肺と横隔膜

肺炎はよく耳にする病気の1つですよね。

実際、日本では死因でいうと第3位。

子供やお年寄りがかかると重症化してしまうと言われています。

そして最近になってよく聞かれるようになったのがマイコプラズマ肺炎。

どんな病気か知っていますか?

そこで今回は肺炎とマイコプラズマ肺炎について見ていきます。

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肺炎とマイコプラズマ肺炎って違いはある?

上気道と下気道の構造

まず肺炎にはいろんな種類があるのを知っていますか?

例えば最近が原因で起きる細菌性肺炎やウイルスが原因で起きるウイルス性肺炎。

そして微生物が原因で起きるのがマイコプラズマ肺炎です。

そしてこれらをまとめて肺炎と呼ぶわけです。

つまり肺炎とマイコプラズマ肺炎の違いはなく、マイコプラズマ肺炎は肺炎の一種というわけです。

細菌性の場合は黄色ブドウ糖だったり肺炎球菌な度が多い一方で、ウイルス性はインフルエンザが多いとされています。

また小さな子供に多いアデノウイルス、RSウイルスも主なウイルスの1つです。

そしてマイコプラズマ肺炎は原因がマイコプラズマと言う名の微生物。

くしゃみなどでもうつるので大流行になる場合もあるものです。

そしてこの3つのタイプの肺炎は微妙に症状が異なるという特徴もあります。

ちなみにマイコプラズマ肺炎の場合は乾いた咳というのが特徴。

しかも潜伏期間が長いことで知られています。

あわせて読みたい:マイコプラズマ肺炎の治療期間はどのくらい?

風邪と間違えやすいマイコプラズマ肺炎、違いは?

マイコプラズマ肺炎が肺炎の一種とわかったところで今度はよく症状が似ていて勘違いされやすい風邪との違いも見てみましょう。

マイコプラズマ肺の咳は乾いている

1つ目が咳。

マイコプラズマ肺炎の咳はコンコンと乾いています。

しかも夜間に多く、またかなり長引くことが多いです。

夜に咳があると眠れないことも多いのでかなり辛いです。

他の症状は消えたのに咳だけなぜか治らないという場合にはマイコプラズマ肺炎を疑った方が良いです。

 

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マイコプラズマ肺は潜伏期間が長い

次に潜伏期間。

2週間から3週間と長いのが特徴です。

初めは発熱や倦怠感などの初期症状から始まり、次は乾いた咳、そして1ヶ月経った頃には解熱するが咳はひどくなるというのが多いパターンであります。

流れとしてはやや風邪と違いがあるものの、症状の種類に関してはよくある風邪症状。

そのため自覚がないまま他人にうつしてしまうやっかいなものです。

そして幼稚園や学校、また会社など人が集まる場所での集団感染の原因にも。

早めに気づいて受診をするという心がけが大切ですね。

ちなみにですが発熱に関しては風邪と同じように高熱に至る場合や微熱で済む場合など人それぞれ、自然治癒できる病気でもあります。

肺炎は放っておくと特に小さな子供の場合注意が必要です。

すぐに受診をしましょう。

また大人でも菌をやっつけるための薬がいくつかあります。

必ず自己判断はやめましょう。

最後に予防に関してですが、これも風邪と基本的には同じでマスクの着用が大きな鍵となります。

1人1人の心がけが大切なのだとしっかり覚えておきましょう。

まとめ

マイコプラズマ肺炎は出席停止にされる分類の病気ではありません。

ですから子供がかかった時には親の判断に委ねられることになります。

また大人がかかった場合には今度は出勤をしても良いのか悩みどころ。

インフルエンザなどに比べればすぐに感染するものではないと言われる一方で、感染力が決して低いものではないので、注意が必要。

もしも登園の時期などがわからない場合に、医師とよく相談する必要があるでしょう。

かからないことも大切ですが、広めないことも忘れないようにしましょう。

ちなみに大人にもかかるので高齢者など体が弱くかかりやすい人は予防が必須。

大人の場合重症化するリスクも高まるので流行時期などは把握しておきましょう。