睡眠は私たちの健康にとって欠かせないもの。
しかし仕事や勉強などで忙しい毎日を過ごしているとどうしても睡眠時間が十分に確保できないことってありますよね。
そんな時に知りたいのが短い睡眠によるリスク…
睡眠不足は思わぬ結果を招く恐れもありますからね。
健康面で取り返しのつかないことにもなりかねません。
今回は中でも多忙で4時間しか睡眠が取れない場合について見ていきます。
4時間しか睡眠が取れない!どんなリスクがあるの?
だいたい人は平均で1日のうち8時間ほどを睡眠に費やすと言われています。
健康に生活するためにも出来るだけこれに近い時間を確保したいものです。
しかし理由は人それぞれですが、なかなかここまでの時間を睡眠に当てられない人は多く中には4時間という本来の半分しか睡眠をとらずに生活している人もいます。
しかし短い睡眠は様々なリスクを引き起こすので注意が必要です。
実際、4時間睡眠を一週間続けることで徹夜と同じくらい体にダメージをもたらすとも言われています。
成長ホルモンの分泌が減少
成長ホルモンは体の機能をコントロールする働きのある重要なホルモンですが、十分な睡眠をとっていないと分泌され難くなると言われています。
特に成長ホルモンの分泌は夜の10:00~02:00までの4時間の間に熟睡していなければならず、1日に4時間しか睡眠時間が無い人が、10:00~02:00までの4時間に熟睡出来ているとは考えにくいですよね。
健康のためにも4時間睡眠は寝不足と言えます。
睡眠不足で頭痛や吐き気
まず睡眠不足で見られる軽い症状でいうと頭痛や吐き気などがあります。
頭の回転も鈍るので仕事の効率が悪くなる場合も多いです。
またストレスも溜まるのでイライラしやすくなったり逆に塞ぎ込みうつ病に陥ることもあります。
他に身体に見られる変化としては病気になりやすくなったり、太りやすくなったり、また口臭や肌荒れなどに悩まされるケースが多いです。
その他、重大なリスクでいうと死亡率が7時間睡眠の人に比べグッと上がるということがある研究で分かっています。
例えば糖尿病やがんの発症率が上がることもこれに関係しているのかもしれません。
ちなみにショートスリーパーといって短時間しか睡眠時間が取れなくても何のトラブルもなく生活できている人は実はいます。
しかしこのショートスリーパー、だれでもなれるものではなく生まれながらの才能で、限られた人にたまたま備わった能力なのです。
ですから、短時間睡眠が自分に合わないと感じたら続けることは大変危険だということは覚えておいてください。
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短時間睡眠でも質の良いものに
とはいえ、毎日ではなくても一時的に短い時間しか睡眠が取れない時期は誰にでも起こりうるもの。
そんな時、意識したいのが質の良い睡眠です。
そのためまず見直して欲しいのが寝る前の習慣。
例えばコーヒーなどのカフェインの摂取やアルコールも睡眠の質を下げるので控えた方が良いです。
さらにこれはやっている人も多いはずですが寝る前のスマホやパソコン。
ブルーライトが寝つきを悪くするというのは有名な話ですよね。
どうしてもという場合にはブルーライトカットの保護フィルムなどが売られているのでそちらを利用してみると良いですね。
逆にこれはやって見て欲しいというのがまず寝る1時間前にお風呂にゆっくり浸かること。
寝つきが良くなります。
さらに風呂上がりのストレッチは体も心もリラックスできるのでお勧めです。
また寝ている間少しでも快適に過ごせる方法として、まずマットレス枕を自分に合ったものにするというのは大切です。
特に枕に関しては重要で、枕が変わるだけで同じ時間寝ても疲れの取れ具合が全然違ったりもしますよ。
他には快眠用の音楽を寝ながら聞いたり、寝るときは光を遮断し、朝になったら日の光が入るように工夫するなども効果的です。
当ブログでおススメしている光目覚ましinti SQUARE(インティ スクエア)を試してみるのも良いかもしれません。
このようにちょっとしたことで、睡眠の質は変わってきます。
色々と試して見ると良いでしょう。
あわせて読みたい:質の良い睡眠の定義とは
まとめ
短い時間でぐっすり眠れる方法を紹介してきましたが、これはあくまで一時しのぎに過ぎません。
まずは睡眠時間の確保。
これが第一優先です。
忙しいと真っ先に削られがちなのが睡眠時間ですが、無理をすれば取り返しのつかないことにもなりかねません。
それを肝に命じて、身体を休められる時間は少しでも休める努力をしましょうね。