座り方

デスクワークをしていると肩が凝ったり背中が痛くなったりすることありますよね。

私もたまに肩が張ってきたり背中が痛くなってくることがあり、何とかならないものかと考えていたんです。

そこで本を読んでいたらなるほどと感じたことがあったんです。

それは私の座り方に問題があったのです。

その本に書いてあったことは一見楽に見える座り方と疲れを溜めない座り方は違うというのです。

これは自身の体への意識が高くて定期的にスポーツジムに通っている人でも、意外と仕事中では間違った座り方をしているといいます。

正しい座り方をすれば疲れを最小限に抑えることができ、血行も良くなるので健康にも良いし、何よりも頭が冴えて仕事の効率もアップするんだそうです。

そういえば私もデスクワークが中心で朝から晩までパソコンのキーボードを打ったり、ネットで調べ物をしたりしているときにいつも眠くなってしまうんですよ(^^ゞ

これなんかは座り方が悪いんでしょうね。

そこで正しい座り方はどのようにするのかをまとめてみたので、仕事で疲れを感じる方は参考にしてみてください。

 

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基本的に立ったときと同じ姿勢

人の姿勢は壁を背に立った時に、頭、肩の後ろ側、
お尻が付いた状態と言われています。

この状態は座った時も同じで、背中を丸めることなく、
頭部を前に月出さずにまっすぐ座ることといいます。

これは背中を丸めると頭の重みを支えている
首や背中、腰の疲れが大きくなるからです。

ちなみに私が試しに壁を背に立ってみましたが、
肩の後ろ側とお尻を付けるまではよかったのですが、
いざ頭を付けると「え~、こんなに頭を上げるの?」
って感じてしまいました。

それだけ私の姿勢が悪いってことなんですけどね・・・(^^ゞ

ただそこで感じたことが、
この正しい姿勢で立っているときは下っ腹を引っ込めるくらい
力を入れないと立ち続けているのが困難なんですよね。

ということは、
腹筋が弱っているほど姿勢が悪くなるのでは?
と感じたんです。

したがって、
正しい姿勢を維持するにはそれだけ日ごろから筋力を
維持しておかなければいけないってことなんでしょうね。

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重い頭を支える筋肉の負担を軽くする

疲れない座り方は頭の重みをいかに負担を軽くするかで、
それには大きな筋肉である腹筋と背筋を使って上半身を
極力まっすぐに保つことが頭の重みを分散させることが重要といいます。

また、机でお腹を支えたり、背もたれを利用するのも効果的です。

とにかく正しい姿勢になるように利用できるものがあれば
どんどん利用していくようにすると良いそうです。

最近テレビで見たんですが、椅子の代わりに「ストレッチポール」
に座って仕事をしている事務員がいました。

座った姿を見ると不安定な感じもしましたが背筋がピンと伸びていました。

この方法だと疲れないんだそうです。

これも正しい姿勢を不安定なストレッチポールに座ることで自ら
正しい姿勢にせざるを得ない状態にしているものと思われます。

座っているときに腰にかかる負担は立っているときの1.8倍

立っているとき上半身の重みは下半身の筋肉も負担していますが、
座っているときは下半身の筋肉は使いませんから腰への負担は大きくなります。

それがなんと1.8倍にもなってしまうといいます。

なので、椅子の高さを調整して足がしっかりと地面について体重がかかる位置に座ること
を心がけることで上半身の重みが腰だけでなく太ももでも支えることになります。

ソファは楽に感じる代わりに疲れた易い

いまどきの家庭ならどこでもあるソファですが、
これに座っていると一見とっても楽に見えますが、
これが意外と疲れるといいます。

それは体が沈みこんだ状態で座るので下半身に力が入らず、
なおかつ背中が丸くなって疲れやすいといいます。

これも通常の椅子と同じく浅く座って両足で体重を
支える座り方が正しい座り方と言えるそうです。

キーボードの入力は机で腕を支える

あるライターさんが自分の肩こりは職業病と諦めていたところ、
机の端で腕を支えながらキーボードを入力していたら肩こりが解消したという話があります。

これなんかはそれまで頭の重みが肩に負担がかかって肩こりになっていたところへ、
机で腕を支えることで頭の重みが分散して肩への負担が減ったものと思われます。

今はキーボードの手前にセットして腕を支えるアイテムも売られているので
パソコン入力で肩がこるという方は購入してみてはいかがでしょうか。

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