仕事をしていれば誰でも大なり小なり疲れを感じるものです。
しかしそれが発想の転換だけで疲れ方が違うことをご存知ですか?
疲れは一度溜めてしまうと大きな負担となって回復するまで長い時間がかかるといいます。
なので疲れを溜めないようにその都度疲れを取る習慣を付けることが出来るかがカギになります。
多くの人は疲れを溜めないためにスポーツジムで汗を流したり、ウォーキングやジョギングなどの運動をしようと考えますが、仕事とは別にまとまった時間を取って行おうとするのは無理があるといいます。
それに溜まった疲れは一回の運動では取ることはできません。
ここで発想を変えるのです。
それが「疲れが発生している時に疲れを取る時間も確保する」という発想です。
人間は体のどこかに疲れが溜まり、血流が悪くなると、それを解消しようと伸ばしたり動かしたりして回復させようとする本能を持っています。
しかし体がだるい人には2つのタイプがあるで書いているとおり、交感神経優位のタイプの人は真面目すぎる傾向があり、時間を忘れて仕事に没頭するあまり交感神経が緊張しきって疲れを溜めてしまいます。
一方、副交感神経が優位な人はズボラな人に多く、疲れを取るのを面倒くさがって体が破綻するまで突っ走ることも多いです。
これら自律神経のバランスが崩れるまで血流の悪いところを解消させようとする本能を忘れてしまい、結果として疲れを溜めてしまうのです。
1時間に一回は必ず集中を解く
疲れを取るタイミングとしては1時間に一回、気持ちを緩めて集中を解きます。
そのうえで副交感神経を優位にして肩こりや血流が悪くなっている部分を意識するようにします。
集中を解く理由は、仕事に集中していると交感神経が優位になってしまい血流が悪くなっている部分が分からないからです。
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仕事中の姿勢と逆の動きをする
仕事といっても立ち仕事からデスクワークまで様々ですが、血流を回復させるにはその姿勢と逆の動きをすると良いです。
たとえば、立ち仕事をしている人は足が浮腫んだり骨に負担がかかりすぎて、下半身に病が発生することも多いといいます。
そんな人は休み時間には横になったり座ったりする姿勢をとることがいいです。
デスクワークの仕事をしている人は猫背ぎみになっている上に全身の血流が悪くなっている傾向にあります。
休み時間には腕を真上に伸ばして肩の筋肉を緩めたり胸を広げる感じの動きが血流を良くします。
アキレス腱を伸ばしたり、つま先立ち、屈伸運動なども下半身の血流が良くなるのでおススメです。
目の疲れが意外と危険
デスクワークをしていると近くを凝視して目を酷使していることが多いですが、これが意外と危険なことなんだそうです。
と言うのは、眼精疲労が溜まるとそれだけで血圧が200まで上がることもあるからです。
200といえば激怒して興奮している状態と同じですから交感神経もかなり緊張していることになります。
この状態が続くと全身の血流が悪くなり各臓器の組織も血液不足に陥ることになるんだそうです。
目の疲れくらい・・・
と軽く見ているととんでもないことになるかもしれませんよ。
かくいう私も眼精疲労を軽く見ていたせいか、最近疲れが溜まってきたような気がします(^^ゞ
パソコンは1日4時間まで
デスクワークの中でもとりわけ目に悪いのがパソコンを使った作業です。
パソコンのモニターから発生している「ブルーライト」は目に悪いとされ、テレビの2倍もの目に負担がかかるといわれています。
統計によるとパソコンによる作業は4時間までにするか、長時間使用しなければならない人は1時間に一回は15分間遠くを見て目を休めることを推奨しています。
またパソコンを頻繁に使用する人はブルーライトをカットしてくれる専用のメガネが売られているので使用すると目の疲れも軽減されます。
新たにレンズを作らなければならないので1万円くらいはかかってしまいますが、かけているだけでけっこう違いますよ。もちろん私も使用しています。
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