体がだるいときには運動をしてみるで書いている通り、だるさを解消するのに運動をしてみるというのが一つの方法です。
しかし、間違った運動をしているとだるさを解消するどころか、よけいにだるくなってしまうとか・・・
それが自己流のハードなトレーニングを毎日続けることといいます。
筋トレは、毎日と一日おきではどちらが効果的なの?でも解説している通り、もっとも効率的な筋トレは3日に一度行うことです。
しかし、自己流のハードなトレーニングをしていると量や内容を客観的に見ることができずついついやり過ぎてしまうのだそうです。
これは仕事や家事も同様で必要以上にやり過ぎると似たような状態になるとのこと。
こうしてトレーニングや仕事、家事などで体を持続的に動かしていると徐々に慣れてきて本人には気がつかないうちにだるさを感じなくなってしまうのだそうです。
このような状態が長期にわたって続けていると、気が付いたら起き上がれなくなるほどだるくなったり、微熱が続く、抑うつ状態に陥るなど、こういった症状が3~6カ月続くこともあるとか・・・
だるさの他にも様々な症状が
自己流のハードなトレーニングを続けることによる症状は、だるさだけではなく次のような症状が多く現れるとされています。
1.頭痛が続く
2.集中力が落ちている
3.何もやる気が起きない
4.食欲が無い
5.朝起きられない
6.熟睡できない
7.喉に痛みがある
8.微熱が続いている
9.体重が減ってきた
10.首のリンパが腫れている
以上の症状が現れたら慢性疲労症候群の恐れがあります。
専門医に診てもらうか、一度ゆっくりと静養してみると快方に向かうかもしれません。
ある女性がこういった症状に悩まされていたそうで、その女性はマラソンを続けていくうちに長時間走れるようになった喜びもあり、気がつかないうちに運動中毒状態になりやり過ぎていたようで、上記のような症状に悩まされるようになったそうです。
こういった症状はマラソンだけでなく、サッカー、トライアスロン、といった常に体を動かし続けるスポーツをしている方に多いそうです。
最近ではこういった対策にと水素水サーバーを設置するスポーツジムが増えてきて快適にトレーニングが出来るようにと考えられています。
また、加圧シャツを着て筋トレをすることで疲れを軽減できるのではないかといった意見もあるようです。
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トレーニングの達成感がだるさ感をマヒさせる
運動や家事、仕事など、休息を入れずに黙々と続けていて何らかの症状が出るならまだいいのですが、達成感が症状を隠してしまうことがあります。
これは脳内にエンドルフィンと呼ばれる達成感をもたらす物質が分泌されるからで、これがだるさを隠してしまうのです。
こうなると体は疲れているのに頭は疲れを感じていないので、動くことが止められなくなってしまうとのこと。
だるさを防ぐにはストレッチ、休息、栄養補給
運動のし過ぎによるだるさを防ぐには運動量に見合ったケアが必要です。
それがストレッチ、休息、栄養補給です。
運動前に筋肉や腱、関節をストレッチで延ばしておくと筋肉や関節、腱が柔らかくなり、柔軟性ができるので運動での疲労による怪我を予防することができます。
運動後には筋肉の炎症を抑えるためにもストレッチをします。
ストレッチは疲労物質を取り除いたり栄養を補給したりするときに効率が良くなります。
運動も途中で休息を入れると疲労物質が溜まり難くなり回復も早くなります。
休息を入れないと疲労物質が溜まって筋肉硬直が起こり、血流が悪くなるので栄養補給も効率が悪くなるのでだるさが慢性化してしまうとのこと。
栄養補給はジムに行くと体がだるくなるのは何故?にも書いてある通り、トレーニング30分前にバナナ、トレーニング後10分以内にたんぱく質を摂ると良いそうです。
後は質の良い睡眠がとれる方法を参考にしていただいてゆっくりと睡眠を摂ることです。
あとは自分の体と相談しながらストレッチ、休息、栄養補給を心がけることでだるさを感じない生活が送れるはずです。