質のいい睡眠が疲れを溜めないことはこれまで何度も書いてきましたが、いつも質のいい睡眠をとれている人は毎日活力のある生活を送っていることと思います。
しかし、何かとせわしい現代社会においては、様々な要因で睡眠が浅くなったり、睡眠時間がとれないこともあるかと思います。
いずれにしても目覚めの時に「よく寝た」と感じるようになればそれが質のいい睡眠が出来たことになります。
朝一番に気持ち良く目覚めることができれば活力に満ちた1日を送ることが出来るし、逆に目覚めが悪いと1日中重い体を引きずって過ごすことになってしまいます。
最近では光目覚まし時計で気持ちのいい目覚めが出来ますが、機械に頼らず眠気を消す方法は無いものでしょうか。
そこで朝ちょっとしたことで眠気を消すことが出来る方法をご紹介したいと思います。
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質の良い睡眠がとれる方法
寝起きに伸びをする
これは哺乳類が太古から培った行動で、次の動作に移るための行動なんですよ。
人も犬や猫と同じ哺乳類ですから次の動作に移る前には伸びをした方が怪我の予防や運動能力の向上に言い効果を期待できるのです。
つまり寝起きに伸びをすることでまずは眠気を消し去れば疲れを忘れ去ることが出来るのです。
犬や猫はこうしたことを本能的に知っているんですね。
寝起きには2回伸びをする
まずは朝目覚めたときに布団の中で何も考えずに思いっきり伸びをしてください。
目を閉じたまま両手を握りしめ、歯をぐっとかみしめて全身に力を入れながら伸びをします。
息は伸ばすときには吸い込んで、力を抜くときに吐くように意識します。
こうして限界まで伸ばすのを2回行ってください。
これで全身の血流が良くなり一瞬で眠気が吹き飛ぶはずです。
もしこれでも眠気が消えないなら同じように数回伸びをしてください。
眠気は伸びをして立ち切らないと、いつまでもダラダラと残ります。
そのためにも目覚めの伸びを2回することを習慣化すると良いでしょう。
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つま先は頭の方向に向けるとつらない
私も目覚めに伸びをしていますが、以前はふくらはぎがつって痛い思いをしたことが何度かあります。
そうならないためにつま先は自分の頭の方向に向けておきましょう。
こうすることでふくらはぎがつることは無くなりました。
伸びる方向は自分の体に聞く
伸びというとまっすぐ上に伸ばすようなイメージがありますが、それはその人の体質にもよります。
というのは肩が凝っていたり背中が凝っていたりと、筋肉が硬くなっている場所は人それぞれだからです。
なので斜めに伸ばしてみたり、口を開けてみたり、足をクロスさせてみたりと、あなた自身が伸ばしたいと感じる方向に伸ばすことが重要です。
伸びは運動前のストレッチ
伸びをすることは速い話次の運動のためのストレッチみたいなものなんです。
昔はラジオ体操で素早い動きが推奨されましたが、今はジワーとゆっくりした動きのストレッチが推奨されています。
たとえばアキレス腱を伸ばすときに昔はクイッ、クイッと素早く伸ばしていましたよね。
しかし今ではジワーとゆっくり伸ばすことが常識になっています。
これは腱というものは急に使われると断裂し易い性質があるからです。
伸びをしたら筋を痛めることがあっては意味無いですから気を付けましょうね。
また退屈なときにあくびをすることがありますが、これも一種のストレッチなんです。
あくびをすることで酸素を沢山取り込んで血流を良くします。
「よく寝た」と自分に思い込みさせる
人の脳は暗示ににかかりやすいもので、
ちょっとしたことで思い込ませることが出来ます。
それが伸びをした後に「よく寝た」と思うことです。
「えっ、それだけ」と思うかもしれませんが、人の脳はマイナーなイメージだと必ず疲れやすくなります。
自分が好きなことをやっていると疲れを感じることはありませんが、嫌なことをしているとどっと疲れを感じますよね。
これと同じでたとえ寝不足でも「よく寝た」と思い込ませることで脳が活性化されて疲れを感じにくくなります。
人は考え方次第で良くも悪くもなると言います。
日ごろから前向きな考え方で生活していきたいものですね。