肩こり

大人になると家事や育児、またデスクワークをはじめとする仕事などから肩こりに悩む人は多いもの。

マッサージなどにいく暇もなくそのまま放置している人が大半ではないでしょうか。

そんな人にぜひ試してほしいのがツボ押し

私たちの体にはいろんなツボがあります。

肩こりに効くツボもたくさんあるんですよ。

そこで今回は肩こりに効果のあるツボの中でも手にあるものをまとめていきます。

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手にある肩こりのツボとは?

まずオススメが合谷というツボ。

これは親指に続いている骨と、人差し指に続いている骨の間にあってやや人差し指側のグリグリとしたしこりのような位置にあたります。

合谷の位置

肩が凝っている場合ここを押すとかなり痛く感じるようです。

またこの合谷は、他にも便秘や頭痛などにも効果があるようです。

次に第一頸項点

人差し指と中指の付け根の間に位置し、ちょうど凹んでいる部分にあたります。

第一頸項点(だいいちけいこうてん)の位置

首筋の緊張がほぐれる効果があります。

また横にずれて薬指と小指の付け根の間部分は第二頸項点といい、ここも首回りに行く効くツボです。

次に養老というツボ

これは眼精疲労からくる肩こりに特に効果を発揮します。

位置は小指側の手首部分で、骨が飛び出しているところのやや下辺りです。

養老の位置

またストレスが肩こりの原因になっている場合には少衛というツボも良いでしょう。

小指の爪の下らへんの薬指側に当たる側面がツボです。

高血圧などにも効果があるようです。

次に命門

体全体のめぐりが良くなると言われており、特に手足の冷えに良いとされています。

手のひら側の小指の第二関節の横あたりにあり、少し凹んでいる部分にあたります。

命門の位置

手の甲側では肩点というツボがあります。

これはグーをしたときに出る骨の人差し指と中指の間の、どちらかというとやや人差し指側に当たる位置にあります。

ひどい肩こり、例えば四十肩や五十肩の方にもオススメのツボです。

また手のひらの方では労宮と言って中心のくぼみ部分が血行改善に役立ち、肩こりにも効果が期待できます。

他にはだるさや冷えなんかにも効果があるようですね。

 

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ツボ押しをするときのポイントは?

ツボ押しはやり方を間違えると効果をしっかり得られないこともあるので注意が必要です。

ポイントとしてはまず基本的には親指で。

しかも指の腹を使うようにします。

ツボ押しというとなんとなく痛いイメージもあるために、痛くなるまで押す人もいますが自分が気持ちがいいと思えるくらいにとどめるようにしてください。

内出血をしてあざになることもあるので気をつけましょう。

またツボを押す際には呼吸も意識するとさらに良いです。

やり方は息を吐くタイミングでツボを押すこと。

そしてゆっくりと吸うタイミングで今度は力を緩めていきましょう。

意識を集中させることも大切ですね。

ちなみにツボ押しは妊娠中、また手術後などは内臓を動かす効果というのがあるためにできません。

また飲酒時やサウナ上がりは血行が促進されるとトラブルの原因となりますから、控えましょう。

ツボ押しは痛みが和らぐ他に、リラックス効果もあります。

しかも手のツボであればテレビを見ている最中、また電車に乗っている最中など、何かをしながら出来るというメリットもあります。

誰でもどこでも行えるのでぜひ暇な時や思いついたときには取り入れて見てください。

まとめ

ツボ押しはただ押すだけで様々な体のトラブルを解決してくれるありがたいもの。

簡単な上にお金もかからないなんて便利ですよね。

しかし強さや押す位置などを間違えれば、これまでなかったようなトラブルも起きてしまうことがあるので注意が必要です。

決して自己流でやろうとせずに正しい方法を調べてから行いましょう。