クエン酸の効能

あなたはクエン酸を知っていますか?

梅干しやみかんなどの柑橘系のフルーツを食べた時に感じるすっぱい酸味はクエン酸によるものです。

すっぱいものは健康に良いとしてその有名なクエン酸ですが、その名の通り酸性の性質を持ち、キッチンのアルカリ性の汚れを中和して奇麗にする効果もあり、健康食品だけでなく掃除の際にもよく使われます。

その健康にも掃除にも良いとされるクエン酸ですが、実は体の中も奇麗に掃除してくれるんだそうです。

というのもクエン酸にはデトックス効果があって、美肌に効果を発揮してくれるというのです。

ここではクエン酸の美肌効果について注目していきます。

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クエン酸は毒素を排出

日頃の食事や生活で私達の身体には少しずつですが毒素や老廃物が溜まっていきます。

溜まると言っても少しずつなのですぐに体調を崩すというものではなく、何らかの悪影響がある可能性は否定できないというわけです。

ただ、体内に余分な毒素や老廃物が限度を超えて溜まると疲れやすくなったり肥満、肌荒れなど、様々な悪影響に襲われます。

そんな有害物質を体外に排出してくれるのがクエン酸なのです。

つまりクエン酸にはそのデトックス効果で美肌も期待できるというわけです。

何故クエン酸にデトックス効果があるのかというと、クエン酸が有害物質を包み込んで吸収・排除する働きがあるからです。

もちろん美肌だけでなくダイエットやアンチエイジング、生活習慣病の予防、むくみ解消効果もい期待できるというわけです。

ちなみにここでいう毒素というのは、鉛や水銀などの重金属や体内に発生する老廃物のことです。

クエン酸には抗酸化作用もある

クエン酸にはデトックス効果のほかに抗酸化作用もあります。

人のからだは常に活性酸素が発生していますが、これが老化の原因になるばかりか様々な病の原因になったりします。

ただ活性酸素は細菌やウィルスを撃退してくれるためにある程度は必要ですが、体内に増えすぎてしまうと老化を促進してしまう物質なのです。

つまり健康的でいられるためには余分な活性酸素が出来ないようにする必要があるのです。

クエン酸は余分な活性酸素が出来ないようにする働きがあると言われています。

まさにクエン酸は体内を奇麗に掃除してくれる物質なのです。

クエン酸には疲労回復効果もある

クエン酸には細胞を活性化させる働きがあり、エネルギーを生産する基礎代謝がアップするので疲労回復効果があるとされています。

加齢や生活習慣の乱れ、ストレスなどで基礎代謝が低下すると疲労物質の乳酸が溜まってくるとされ、疲れが取れなかったり太り易くなります。

クエン酸はこうした乳酸の生成を抑制する働きがあります。

クエン酸の継続的に摂取することで太り難くて疲れが溜まらない体質になるとされています。

 

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クエン酸を多く含む食材

クエン酸で体内を掃除するにはクエン酸を含む食材を摂取すればOK

先にも書いた梅干しや柑橘系の果物も良いですが、毎日食べるのは辛いものがありますよね。

そんなときにはクエン酸を含むジュースを作っておくと便利ですよ。

クエン酸を含む果物とミネラルウォーターを容器に入れて一晩寝かす

作り方は簡単♪

クエン酸を含む果物を適当に切ってビンに入れて、ミネラルウォーターを入れて満たし、あとは蓋をして一晩寝かすだけです。

果物の量はとりあえず最初に少量だけ作ってみて自分の好みに合わせて調整してみてください。

どれだけ飲んだらいいのかという決まりはありませんが、クエン酸は時間とともに排出されるためにこまめに飲むようにした方が良いでしょう。

ただしここで注意をすることがあります。

柑橘系の果物は紫外線を吸収し易い

クエン酸が含まれている柑橘系の果物には「ソラレン」と呼ばれる物質が含まれており、これが紫外線を吸収し易いという性質をもっています。

つまりソラレンを摂取してから外出して紫外線を浴びると、肌にカユミや色素沈着、赤みなどを引き起こす可能性があります。

せっかく肌に良いと思ってクエン酸のジュースを飲んでも紫外線で肌にダメージを負っては意味がありませんからね。

なので柑橘系の果物から作ったクエン酸のジュースを飲むときは寝る前に飲むか、外出を控えるなど工夫が必要になります。

特に寝る前というのは就寝中の水分不足を補う意味でももってこいですよね。

ちなみにソラレンを含む柑橘系の果物には、レモン、オレンジ、グレープフルーツなどがあります。

またソラレンを含まずにクエン酸を含む食材には、イチゴ、ブルーベリー、梅干しなどがあります。

これらの食材を生活習慣に合わせて使い分けるというのも良いのではないでしょうか。