冷え性の人は一般的に基礎代謝が低くて
血行が悪い、
だから体がだるくなると言われています。

基礎代謝が低い人はダイエットをしてもなかなか痩せることが出来ないばかりか、
リバウンドを繰り返して逆に体重は増加してしまうことも多いようです。

また、
風邪を惹きやいなどの免疫力が低下したり、
花粉症やアトピーなどアレルギー疾患で悩んでいる人も多いとか。

基礎代謝をアップする様々な方法があるようですが、
その多くは時間のかかる方法ばかりですよね。

そこで手っ取り早く基礎代謝を
アップできる方法をご紹介します。

 

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お尻にカイロを貼る

基礎代謝は血行が悪くなって
内臓の機能が低下している証拠です。

そこで簡単に温めることが出来るのが
カイロです。

カイロを貼ることで血行が良くなり
内臓の機能も向上し、
基礎代謝もアップします。

ただし、
貼る場所がポイントなんです。

一般的にはお腹に貼ることで
内臓を温めようというものですが、
もっといい場所があるんです。

その場所とは、
お尻の上にある「仙骨」と呼ばれる部分です。

お尻の割れ目が始まっている部分に
少し骨がつき出ている部分がありますよね。

その上のところに
逆3角形の形をした骨が「仙骨」です。

この「仙骨」を隠すように
横長にカイロを貼るのです。

「仙骨」はお腹や腰に比べて脂肪が少ないので
効率的に内臓を温めてくれます。

特に女性なら子宮が近くにあるので
温めることで婦人病の予防にもつながります。

実験によっても証明されているようで、
背中、腰、仙骨に分けてカイロを貼ったところ、
仙骨にカイロを貼った場合が最も体を温めてくれたそうです。

ちなみに基礎代謝は、
体温が1度上がるだけで
12%もアップすると言われています。

 

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仙骨の下には副交感神経が通っている

何故仙骨を温めると内臓が温まるのかというと、
仙骨の下には「骨盤内蔵神経」と呼ばれる
副交感神経が走っているからです。

副交感神経といえば、
体の修復をしていたりリラックスしている時に
働いている神経ですから、
睡眠中によく働く神経です。

ということは昼間の活動によって溜まった疲れや、
体に受けたダメージを寝ている間に
修復してくれるわけですから、
翌日に疲れを残さない為にも重要なポイントといえます。

低温火傷に注意

カイロで温めるのは簡単ですが、
気をつけたいのが「低温火傷」ですね。

低温火傷の怖いところは
普通の火傷よりも重症化しやすいと言われています。

というのは、
普通の火傷は皮膚の表面に
熱源が触れてしまうことで起こりますが、
低温火傷は皮膚の奥深くまで
少しずつ進行していくので治り難いのです。

重症になると手術が必要になったり、
感染症にもかかりやすくなるので注意が必要です。

低温火傷になりやすい人

低温火傷はその人の皮膚の性質にもよりますが、
やはり低温火傷を起こしやすい人がいるようです。

次のような人が低温火傷を
起こしやすいと言われています。

●皮膚の薄い人
●泥酔している時
●皮膚の感覚が鈍い人

カイロは皮膚に直に貼らない

低温火傷を防ぐには、
衣類の外側に貼り、
同じ個所に長時間貼らないことです。

なので、
カイロを貼ったまま寝ると
低温火傷を起こすことがあるので
カイロを貼ったまま横になることは
避けた方が良いでしょう。

いずれにしても使い捨てカイロは、
袋の裏側に使用方法が詳細に書かれているので、
きちんと守って使いましょう。