仕事やストレスで疲れが溜まっていても、なかなか解消できないのも現代社会では付きものですよね。
自宅へ帰ればお風呂に入って食事をして後は寝るだけって人も多いはずです。
たまの休日も家族サービス、有人や知人とのお付き合いなど、休む間もない生活を長く続けていけば体も悲鳴を上げてしまうでしょう。
そんな時に利用されるのが、スタミナ食やサプリメント、はたまた疲れが取れる機械の購入や街のマッサージに通ったり等が一般的ですよね。
しかし、もっと簡単な疲れを取る方法というのが通勤電車でできるんですよ!
もちろんこっそりとできる方法です。
ここでは周りの人に気付かれずにこっそりとできる疲れを取る方法をご紹介します。
通勤電車でできる呼吸法
ストレスや恐怖を感じると呼吸や脈が早くなりますよね。
これは自律神経の中でも交感神経の支配を強く受けている肺が呼吸に敏感に反映されやすいからです。
これを意識的にコントロールして交感神経を鎮めることができるのが「丹田呼吸」です。
丹田呼吸とはへその下にある丹田を凹ませて息をできるだけ長く吐くことで、深い呼吸ができて心身が安定するというものです。
これは通常の呼吸とは比較にならないほど大量の酸素を取り込むことができるため、血流が良くなり全身により多くの酸素が供給されるために心身が安定するんだそうです。
丹田呼吸は息を長く吐き続けるのがコツ
丹田呼吸のポイントは30~40秒くらいかけて少しずつ息を吐くことです。
息を長く吐き続けることで、その反動で吸う息も多くなり、その結果が多くの酸素が取り込めるというわけです。
特に手をお腹にあてたり、声を出す必要も無いので周りの人に迷惑をかけないし、朝のラッシュでも気付かれることなくできるので良いですよね。
朝の通勤電車でこの方法を実践すれば仕事への意欲も湧いてくるといいます。
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通勤電車でできるストレッチ
ストレッチといえば床の上で脚を思いっきり広げて行うイメージがありますが、ちょっと工夫すれば通勤電車の中でもできる方法があるんですよ。
まず座って行う足の指ストレッチです。
靴に隠れているので周りには見えませんから気兼ねなく出来ますよね。
方法は足の指を開いたり上下させたりして手で行うジャンケンをイメージして動かします。
次に行いたいのがふくらはぎとアキレス腱のストレッチです。
かかとを付けたままつま先だけ上げるとアキレス腱のストレッチになります。
今度は逆につま先を付けたままかかとを挙げてふくらはぎを膨らませます。
このストレッチは第二の心臓と言われているふくらはぎの静脈を刺激して血流を良くして酸素を全身に廻らせてくれます。
こうした足のストレッチを行き帰りの通勤電車で行うだけで仕事の準備と疲れをいやす効果があると言われています。
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目の運動で視力と血流がアップする
目の疲れが体のだるさの原因になる。にも書いてありますが、眼精疲労は自律神経のバランスを崩して睡眠の質を下げるといいます。
目の疲れを取る運動なら通勤電車の中で行うにはもってこいですね。
方法は簡単で顔を動かさずに眼の玉だけを上下左右に動かすだけです。
人の視線が気になるなら目を瞑って行ってもかまいませんよ。
一通り目の運動を終えたら、車窓からできるだけ遠くを観ましょう。
遠くを見ることで目の焦点を合わせる働きのある「毛様筋」が最も緩む状態になり目の休息に繋がります。
目の運動や休息は自律神経のバランスを整えて滞った血流を良くすると言われています。
いくつかの方法を挙げてみましたが、要は血流を良くすることで全身により多くの酸素を供給することに変わりはありません。
日ごろ使っていない筋肉を動かすことでそれまでとは違った感覚になると思いますよ。