いようですが、返ってきた返事が新たなストレスになることもあります。

まずは紙に書き出して気持ちの整理が出来ないか試してみましょう

自分で解決できない時はカウンセリングも

これは私の体験談ですが、家庭内の問題が解決できずに無料のカウンセリングを受けたことがあります。

家族のこと、親のこと、お金のことなど、どうしたらいいのか判らない時期があったんです。

そこでインターネットで探していたら無料のカウンセリングがけっこうあって電話してみたんです。

そしたら話を真剣に聞いてもらえるだけで不思議と心の整理がついてくるのが判るんです。

なので自分の中に溜めこんでないで誰かに話すだけで“心のデトックス”が出来るもんですよ。

自分で料理を作る

意外ですが、料理に集中することもリラックスできる一つの方法なのです。

というのは、料理を作っている時に、泥野菜を洗っている時の野菜と土の香りで自然に触れることや、味覚、嗅覚などに癒す効果があるからです。

かくいう私もしばらく料理をせざるを得ない時期があって、最初のうちはやり方が全く分からずストレスが溜まっていましたが、1カ月も続けていると料理を作るのも慣れてきて、かえって楽しみになってきたんです。

特に美味しく出来た時の快感と言ったら若いころの恋愛を思い出すくらい気持ちのいいものです。

これって料理にリラックス効果がある証拠ですね。

足のマッサージ

意外と知られていないのが「足裏マッサージ」です。

足の裏には多くのツボがあることはよく知られていますね。

その中でも足の裏全体をマッサージすることで質の良い睡眠が出来ると言われています。

基本は足全体を温めること。

その後、両足を両手で包み込むように持ち、足全体を軽くもみほぐします。

仕事などで疲れている時はさするだけでも効果があります。

また、足の指を一本ずつ手で前後に動かします。

隣り合った足の指を交互に前後するようにしましょう。

親指から小指まで交互に前後し、両足行えば、足全体がポカポカと温まってきます。

足が冷えてなかなか眠れないという方にはオススメです。

これは私の実体験ですが、足の指に手の指を絡ませて足首を回すだけで翌朝にすっきりして目覚めることが出来たのには驚きました。

この方法は足の凝りがほぐれて全身の血流が改善されて緊張感が抜けるからなんだそうです。

専用のオイルを使って足の裏やふくらはぎをマッサージするのも良いですよ。

オススメはWELEDAのアルニカオイル。

下半身がじわじわと温まってくる感覚がリラックス効果を感じることが出来ますよ。

以上いくつか挙げてみましたが、一番重要なのは心の持ち方です。

現代社会に生きている以上嫌なことや辛いことはいっぱいあるでしょう。

しかし、今起きていることは全て将来の自分のためにあるんだという気持ちに切り換えておけば意外と心は落ち着くものです。

こうした物事の捉え方で質の良い睡眠が得られるはずです。