寝る前に良いことだけを考えるようにして脳が満足していれば質のいい睡眠が出来ることは、アルファ波睡眠は疲れが消え去るで書きましたが、良いことだと思っていても実は睡眠にとってあまり感心しない考え方があるのをご存知ですか?

それは寝る前に布団の中で反省することです。

現代人は毎日の生活の中で様々な出来事があり、一喜一憂していますよね。

楽しいことや嬉しいこともあれば悲しいことや辛いことも少なくないはずです。

そんな中で失敗したりちょっとしたミスをしてしまったり反省することもあるでしょう。

特に企業経営者となると人との付き合いや部下の面倒など、経営だけでなく人をまとめるということまで考えなければなりません。

景気が低迷して他と同じようなことをしていてはたちまち落ちこぼれてしまう現代社会でどれだけ質のいい睡眠がとれるかが健康管理には重要な要素となっています。

なのでよく寝る前にその日の言動を思い起こして整理しようと反省する人も多いかもしれません。

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反省するとアルファ波睡眠が出来ない

あんなことを言うんじゃなかった・・・」「ああすれば良かった」などと寝る前に布団の中で考えると目が冴えてきますよね。

これは寝る体制としてはよくないことで、いわば脳が満足できないのです。

結果として眠れなくなり、寝たとしても浅い眠りとなり疲れがとれないことになります。

それではいつ反省すればいいの?って思いますよね。

それは布団に入る前に反省を終えている必要があるのです。

反省点を解決してから布団に入る

布団に入ったら反省してはいけませんが布団に入る前に「反省する時間」を作っておくようにします。

反省する時間に反省点に対する解決策を完成させておくことで寝る前に引きずることも無くなります。

解決策が完成したら後は布団の中で楽しいことだけ考えるようにして脳を満足させましょう。

そうすれがアルファ波睡眠ができて睡眠の質が向上します。

 

 

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過去の失敗を思い出してはいけない

以前の私は過去の失敗を布団の中で思い出しては反省をしたり悔しい思いをしたりそれだけで眠れなくなった事は何度かありましたが、今から思えばこうした行動が睡眠の質を下げていたんだなと後悔しています。

もちろん今は楽しいことだけを思いながら眠りにつくようにしていますが、それでもどうしても反省してしまうことが頭から離れないこともあります。

そんなとき私は「これも自分を一回り大きく出来るチャンスだ」と前向きに考えるようにしています。

するとけっこう深い眠りが出来るようになりました。

失敗は成功へのワンステップという考え方

誰もが知っている発明王のエジソンは沢山の発明品を世に送り出し私たちの生活に貢献していますが、電球の発明に至るまでは1000回もの試行を重ねたといいます。

こういった事実を問われたエジソンは、「1000回の失敗ではなく電球を発明するステップが1000回あっただけ」と答えたといいます。

つまり私たちは人生の中でどんなことでも失敗は無く、自分を成長させてくれるワンステップと捉えることで人生に意義があるということだと思います。

そう思えば取り返しのつかない失敗もそれだけ自分が大きくなったと考えることができ、それこそ布団に入ってから反省する必要も無くなりますよね。

失敗を苦にして睡眠の質を下げ健康を害しては、それこそ大きな失敗になりかねません。

何でも前向きにか考えることですね。