花粉症は鼻水、くしゃみが主な症状ですが、他にも風邪のような症状は見られる場合があります。
そして体がだるくなるのも花粉症の症状の一つ。
私も花粉症なのでいくつかの症状を経験していますが、風邪なのか花粉症なのか区別がつかないことも良くあります。
その中のひとつ、花粉症でだるいと感じることがあるのかどうか・・・
それがどうもあるらしいのです。
そこで今回は花粉症でだるさが見られる理由とその対策を見ていきます。
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花粉症で体がだるい?原因は?
花粉は年中飛んでいるもので人によってアレルゲンとなる花粉の種類は違いますが、スギ、ヒノキ、またブタクサなんかは悩まされている人は多いのではないでしょうか。
飛散時期にはいろんな体の不調が出てくるので厄介なものです。
中でも体がだるいと、なんとなく眠くなったり、また頭がぼーっとしてしまって集中力もなくなってしまいます。
そもそもどうして花粉でこのような症状が起きてしまうのでしょうか。
その理由は花粉症の症状にあります。
まずは微熱。
花粉が多い時期、体内に花粉がどんどん侵入してくるために免疫系が異物と感知し働いています。
その際に体温が上がるのです。
花粉の時期に熱っぽいなと感じることもありますが実際に微熱があるケースが多いです。
また体の体温が上がることによる寒気もだるさの原因です。
他には花粉に対して免疫系が常に機能していますから、体力が消耗され眠気も出てきます。
最近寝ても寝ても眠たいなと感じることがあればそれは花粉のせいかもしれませんね。
あるいは花粉で鼻が詰まると寝不足になりやすいので、そのせいである可能性もありますね。
寝不足になると片頭痛なども起きやすいです。
また同じ頭痛でいうと鼻詰まりで呼吸がうまくできないことでも、起こりやすいです。
というのも酸欠のような状態に陥ってしまうからです。
花粉で体がだるい場合には何と言ってもしっかり睡眠をとり体を休めること。
普段通りに生活をしていても体にはかなりの負担がかかっていることを覚えて起きたいですね。
また原因である花粉を体内にできるだけ侵入させないためにもマスクをつけることも大切です。
他には花粉に負けないためにも、特に飛散時期には規則正しい生活を心がけていきましょう。
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体がだるい時、風邪と見分けるには?
花粉症による身体のだるさと風邪による身体のだるさ。
決定的な違いがないのでどちらが原因なのかわからない場合が多いです。
そんなときにポイントとなる症状がいくつかあります。
まずは発熱。
花粉症の時は微熱が続くのですが、風邪の場合微熱から高熱になる場合があります。
ただし風邪でも微熱ですむことがあるので一概には言えません。
次に鼻水。
花粉症の時にはサラサラした透明の鼻水であるのに対し、風邪の場合は強い防御反応からどろっとした黄色い鼻水が見られます。
他には症状がどのくらい続いているのかもポイントになります。
というのも風邪がせいぜい10日くらいであるのに対し、花粉の場合花粉が飛んでいる間はずっとだるさを含めた症状が続きます。
そして決定的なのは目のかゆみ。
花粉症の代表的な症状の一つです。
目の症状があれば花粉のせいでほぼ間違いないでしょう。
ちなみに花粉症でも風邪でも、自分で対策をすれば特別なにか治療をしなくても問題がないことも多いですが、症状が重く生活に支障が出ている場合などは一度受診をお勧めします。
特に小さな子供の場合は鼻水から咳、咳から喘息などに至る場合も多いです。
軽く捉えず早めに小児科を受診しましょう。
まとめ
花粉の時期は、案外長く毎年憂鬱になってしまいますが、早めに予防や対策をしておけば症状もぐっと抑えることができます。
例えば花粉症の薬なんかは花粉が飛び始める前から服用すると良いと言われています。
自分がどの時期に花粉の影響が出やすいかしっかり把握しておくことも大切ですね。