ダイエットや健康増進など、有酸素運動が効果的として
ウォーキングやジョギングを始める人が多いといいます。

どちらも適度な運動が必要なことは
殆どの人が知っていることですよね。

調査によると、現在週1回30分以上の運動をしている人は約56%にも達し、
日本人口の半数以上の人が日常生活に運動を取り入れていることが分かります。

特に50代以上となるとより多くの人が運動をしている人が多くいるようで、
これも自分の健康を気にしている年代であることが分かりますね。

私も50代ですが現在スポーツジムは週2回マシーンを使って
1時間の筋トレをと、毎日30分のウォーキングを10年以上続けています。

ただ、義務感に囚われると苦痛になるので、
雨の日や気が向かないときには休んでいます。

ちなみにウォーキングを選んだのはただ単に
ジョギングより楽と思うからで深い意味はありません。

ウォーキングとジョギングはどちらも無理なく続けられると人気なのですが、
いろいろと調べてみると医療の専門家はどうやらウォーキングのほうが
若返り効果があるので勧めているみたいなんですよ。

そこでどうしてウォーキングのほうが若返り効果があるのかをまとめてみました。

 

スポンサーリンク

ジョギングはやり過ぎることが多い

ジョギングは代表的な有酸素運動で、エネルギー消費率が高く
身体能力の向上に大きな効果が得られるので体力のある中高年や若い人には適した運動です。

ただ、ウォーキングでは物足りない人が行う運動なので、
ついついやり過ぎてしまい、股関節や膝関節、足首等
怪我の要因になることも多いのだとか。

というのは、
ジョギングはウォーキングに比べて着地の際に足に加わる
衝撃がその人の体重の3倍にもなると言われているからです。

ただでさえ下半身への衝撃が大きいのにやり過ぎてしまうと歩幅が広くなり、
より衝撃が大きくなれば怪我をしやすいのは当然のことですよね。

ウォーキングは自分で調節しやすい

ウォーキングは体力次第で自由に調節できるところが大きなメリットです。

たとえば歩幅や速度、時間等、ジョギングのように
自分の体力以上にやり過ぎてしまうことがありません。

また心拍数も緩やかなので高齢者のような呼吸器や循環器系が
弱っている人などに大きな負荷がかかることもありません。

つまり無理が無い運動なので長時間出来て、
それによって効率的にエネルギーが消費されるので、
血のめぐりが良くなり心肺機能も向上します。

心肺機能だけでなく、脳への血流も増えるので集中力も向上し、
高齢者なら認知症の予防にもなるといわれています。

しかも長続きしやすく「運動をしなければならない」
といった義務感のようなストレスも感じにくいと言えます。

あわせて読みたい:ウォーキングの前に酵素を飲んでダイエットに成功!

 

 

スポンサーリンク

 

ウォーキングは四季を感じることができる

ウォーキングをしている人なら分かっていると思いますが、
歩いているときに自然を感じることが出来るといった一面があります。

遠くの山並み、芝生の青さ、花の香り、小鳥のさえずり、肌で感じるそよ風など、
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触角といった“五感”が脳を活性化させるといいます。

そうした五感を感じていると運動をしている感覚よりも
癒される感覚のほうが強くなるんですよね。

私も近くの大きな公園で毎日ウォーキングしていますが、
暑い夏には木陰に入った時のひんやりとした空気やそよ風を楽しみにしていますし、
時折猫がすり寄ってきては撫でてあげたりと、運動しているといった感覚はありません。

大きく腕を振って歩く

ウォーキングの姿勢は背筋をが伸びた状態で顎を引き、
目線は遠くを見ながら歩くようにします。

大きく腕を振って普段よりも大股で、かかとで着地し、
つま先で蹴るような形が理想的です。

ただし背筋を伸ばそうとするあまり背骨を反らし過ぎて腰を痛めてしまうことがあるので、
背骨を反らすというよりも下っ腹を引っ込めることを意識すれば自然と背筋が伸びて姿勢が良くなります。

歩く歩数は1日1万歩が理想と言われていますが、
私自身は1日6000歩くらいしか歩いていません。

1万歩も出来ないことは無いのですが、毎日続けるには
私自身は6000歩くらいでちょうどいいです。

これも本人の体力で変わってくるので歩いてみて
自分に合った歩数を見つけることが重要だと思います。

膝関節痛は歩くほど改善する

歩きたいけど膝が痛くて歩けない人も多いと思います。
しかし最近の研究によると歩いて関節痛を解消できることが判ってきたんですよ。

関節痛は殆どの人が「変形性関節症」で、
80歳を超えると80%の人がかかると言われているくらい、
殆どの高齢者が膝関節痛に悩んでいるのが現状です。

膝の軟骨がすり減ることで起こるもので、
以前はすり減った軟骨は元に戻らないと言われていました。

しかし、最近の研究によると、軟骨にはプロテオグリカンと
呼ばれる物質が存在していて、これが関節痛に大きくかかわっているとのこと。

プロテオグリカンが多ければ多いほど軟骨に潤い
ができて関節がスムーズに動くんだそうです。

またプロテオグリカンは運動により増やすことが出来、
関節を若返らせることも可能なんだそうです。

その方法が小分けウォーキングというのです。
普通の30分ウォーキングを10分単位で3回に小分けにして行うだけです。

ただし太ももを出来るだけ高く上げて、
大股で歩くと効果的だそうです。

これなら簡単に出来ますよね。

あわせて読みたい:変形性関節症の年齢別と男女割合