毎年花粉症に悩む方の多くは3月~5月の連休まで辛い日々を送ることになっているようですが、この時期の花粉というのがスギ花粉とヒノキ花粉です。
スギ花粉は2月の下旬あたりから3月末あたり、ヒノキ花粉は3月末あたりから飛び始め、5月の連休終わりあたりまで飛び続けているようです。
私もちょうどこの時期に花粉症の症状が酷くなるのでスギ花粉とヒノキ花粉の両方に反応しているものと思われます。
医学的な見方でもスギ花粉に反応する人はヒノキ花粉に反応し易いといわれています。
そこで気になるのがスギ花粉とヒノキ花粉では花粉症の症状が違うのか?ということですよね。
ということでスギ花粉とヒノキ花粉の違いを調べてみました。
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スギ花粉とヒノキ花粉は形状が似ている
耳鼻科の専門家に言わせると、スギ花粉とヒノキ花粉どちらも形状が似ていて違うのは飛散時期と若干大きさが違うだけだとか。
スギ花粉 30~40ミクロン
ヒノキ花粉 25~35ミクロン
これを見るとヒノキ花粉の方が一回り小さいですよね。
これが困ったことに飛散時期がズレてしかも両方反応してしまうわけです。
2ヵ月半もの長い期間花粉症に苦しめられるわけですから、花粉症患者にとっては魔の季節になってしまいますよね。
スギ花粉とヒノキ花粉の症状は似ている
花粉症は花粉に対して免疫が過剰に働き症状が出るので基本的にはどれも同じですが、反応している期間によって症状も変わってきます。
なのでスギ花粉もヒノキ花粉も約1カ月くらい飛散し続けるので症状は変わらないはずです。
ただ、厳密にいえばスギ花粉で症状が悪化しているところへもってきて、対象がヒノキ花粉に変わるのでヒノキ花粉の方が症状が重くなることが考えられます。
私もスギ花粉とヒノキ花粉の両方に反応しているので、4月末のピークには薬を飲んでも効かないほど症状が悪化していました。
ただ、40年も花粉症と付き合っていると少しは対処方法も身についてくるので、シーズン中は症状は変わらないようになりましたが・・・
花粉症の症状にはタイプがある
花粉症といっても症状が軽いものから重症の物までその人よって変わりますが、多くく分けて3種類あります。
1.くしゃみと鼻水が止まらなくなる
2.鼻が詰まり呼吸が苦しくなる
3.口の中や目が痒くなり充血する
人によってはくしゃみと多少の鼻水で収まっている場合もありますが、それらは花粉症の症状としては軽い方です。
ちなみに私の場合はシーズンを通じて口の中が痒くなり目も痒くなるといった同じ症状なのでスギ花粉もヒノキ花粉も症状は同じです。
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花粉症の薬はタリオンOD錠10mgが効く
これは私の個人的な感想ですが、これまで耳鼻科で処方してもらった薬で総合的に判断して最も良かったのが「タリオンOD錠10mg」です。
この薬は大同クリニックの耳鼻科で5年くらい前から処方してもらっている薬ですが、飲んでも眠気は殆ど無いし、何といっても水が不要で唾液で溶かして飲むことができます。
まさに「ラムネ」のような感覚で口の奥でスーとして、花粉症の症状である喉のかゆみが抑えられるような感じがすごく気持ちが良いのです。
私の場合は花粉症の症状で最も辛いのが睡眠中に口の中が痒くなり、それを舌でかいているとくしゃみと鼻水が止まらなくなり眠れなくなることです。
タリオンOD錠10mgを飲むとこの症状が出なくなるので、痒いなあと感じたら飲むようにしています。
花粉症を根治させるには舌下免疫療法しかない
数年前から新しい治療法として開発されたのが舌下免疫療法ですが、2014年から健康保険が適用され一般の花粉症患者にも浸透してきました。
舌の下に「シダトレン」と呼ばれるスギ花粉を含んだエキスを垂らすことを3年間毎日実行することで、全体の8割に何らかの効果があるとされ、2割が根治できると言われています。
かくいう私も2015年の6月から舌下免疫療法を始めてきましたが、そこそこ効果が現れています。
ただ4月に入ってヒノキの花粉にはこれまで通り反応してしまうようで、薬に頼っています。
今のところ舌下免疫療法は「スギ花粉」のエキスを少しづつ体内に取り込むことで慣れさせることを目的としています。
そのため「ヒノキ花粉」に関しては効果が無いのだろうと思っていましたが、耳鼻科の先生に言わせるとスギ花粉に反応する人はヒノキ花粉に反応するのと同じように、舌下免疫療法でスギ花粉になれればヒノキ花粉にもなれるはずと考えられているようです。
したがって今後ヒノキ花粉のエキスが舌下免疫療法に採用されることは無いそうです。
3年後には花粉症が根治できていることを期待しています。
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最近注目されている水素水も効果的といわれています。
活性酸素が増加することで花粉症になるといわれていることから、水素水を飲料水として採用すれば花粉症の症状が治まるかもしれませんよ。