●人の話が理解できない
●本を読んでも内容が入ってこない
●勉強や仕事に集中できない
●何を考えても他のことが浮かんでします。
あなたはこんな経験ありませんか?
仕事や勉強を進めていかなくてはいけないときに、こんな状況になってしまうとなかなか進まず焦ってしまいます。
出来ればこんなことは避けたいですよね。
こういった時に必要なのは何だか分かりますか?
ズバリ「集中力」です。
物事が思い通りにいくか失敗してしまうかは集中力にかかっていると言われるほど重要な力です。
ここでは集中力について注目していきます。
結果の違いは集中力の差
仕事や勉強が上手くいくかいかないかは集中力の差が大きいんです。
よくプロスポーツ選手は集中力が優れていると言われますよね。
技術は大して変わらないのに成績が違うのはやはり集中力に差があるんだそうです。
集中力とは
人間をはじめ、ほとんどの生き物は、一点に集中していると危険というのが本能的に備わっているんです。
たとえば野生の動物がエサを探すことだけに集中し過ぎていると、背後に迫った天敵に食われてしまうため周りを見渡していますよね。
野生動物は常に危険と隣り合わせなので一瞬気が抜けることが命取りになってしまうのです。
つまり物事に集中していると視野が狭くなり通常の状態より気がまわらなくなるということです。
また一点に集中するよりも、視野を広く持つほうが遠くの音が聞こえたり、周辺に起きている変化に気がつき易いといえます。
そもそも集中力という力は持続できるものではなく、生きていくうえで集中しないことにも意味があるのです。
集中力には15分の周期がある
一般的に集中力というのは周期があって、一つの区切りとして15分ごとの周期があるとされています。
たとえば、
●学校の授業は45分が一時限として15分の休憩。
●大学では90分を一時限。
など、全て15分の倍数になっているのが分かりますよね。
つまり15分の倍数間隔で休憩を挟むことがより集中力が高まると言えるんだそうです。
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集中力をアップする目の運動
集中力をアップさせるために15分の倍数で時間を区切れば良いことは分かりましたが、実際の生活の中に取り入れるのは難しいですよね。
そんなときに手っ取り早く集中力をアップ出来る方法が目の運動です。
長時間パソコンの前で作業していると自然に瞬きが減り、目の乾燥や目の奥が重くなったりしますよね。
さらには目の疲れが引き起こす肩こりや、首、腕が痛むなど、様々な症状を引き起こします。
こんな症状が現れたら集中力は低下していると言えるんだそうです。
実は目と集中力には密接な関係があって、目の運動は集中力のアップに繋がるんですよ。
眼球をゆっくりと回転させる
やり方は簡単で、パソコンのモニターやテレビを消して、頭は固定して目だけを動かすように意識します。
まずは画面の右上をじっと見つめて、そこから右下、左下、左上・・・と右回りに回転させます。
この工程を左回転も含めて各2~3周すると目の疲れが取れて集中力がアップすると言われています。
実際に私も試してみましたが、心なしか集中力がアップしたような・・・
目のストレッチ 上下左右体操
目を動かす筋肉を動かすことで血流が良くなり疲れをとることが出来ます。
顔は正面を向いて、目だけを上下左右と斜め左上、斜め左下、斜め右上、斜め右下を各3秒間見つめます。
出来るだけギュッと見つめるように意識してください。
慣れてきたら3秒を5秒に伸ばすようにするとより効果的です。
仕事や勉強の合間に集中力が低下してきたなあと感じたら一度この目のトレーニングを試してみてください。
ただし、これらも十分な睡眠や規則正しい生活習慣が前提ですから目の運動をすれば良いというものではないですよ。
健康のためにも早寝早起き、バランスのとれた栄養を摂って腹八分目を徹底すれば体調も良くなってますます集中力がアップするというものです。