自分が低体温であるかチェックしたことありますか?
体温計で普通に計るだけでは判りませんよ!
というのは他の場所が低体温になっているかもしれないからです。
脇の下を体温計で計って36度台の人でも他の部分が低体温になっている場合があるんだそうです。
自分は低体温でないのに体のだるさや肩こりなど様々な症状が現れるのは何故?
と感じる方は一度ご自分のが低体温でないのか一度チェックしてみたほうが良いかもしれませんよ。
ここでは自分が低体温なのかを簡単にチェックできる方法をご紹介します。
脇の下と各部分に手をあてる
東洋医学では低体温のことを一括して「冷え」と呼んでいますが、冷えの定義は本人が自覚とは関係なく、頭や顔以外の場所の温度が脇の下よりも低い状態のことをいいます。
たとえば、お腹や太もも、二の腕など脇の下よりも温度が低いことが冷えと呼んでいるそうです。
しかしこれらを体温計で正確に測定することはできませんよね。
そこで簡単な方法として手のひらで測定する方法があります。
方法は簡単で、最初に手のひらを脇の下に当てて温度を記憶しておきます。
次に各場所に手のひらを当ててみて冷たいと感じたらそれが低体温の証拠です。
場所は、お腹、お尻、太もも、二の腕の4か所です。
4か所のうち1か所でも温度が低いと感じたら低体温となります。
低体温の原因は働き過ぎか楽のし過ぎ
低体温の原因は自律神経のバランスが乱れる原因と同じといいます。
働き過ぎで交感神経が優位になり過ぎている生活が長く続き、睡眠不足や運動不足になったり、逆に何もしないで生活する“楽のし過ぎ”です。
現代は冷蔵庫もあるので1年中冷たいものを飲むことができます。
コンビニに行けば年中アイスを売っています。
一旦体内に冷たいものを入れて下がった体温を元に戻すのはそう簡単にはいかないといいます。
また夏に露出の多い服も低体温の原因になるといいます。
たとえ気温が30度以上あっても体温より低ければ体の熱は外に逃げていきますから体温は下がっていくからです。
露出の多い服を着て冷たいものを飲み食いすれば低体温リスクは一気に高まります。
これが原因で知らないうちに低体温になり、気温が下がった時に体調を崩したり病気になってしまう人も多いといいます。
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体の冷えは筋肉の冷え
低体温は一旦なってしまうとなかなか戻らないと言われていますが、一時的にでも体を温めれば効果が上がるといいます。
それは筋肉を温める事です。
それも低体温をチェックした場所、つまりお腹、お尻、太もも、二の腕の4か所の筋肉を温めるのです。
手っ取り早く温めるには運動をするのが良いのですが、体調が悪かったり運動が嫌いな方は億劫ですよね。
そんな方は筋肉を外から温める方法があります。
それは「湯たんぽ」や「使い捨てカイロ」で温めてやればいいのです。
湯たんぽや使い捨てカイロならそれほど費用もかかりませんし、仕事中には湯たんぽで、外出中なら使い捨てカイロと使い分ければ持ち運びの負担もかかりません。
温める順番
低体温の弊害が最も出るのは内臓です。
全身の血液の60~70%がお腹に集中しているといいます。
なのでお腹を温めることが血液の流れを良くして全身に血液を送り易くしてくれます。
また太もも、お尻、二の腕にも太い筋肉があるのでそこを温めてやると効率的に体温が上がります。
湯たんぽで温める順番は、お腹→太もも→お尻→二の腕の順番に温めていくと効果的だとか。
使い捨てカイロはポケットの入れたり、お腹や腰に貼りつけたりして必要に応じて場所を変えたりして温めます。
どちらも汗をかかない程度に温めます。
汗をかくと逆に冷えてしまうからです。
こうして体温を温めてやると知らないうちに体のだるさが解消して頑固な肩こりも消えてしまうかもしれませんよ。