歩くことは最も基本的な日常の運動なので、いかに自分の目的に沿ったものにするのはとても大切なことです。

家でゴロゴロしているよりかは歩いたほうが血行も良くなります。

全身がだるい時などは歩くなどして動いた方がかえってスッキリします。

とはいえただダラダラと歩いているとかえって疲れてしまいます。

自分のペースで歩くのと子供と一緒に歩くのとでは疲れ方が全然違いますよね。

これは疲れる歩き方になっているからです。

つまり、特定の場所に負担がかかる歩き方は血行を良くする効果は期待できないばかりか、長時間歩いていると体のどこかを痛めてしまったりすることも多いです。

たとえば、歩いた後に腰や股関節などに疲れや痛みを感じる人は体を上手く使えていない可能性があります。

1.関節や腰などに負担をかけない歩き方
2.足腰を丈夫にする歩き方、
3.持続力を付ける歩き方

など、目的が違う様に歩き方にも使い分けるという意識が必要です。

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関節に負担をかけないようにするには姿勢が大切

膝や腰に負担をかけないようにするには、立っている時と同じで、上半身の筋肉をバランスよく使ってまっすぐに立つことが基本です。

街でよく見かける頭が前に出て背中が丸く下っ腹が出ているような立ち方は理想的とは言えません。

必ず背筋を伸ばして歩くようにしましょう。

その時注意することは背筋を伸ばすことを意識し過ぎるあまり腰を反らしてしまう人も少なくありません。

これは腰に負担がかかり腰痛の原因にもなるので注意が必要です。

背筋を伸ばすというよりも下っ腹を引っ込めるように意識することで自然と背筋は伸びるような状態になります。

また腹筋が鍛えられるので腰の骨をカバーする能力も高まるので一石二鳥です。

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足腰を強化したい人は大股でゆっくり歩く

足腰を鍛えることはロコモティブシンドロームの予防にもつながり、できるだけ多くの人が実践してほしいものですね。

それにはただ歩くだけでなく、できるだけ大股でゆっくりと歩くと下半身の筋肉を使うことができます。

もちろんその時にも背筋を伸ばして、下っ腹を凹ませた姿勢が理想的です。

しかし、腰や膝関節などに痛みのある人は無理は禁物です。

いきなり足腰を強化したいと思ってもかえって悪化させることもあります。

とはいえ全く歩かないのもかえって関節を悪化させる要因にもなるので、自分のペースで少しずつ歩くようにしましょう。

最初は杖を使って歩いてもかまいません。

 

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スタミナを付けたい人はできるだけ早く歩く

スタミナを付けたい人は息がはずむくらいできるだけ早く歩くことが基本です。

このとき呼吸が普段よりも速くなっていれば歩幅は短くてもかまいません。

この歩き方を長く続ければ続けるほどスタミナは付いてきます。

歩く距離や時間は日常生活でどの程度スタミナを付けたいかによって変わってくるので自分で加減してみてください。

腕は後方に大きく振ることを意識する

ウォーキングをしている人で腕を大きく振って歩く人をよく見かけます。

それはそれで良いのですが、意識的に後方に大きく振ることが重要なのです。

というのは、腕というのは普段の生活では前方で使うことが殆どですから、後方に大きく振ることが日ごろ使っていない筋肉も使うことになるので格段に血行が良くなるといいます。

また後方に大きく腕を振ることを意識するだけで下っ腹に力が入り知らないうちに凹ませています。

ということは背筋も伸びて理想的な歩き方になっているのです。

日ごろの歩き方にも意識を配る

気が付いたら小股でとぼとぼと歩いていませんか?私自身まだ50代というのに、ふと気が付くと高齢者のような歩き方になっていると感じることもあります。

日ごろの歩き方には注意しているつもりでもちょっとしたことで気を抜いてしまうんですよね(^^ゞ

小股でとぼとぼ歩くことは自分を老け込ませる活力のない体へ導いているということを意識したいものです。

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