人はいつまでも若くありたいもの。

しかし、中高年になって周りを見ると年齢よりも若く見えたり老け込んで見えたり個人差がありますよね。

まだ50代だというのにすっかり年寄りじみた人がいますよね。

いっぽう、70~80歳というのに足腰がしっかりしていて、ファッションも派手で若々しい高齢者もいます。

近年は、美肌に良いサプリメントや乳液など、若く見せるための“若返りアイテム”がたくさん売られていますよね。

これらのアイテムはお金をかければ簡単に手に入りますから定期的に飲んでみたり肌に塗ってみたりすればそれなりに若く見せることも出来ちゃいます。

しかし、本当に若く見える人って肌の張りとかシワの少なさなどよりも、ぱっと見て内からにじみ出てくる若さではないでしょうか。

それが中高年以降になるとはっきりと差が出てくるんですよね。

同窓会に行くとよくわかります。

よくよく考えてみれば子供から成人になるまで身長の差こそあれ、殆ど成長度合いは同じですよね。

ところが中高年以降の老け込み方にこれほど差があるのは何故でしょうか?

もちろん自堕落な生活習慣や気苦労などのストレスも関係してくるでしょう。

しかしどうもそれだけではないみたいなのです。

そこでどうしたら若さを維持して老け込まないように出来るのかをいろいろと調べてみたのでここにまとめておきますね。

睡眠と食事と運動だけでなく心の持ちようが大切

当ブログでも睡眠と食事、運動についてはいくつも解説してきたとおり、継続して守ってもらうことも効果的ですが、もっと重要なのが気持ちの持ち方といいます。

つまり精神的に若さへの憧れをもつことなんだそうです。

私たちの体は精神的なものと肉体的なものの両方が正常に機能して健康になれますが、実際には肉体は精神的なものに支配されていると言われています。

よく条件反射でレモンを見るだけで酸っぱく感じて唾液が分泌されるようになりますよね。

このときに胃には胃酸が分泌されているそうです。

実際にレモンを食べていなくても私たちの体は脳から指令が出てこうした反応が現れるのです。

つまり、脳が想像したことに対して各器官に命令を出してそれに反応を示すのです。

こうした現象は私たちの日常生活にもみられます。

よく恋をすると奇麗になると昔から言われていますが、異性によく見せたいと思うだけで脳から各器官に命令が送られ、肌が潤ったり表情が輝いたりして実際に奇麗になることが科学的に証明されています。

このときに分泌されるホルモンが「若返りホルモン」です。

 

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若くないと思うだけで本当に老け込む

心の持ちようで若返るなら、老化も心の持ちようで加速するといいます。

実際に「もう年だから」と考えている人は、脳が「若くないんだ」と判断して命令を各器官に送ります。

すると肌はかさかさになって潤いを失い、各臓器は機能を低下させて衰退を始めるといいます。

心理学的にも同じことがいえ、老化は自分の衰退を諦めた時に始まるとされています。

もっとも、「年寄りの冷や水」という諺があるように、気持ちを若く持ったから何をやっても良いというのではありませんよ。

少しずつでも若くなれるように日ごろ心がけて生活していけばいいのです。

何でも好奇心旺盛になれるのと挑戦しようという気持ちが大切なので、こういったときに若返りホルモンが分泌されるのです。

実際私の周りでも65歳を過ぎている人がいますが、普通なら隠居生活を始める歳なのに、これから新しい事業を立ち上げて金儲けに挑戦している人がいますが、見た目にも凄く若々しく年下の私は体力的にも負けてしまいます。

その人は日ごろから「若い連中にシニアでもここまで出来るということを示してやる」と意気込んでいます。

そういった気持がいつまでも若くいられるのでしょうね。

若返りホルモンが分泌される生活習慣

ここで若返る生活習慣として代表的なものをとりあげてみます。
関連記事も掲載しておきますので参考にしてください。

1.早寝早起きで質のいい睡眠をとる。
「早起きは三文の徳」と昔から言われているように、毎日早朝に決まった時間に起きることは健康に良いのはもちろん、その日やるべきことも完了し易くなり脳が休まるといいます。

よく仕事で疲れたからと週末に寝だめをする人がいますが、これはその夜に眠れなくなりかえって睡眠の質を下げてしまい疲れが溜まる原因になります。

若返りホルモンは熟睡するほど盛んに分泌されるため、夜は10~12時までには寝て、早朝は5~7時までに起きる習慣を付けるようにしましょう。

2.バランスのとれた栄養を腹八分目にしておく
バランスのとれた栄養は健康の基本ともいえ、生活習慣病をはじめとした様々な病気の予防に繋がります。

またお腹いっぱい食べるのではなく腹八分目に留めておくのが重要です。

特に夕食は食べ過ぎてしまうと寝る時までに消化しきれず胃に残ってしまうことがあるからです。

そうなると睡眠の質が下がって熟睡できなくなり若返りホルモンの分泌も低下してしまうというわけです。

3.物事を前向きにとらえ、怒ったり、くよくよしない。
ストレスを溜めると睡眠の質が低下して若返りホルモンの分泌も低下してしまいます。

怒ったりくよくよすると夜寝られないってことありますよね。

そんな時はストレスが溜まって睡眠の質が低下しているのです。

そのためには如何にしてストレスを溜めないようにするかですが、最も効果的なのは物事を前向きにとらえることです。

たとえば、「今起きていることはすべて自分にプラスになると思う」とか「この苦しみが自分を一回り大きくしてくれる」など、全てにおいて前向きに考えるのです。

私も2年前に人生の岐路に立たされたことがあり、ストレスで目眩や耳鳴りに悩まされましたが、物事を前向きにとらえることで全てが解消され、今では体調も凄く良いです。

最初は難しいと感じますが、意外とすんなり受け入れられましたよ。

4.よく笑い、よく日光を浴びる。
笑うことや日光を浴びることは免疫力のアップに繋がり病気に強い体にしてくれます。

テレビや観劇などで良く笑い、マメに外に出てウォーキングでもしてみてください。

夜寝入りが良くなって翌朝スッキリとしますよ。

そんな時は若返りホルモンが大量に分泌されているはずです。

マメに運動をすることや日常生活で動くことを面倒がらずに若返るためと考えることが重要です。

6.体を冷やさない。高齢になるほど冷たいものは避ける。
年齢を重ねるごとに体温は低下していきますから、出来るだけ冷たいものは避けるようにしたいものです。

最近は一年中アイスが売られていて、しかも暖房の聞いた部屋にいればついつい食べたくなりますよね。

そんな時は口の中で溶かしてから胃に流し込むようにしましょう。

ただでさえ体温が低いのに食べ物で下げてしまっては若返りホルモンの分泌が低下してしまいますから。