高齢者に長生きの秘訣を聞くと、「怒らないで心穏やかに」という意見が多いですよね。
つまり日ごろから怒らないで心穏やかにしていれば健康にも良いし快適に過ごせることを教えてくれています。
この怒らないというのが実はだるさを解消してくれる1つの方法なんだそうです。
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怒りは自律神経刺激して健康を損なう
自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っていますが、笑うことや無くことは副交感神経反射で、笑うことはリラックスした状態で、泣くことは副交感神経が悲しみを洗い流している反応といいます。
よく「人生相談」でカウンセラーが相談者の人に「悲しい時は思いっきり泣きなさいと」とアドバイスしますが、これは悲しみが続いていたり怒りが続いて身を滅ぼす状態を和らげるために泣くことを勧めているんだそうです。
怒りや悲しみは身を壊すと言われていますが、実際に感じることもあると思います。
たとえば怒りを覚えてしばらくすると胃が痛くなったり血圧が上がったりといった症状が現れる人って多いと思います。
ここで起こることが体に悪いと気が付いた人は、そうした危険から身を守ろうと気持ちを抑えたり、切り替えたりして避けるようにします。
若いころは頑固で通っていた人が高齢になって丸くなるのは、いい例ですよね。
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怒っているときは交感神経が緊張している
怒っている状態を持続させると強いストレス抱えることになるといいます。
これは怒っているときには交感神経が緊張しているからです。
また怒りを表に出さない人は自分の中に溜めこんでしまい、常に交感神経が緊張している状態になるため強いストレスを抱え込んでしまいます。
いずれにしても「怒る」という感情は強いストレスを抱えることになり、体のだるさを感じることになるといいます。
だるさを感じるだけならまだましで、ストレスが続くと免疫力が低下して病気になり易くなってしまいます。
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泣くことがストレスから解放させてくれる
先にも書きましたが、泣くことは医学的に見ても理にかなったストレス解消法だといいます。
というのは泣くことでストレスを感じる交感神経から、リラックスした状態の副交感神経へとスイッチが切り替わるからといいます。
この泣く行為というのが笑いや睡眠よりも強いストレス緩和力があるというから意外ですよね。
ただし、玉ねぎを切っていて涙が流れたり、演技で泣いたりしても効果は無いとか。
つまり心が揺さぶられて泣くことに意味があるんだそうです。
なので悲しいことがあったら思いっきり泣いてみることが実は健康には凄くいいことなんだそうです。
テレビや映画を観て思いっきり泣くとスッキリ爽快感があるのはこうした理由があるんでしょうね。
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ストレスは持続させない
現代社会においてストレスはつきものです。
ストレスのない社会なんて存在しません。
誰だってストレスは抱えているものです。
なのでストレスを感じたら持続させないようにすることが重要です。
そしてストレスを上手く受け流していけるようになれば免疫力が低下して病気になることも少なくなるといいます。
ちなみに私の場合は考え方を180度変えることを実践しています。
それは今起きていることは自分にとって大切なことなのだから快く受け止めて考えてみることです。
よく「これは自分にとって神様から与えられた試練だと思っている」といったことを聞きますよね。
私は誰でも人生は平等だと思っています。
辛いことを乗り越えればその先にはバラ色の人生が待っている。
逆に、楽しいことの後にはとんでもないどんでん返しが待っていたり・・・
お金持ちでも心の貧しい人はたくさんいます。
貧乏でも心豊かで皆に愛される人はたくさんいます。
人生誰でも山あり谷ありなんですから、辛いことがあっても将来の自分にとって必要なことだと受け止めて生きていけばきっと充実した人生を送れると思いますよ。