酒は百薬の長とも言われているように飲み方によっては体に良いとされていますが、
ついつい間違った飲み方をして体調を崩す人も少なくないとか・・・

ちなみに私は普段はほとんどお酒は飲みません。

若いころはたまにビールを飲んでいたんですが、
飲んだ直後に決まって体がだるくなるんですよね。

若かったので体力でカバーしていましたが、
50歳を過ぎた今ではその体力も衰えカバーすることもできなくなりました。

なのでビールを飲むとしたら仕事での付き合いか、
正月くらいです。

それでも気を使って飲んでます。

 

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ビールは脳を疲れさせる

アルコールそのものに栄養価はありませんが、
ビールやワイン、日本酒には糖質が含まれています。

勢い余って食事も摂らずにビールをがぶ飲みすると、
血糖値が急激に上昇し、インスリンの作用によって
かえって低血糖になるために脳が疲れてしまいます。

特に女性の場合は女性ホルモンの影響も
加わるのでよけいに低血糖になるため、
頭がふらついたり倒れてしまうこともあるとか。

なので飲む前に軽く食事を摂るなどしておくと
こうしたことが予防できるそうです。

元プロ野球選手で400勝を達成した
金田氏が以前監督をしていたときに、
選手たちには空きっ腹でビールを
飲むことを禁止していたそうです。

金田氏と言えば「健康棒」と呼ばれるアイテムを考案して
販売していたほど健康には人一倍気を使っていたといいます。

そんな金田氏ですから空きっ腹でビールを飲むことが
どれだけ体に負担がかかるのか知っていたのでしょうね。

体が資本のプロ野球選手だからこそ
お酒の飲み方には慎重になっていたようです。

飲酒の継続が糖尿病に

お酒を飲む機会が1日だけなら良いのですが、
頻繁に続くといくら気を付けていても疲れてしまうといいます。

これはビールや日本酒に含まれる糖質が
血糖値を一定に保つことができないことに加えて、
つまみを口にするだけで栄養素の摂取が疎かになるからです。

こうなると
アルコールを分解する役割がある肝臓への負担は重くなり、
気が付けば肝機能検査に引っ掛かるといった事例も少なくないとか。

また
アルコールの継続的な摂取によってすい臓から分泌される
インスリンの血糖値を下げる作用に慣れてしまい、
簡単には血糖値が下がらなくなります。

すると、
すい臓はさらに多くのインスリンを分泌するようになり、
血糖値を下げようとします。

このような状態が続いていくと最後には糖尿病になってしまいます。

 

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ビタミンB1が不足して体がだるくなる

これだけではありません。
アルコールの摂取が続くとビタミンB1が不足してきます。

これはアルコールが肝臓で分解されるときに
ビタミンB1が消費されるからです。

ビタミンB1が不足すると体がだるくなるだけでなく、
物忘れや不眠、食欲減少などの症状が現れるようになります。

こうなると仕事や家事に支障をきたすようになってきます。

お酒を飲むときにはしっかりと栄養を摂ることがいかに重要かということですね。

ちなみにビタミンB1を多く含む食べ物には
体のだるさはビタミンB1不足
にも書いてある通り、豚肉、ウナギ、カツオなどがありますが、
おつまみの中でもビタミンB1を多く含むものがあります。

それはカシューナッツ、ピスタチオ、落花生などです。

お酒を楽しんでいるときにもこれらの食べ物を意識的に
食べることで体のだるさを予防出来るかもしれませんよ。

健康に良いお酒の量

お酒は適量なら血栓を溶かしたり、
善玉コレステロールを増やしたりして
脳卒中や心筋梗塞を予防してくれると言われています。

また日本酒に含まれる麹酸や赤ワインに含まれるポリフェノールは
抗酸化作用がありアンチエイジングにも有効とされているのも事実です。

なので適量を守れば薬にもなるのです。

では適量とはどのくらいの量のことをいうのでしょうか?

個人差があるので一概には言えませんが、
一般的にはアルコールの量が30ミリリットルと言われています。

ビールなら大瓶1本、ワインならグラス1杯、日本酒なら1合です。

私ならこれでも多いくらいなので全く問題ないのですが、
少量飲んだだけでも体がだるくなるので今はほとんど飲んでいません。

ひょっとして肝臓の機能が弱っているのかもしれませんね。

生活習慣病とは怖い病・わかりやすい症状はありません。
をもう一度読み返してみたいと思います(^^ゞ