コレといって悪いところが無いのに毎年5月になると体調が優れない人が大勢います。
コレって世間で言う「5月病」のようで、特に新入社員が陥りやすい病だとか・・・
私の場合は年中だるいので特に5月病ではありませんが、体のだるさは自ら体験しているのでその人達の気持は手にとるように判ります。
体がだるいとやらなければならない仕事が目の前にあるのに、なぜかやる気が起きないんですよね。
無理してやっていると眠くなったり、イライラしたり・・・
とにかく無気力状態になって何をやるにも本当にやる気が起きないんですよね。
それに食欲も無く何故か不安になったりしてネガティブな想像ばかりしてしまいます。
それが何故5月に集中するのか?
どんな要因があるのか調べてみたら意外なことが判りました。
慣れない環境がストレスに
日本では年度初めが4月になっていますから、一つの区切りとして3月末で他の部署に異動することも多いと聞きます。
特に新入社員ともなれば、それまでの学生気分とはうって変わる環境に立たされるわけです。
そこで多くの人が抱える問題がストレスです。
不慣れな環境で働くことと、人間関係などで長期にわたって緊張すればストレスが溜まるのは仕方ありませんね。
ストレスが溜まりやすい人ってだいたいが真面目で完璧主義の人が多いんですよね。
私もその一人です(^^ゞ
こういう人って責任感が強いので全部自分ひとりで抱えてしまうんですよね。
これがストレスを溜めこんでしまいやすい要因なんです。
まずは自分に合ったストレス解消法を見つけることから始めましょう。
スポーツやカラオケなど、何もかも忘れて集中できるものなら何でも良いです。
ちなみに私は綺麗な星を眺めることです。
頭の中を空っぽにしてただ星を眺めるって意外と癒されるんですよ。
たまに流れ星が流れて感動することもあるんです。
自分にちょっとだけ甘くする
真面目な人って往々にして自分に厳しいものです。
またちっちゃなミスまでいつまでもくよくよと自分を責め続けてしまいがちです。
ここは考え方を変えて、「過ぎてしまったことは仕方が無い」とか「誰でもミスはあるもの」など、ちょっとだけ自分に甘くして、常に前向きな受け止め方をすると心が落ち着きますよ。
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鉄分の不足がストレスの緩和を邪魔する
鉄分は必要な栄養素の中でも重要な役割を担っています。
体内の7割もの鉄分は血液の成分である「赤血球」の中に存在し、全身に酸素を運んでいます。
残り3割の鉄分はというと、肝臓や脾臓、骨髄に蓄えられていて、鉄分の不足に備えています。
これが底をついた時に「貧血」という症状で現れます。
特に女性は月経があるので男性よりも多く鉄分を摂る必要があります。
鉄分が不足すると脳に栄養が届き難くなり、ストレスを緩和できなくなるとされています。
ちなみに1日に必要な鉄分は男性が10mg、女性が12mgと言われていています。
鉄分が豊富な食べ物を多い順に並べてみました。(100g中の含有量 単位:mg)
1位 :乾燥ヒジキ 55.0
2位 :乾燥きくらげ 35.2
3位 :豚レバー 13.0
4位 :焼き海苔 11.4
5位 :ごま 9.6
6位 :乾燥大豆 9.4
7位 :鶏レバー 9.0
8位 :アーモンド 4.7
9位 :干し昆布 3.9
10位:アサリ 3.8
尚、鉄分は食べ物から摂取しても吸収率が悪いとされているので一工夫する必要があります。
それがビタミンCです。
ビタミンCは腸管吸収される際に鉄分を吸収されやすい形に変えてくれるからです。
ちなみにビタミンCを多く含む食べ物にはパセリ、ブロッコリー、ピーマンなどの緑黄色野菜、レモンやいちごなどの果物があります。
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鉄分とタンニンは一緒に食べてはいけない
鉄はタンニンと反応しやすく、「タンニン鉄」と呼ばれる物質を作り、鉄分として利用できなくなってしまいます。
なので鉄分を摂る時にはタンニンを含む食べ物はできるだけ避けるようにしましょう。
ちなみにタンニンは紅茶やコーヒー、緑茶に含まれる渋み成分のことをいいます。
もしお茶が飲みたいのであれば貧血対策ができることで知られている「椎茸茶」がオススメです。
「椎茸茶」は貧血を予防する生薬としても利用されているので信頼度は抜群ですよ。
以上簡単にまとめてみましたが、毎年5月になると体がだるくなるという人は一度試してみてはいかがでしょうか。
これでも体のだるさが改善しないようなら、他の病気が隠れている場合があります。
そんな時は念のために病院で診てもらった方が良いですよ。
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