尿管結石

尿管結石は別名「尿路結石」とも呼ばれ、腎臓で処理をした老廃物を尿として膀胱に送る管に石が詰まる病気です。

尿管結石といえば激痛で転げまわるといわれ、救急車で運ばれることが多いと言われていますが、それは尿路に詰まった石の状態によります。

実は私も尿路結石で3回ほど医者に診てもらいましたが、いずれも激痛と言うほどでもなく鈍痛のちょっと重い感じでした。

ただそれでも我慢できる痛みでは無かったのは事実ですが・・・

症状からして救急車を呼ぶほどでも無かったので自分で車を運転して救急病院に行ったくらいです。

なのですぐに診てもらうことができすけっこ待たされたことがあり、その時は救急車を呼ぶんだったと後悔していたこともありますが・・・

3回も尿路結石を経験していると、病院の先生の対処の仕方もいろいろ見てきているので、簡単な対処法で病院に行かずに詰まった石が流れて治ってしまったこともあります。

ここではこれまでの尿路結石を経験してきた私の体験談をまとめてみました。

尿路結石に苦しむみなさんの参考になれば幸いです。

 

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尿路結石と思われる鈍痛

今から思えば私が高校生のころ初めて腰のあたりに鈍痛を感じたのが尿路結石の症状だったと思います。

ただ、当時はそのまま10分ほどすれば痛みが無くなっていたので病院にもいかずに放置していました。

それから2~4年に一度の割合で腰に鈍痛を感じましたが、やはり時間が経てば痛みは無くなっていたんです。

34歳のときに鈍痛が消えず一晩中苦しんだ

尿路結石の痛み

高校生から何度も尿路結石の症状である腰の鈍痛を感じ始め、15年ほど経った頃、当時34歳になった私がある日の夕方に再び腰の鈍痛に襲われましたがいつものことだろうと鷹をくくっていました。

しかし、時間が経っても痛みが引かず、とうとう翌朝まで鈍痛が消えることがありませんでした。

それどころかあまりの痛みで何度も嘔吐してしまい、これは何か恐ろしいことが体の中で起こっていると感じた私は近くの病院に駆け込みました。

病院で尿を検査してもらったところ、先生が言うには血尿が出ていると言われてしまったんです。

私が見る限りではいつもの朝の黄色のおしっこくらいにしか見えませんでしたが、そこは専門家には判るんでしょうね。

そして他の病院を紹介するからそちらに行って診てもらう様に言われてしまったんです。

血尿と他の病院を紹介されたということはこれはえらいことになったと怖くなった私は、これで死んでしまうのか・・・って覚悟したくらいです(^^ゞ

 

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石は状態により点滴と薬で出せる

その時のことは尿路結石の症状にだるいことってあるの?に詳しく書いていますが、レントゲンに映った石はコメ粒くらいの大きさで、とりあえずは入院はせずに点滴と薬で石を出すだけで済みました。

それから何度か似たような症状がありましたがすぐに痛みは無くなり放置していました。

しかし確か8年後くらいにまた同じ腰の鈍痛を感じて、今度は痛みが引かなかったので自分で車を運転して救急病院に行きましたが、救急外来には“先客”がいて20分くらい待たされました。

その時の待ち時間の長さと言ったら2時間くらいに感じたような記憶があります。

何度か催促したんですが、こればっかりは仕方ありませんよね。

長椅子で横になったり立ちあがって歩いてみたり、自販機でポカリを飲んでみたり・・・本当辛かったです。

そして15分くらい経ったころでしょうか、何故か痛みが引いてしまったんです。

きっとポカリを飲んで尿が石を流してくれたと思います。

その後やっと私の診察の番が回ってきたときには何ともなくて、どうしようかと思いましたが、一応CTを撮っておくことにしました。

そして点滴も同時に行うことに・・・

点滴が終わったころにはCTの画像も出来あがっていて、それを見る限り痛みを感じた部分にはすでに石の存在は無く、どうやら膀胱に流れて行ったようだと。

ただもう一方の腎臓に米粒大の石が“スタートライン”に控えていて、今にも尿路に入ろうとしているとのこと。

その画像を見てこれはまた尿路結石を覚悟しておかなければと頭に置くことに

先生はとりあえず腰のあたりをトントンとげんこつで叩いて、これで様子を見てみましょうとのことで、その日は痛み止めの座薬をもらい帰宅しました。

もちろん痛み止めは使いませんでしたが・・・

ただ、尿路結石より痛かったのが治療費で、確か10000円くらいかかったような記憶があります。

もちろん社会保険適用でしたが、あまりの高さにもう少し我慢できれば10000円なんて払う必要が無かったのにと後悔したくらいです。

尿路結石の鈍痛を自力で解消

そしてしばらくしてやはりというか、腰のあたりに鈍痛が・・・

通常ならじっとして痛みが引くのを待つところでしたが、

その時は試しにジャンプしたり腰をげんこつでトントンと叩いてみたんです。そしたらなんと痛みが引いてしまったんです。

おかげさまでその日は病院に行くことも無く夜はぐっすりと寝ることができました。

このときに行った腰をげんこつでトントンと叩くのは救急外来の先生に教わった方法ですがけっこう役立つもんですね。

尿路結石の鈍痛を感じたら腰をトントンと叩くことがお応急処置として有効かもしれませんよ。

自力で解決できれば高額な治療費を払う必要はないですし(*^_^*)

ただこれも詰まった石の状態にもよると思いますが・・・

いずれにしても尿路結石を患う人って腎臓が弱いみたいですよ。

腎臓が弱いと元気が出なくなるんですよねえ。

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