トマトが血糖値を抑制する働きがあることはよく知られていますが、睡眠の質を上げることも出来るって知ってましたか?
人は年齢を重ねるごとに睡眠時間が短くなったり、眠りが浅く感じて日中に眠けを感じる人も多いといいます。
そうなるとサプリメントや医師から処方してもらう睡眠導入剤に頼りがちになるのも無理は無いですよね。
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体がだるい時の睡眠サプリに使われている成分
しかし満足出来ない睡眠にはそれなりの原因があるはずです。
眠りの基本が分かっていないと間違った方向に行ってしまいますから気を付けたいものです。
睡眠の質が落ちてしまう原因として
●日中に長時間昼寝をしている。
●運動不足
●寝る前の行動に問題がある。
●食べ物に問題がある
といったことがあるといいます。
これって意外と気が付かないんですよ。
睡眠ってちょっとしたことで質を落としてしまうんです。
トマトに含まれるメラトニンが眠りの質を上げる
眠りの質に関係していると言われているのが「メラトニン」と呼ばれるホルモン。
メラトニンは睡眠中に分泌され生体のリズムを整える働きがあると言われています。
またメラトニンは傷んだ細胞を修復してくれる働きもあり、睡眠中に脳や臓器を休ませメンテナンスしているのです。
睡眠サイクルもメラトニンの働きで作られており、体内時計がコントロールできるようになるのです。
しかし、メラトニンは加齢とともに分泌量が低下して多くの人が睡眠に障害を感じるようになるというわけです。
そこでメラトニンの働きを助けてくれるのがトマトなんです。
トマトにはメラトニンが豊富に含まれているので、こうした生体リズムが整えられるのを手助けしてくれるのです。
もちろん体内時計もコントロールする手助けをしてくれるので眠りの質も良くなるというわけです。
またメラトニンは体内の活性酸素を減少させ、免疫力も上げてくれる働きもあるといわれています。
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睡眠サイクルに個人差はあるの?
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十分な睡眠とトマトのダイエット効果
睡眠不足は太る原因になると言われ、ダイエットの大敵と言えます。
睡眠時間の少ない人が太っているのは夜食を食べるからというのもあるかもしれませんが、これは睡眠不足が基礎代謝を下げてしまい脂肪の燃焼効率が悪くなってしまう事の方が大きいのです。
嬉しいことにトマトに含まれる「リコピン」は基礎代謝をアップしてくれるので脂肪燃焼効率が上がりダイエットに効果的なんです。
しかも睡眠の質が上がるのでより基礎代謝がアップするというわけです。
またリコピンはアンチエイジング効果や抗酸化作用もあるので美肌や癌の予防にも効果的なんです。
トマトを夜摂取すると効果的
それではトマトは何時頃食べたら良いのでしょうか?
ズバリ夕食にトマトを使った料理を食べるか、お風呂上りにトマトジュースを一本飲むことでOK。
ちなみにトマトの量は通常のトマトなら2~3個、ミニトマトなら10個くらいです。
ただしトマトでもピンク系と赤系があり、赤系のトマトの方が効果が高いと言われています。
そういった意味では赤系のミニトマトの方が効果が高いです。
質の良い睡眠が出来る環境と寝具でトマトを食べればきっと毎日ぐっすり眠れるようになるかもしれませんよ。
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