夏風邪で発熱

風邪と言えば、咳や鼻水、喉の痛みいろんな症状がありますが、なかでも辛いのが発熱。

熱が出ると寒気や関節の痛み、そしてだるさが襲ってきて寝込んでしまうことも多いはずです。

しかしもしも症状は熱だけの場合、ちょっと待った!

それ、風邪じゃないかもしれません。

そこで発熱のみの場合の対処法を見ていきましょう。

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発熱のみの症状、考えられる原因は?

夏風邪

まずシンプルに風邪ということもあります。

とくに子供が夏風邪にかかったときは、発熱のみで終わることも多いんです。

子供は熱には強いですから、意外と元気だったりします。

夏風邪で多いのはヘルパンギーナ手足口病

これらは口に中に変化が見られる病気です。

こまめにチェックをしておきましょう。

保育園などで流行るともらうことも多いので、十分気をつけたいですね。

また風邪以外でいうとインフルエンザなんかは多いです。

冬に流行しやすいもので子供から大人まで感染することで有名ですよね。

普段熱なんてでないのに…という場合、インフルエンザの可能性があります。

女性に限定した疾患も

そしてこれは女性に限定されますが、婦人疾患などの恐れも否定できません。

例えば子宮内膜症、あるいはクラミジアなんかも発熱する原因として挙げられます。

また熱が低いときには、単なるホルモンバランスの乱れかもしれません。

さらに長い期間微熱が続いているうえに生理が遅れていれば妊娠している場合もありますから注意が必要です。

というのも、普通排卵から生理が始まるまでの間は高温期といってやや体温が高く、生理が始まると今度は低温期といってがくっと体温が下がります。

ただ、妊娠すると生理が始まらないまま高温期が続くわけです。

 

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症状は発熱のみ!対処法は?

医師から処方される薬

発熱は肉体的に辛いもの。

そんなとき、頼りたくなるのが解熱剤ではないでしょうか?

たしかに解熱剤はどうしても辛いときに助けになります。

ただ、使い方次第で逆効果にもなりうるって知っていますか?

そもそもどうして人は、風邪をひいたときに熱を出すのか…

それはウイルスなどと戦うべく免疫機能が活発になっているからです。

ですから必ず解熱剤が必要というわけではありません。

むしろ解熱剤なしの方が治りが早いこともあるのです。

ただ熱のせいで眠れなかったり、水分補給もままならないときにはやはり解熱剤の使用が大切でしょう。

では、発熱時、薬に頼らないとすればどうすれば良いのでしょうか?

まず脱水症状にならないように水分補給を心がけます。

少しずつこまめにとるのがポイントです。

吐き気や頭痛がひどくなったり、おしっこがでないときには脱水症状の初期段階である可能性が。

もしかしたら…と思ったら早い段階で受診をしましょう。

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体が冷えないように注意

冷え性

次に、汗で身体が冷えないよう、こまめに服を着替えましょう。

枕元にパジャマをおいておいて、少し体調がいいかな?というときに、さっと着替えられると良いですね。

またもしも可能なら出来るだけ何か食べ物も口にした方が回復も早くなります。

お粥やうどんなど消化に良いものにします。

ただ、どうしても食べれないときは栄養ドリンクでも飲めば随分違います。

ちなみに気になる入浴に関してはいろんな意見がありますが、基本的には微熱以上の場合は控えるべき。

汗をかいている場合も濡れタオルで身体をふくようにしましょう。

まとめ

他に症状がないといえ、発熱は長引けば長引くほど体力的にもかなり辛いもの。

もしもなかなか熱が下がらないようなことがあれば、我慢せずに受診をしてくださいね。

とくに小さな子供は夜中などに一気に熱が上がることも多く驚くかもしれませんが、慌てずしっかりと体調の変化を観察しておきましょう。